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ナナオ,ゲーム機との接続周りが充実したエントリー向けディスプレイ発表
FS2331は,FORISのラインナップのうち,エントリーモデルと位置づけられるディスプレイ。23インチワイドのVAパネルを採用し,解像度1920×1080ドットを実現した製品だ。
4Gamerでは先に,倍速表示が可能な上位モデル「FORIS FX2301TV」(以下,FX2301TV)のレビューを掲載しているが,端的に述べて,今回のFS2331は,「FX2301TVの下位モデル」というより,「まったくの別モノ」。FX2301TVをベースに,テレビチューナーや倍速表示機能をカットしたモデルなのではなく,そもそも採用する液晶パネルからして別である。
両製品のスペックは表にまとめたとおりだが,FS2331は,ゲームやビデオに特化したというよりは,ゲーム機との接続においてキモとなるHDMI入力を維持したまま,コストを下げ,より一般的なディスプレイの方向を向いた製品といえるかもしれない。
気になる液晶パネルの応答速度は,中間調(グレー・トゥ・グレー)で7ms。FX2301TVと比べると2倍以上かかる計算だ。もっとも,表示遅延はドット・バイ・ドットのフルスクリーン表示時に1フレーム以下と謳われているので,「ゲームにも向くディスプレイ」として,一定のレベルは保っているといったところか。
また,ゲームに向けた画面表示モードとして「Gameモード」があり,同モードを選択すれば「Power Resolution」「Power Gamma」機能が有効となる。前者は,グラフィックスの立体感を強調してよりクリアに表示,後者はコントラストを強調してメリハリをつけたり,暗部を補正して見やすくしたりできる機能とのことだ。
そのほか,詳細なスペックは下に引用した表でご確認を。
##### 以下,リリースより #####
FORIS FS2331 の主な仕様
FORIS FS2331製品ページ:http://www.eizo.co.jp/products/em/fs2331/
ナナオ公式サイト:http://www.eizo.co.jp/
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