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[Gamescom]Funcomが発表したばかりの「Bloodline Champions」は,キャラクターの組み合わせで試合結果が変わりそうなチーム対戦が魅力
Bloodline Championsはオンライン専用のアクションゲームで,最大10人のプレイヤーがWarmとColdの二つのチームに分かれ,かなり狭いアリーナ型のマップの中でひたすら戦うという内容だ。基地もなく,レベルアップもなければ,ゴールドを集めるような作業もない。キャラクターがやられたプレイヤーはゲームオーバーとなり,最後の1人が残ったチームが勝つという,非常に分かりやすいゲームなのだ。
それでも,「カジュアルゲーマーからコアゲーマーまで」と銘打たれているのは,Bloodline Championsがスキルベースのゲームになっており,簡単な操作性ながらも,キャラクタークラスの特徴の理解を含めた,修練が必要となるからだろう。プレイアブルキャラクターとして,双方の勢力にHealing/Tank/Ranged Damage/Melee Damageの4種が用意されており,それぞれが異なるスキルを持っている。
この,クラスの組み合わせや,相手チームとの相性によって勝負の結果は異なってくるわけで,競技用ゲームとしても利用できるゲームになりそうだ。実際,スウェーデンという地の利を生かして,Bloodline Championsのテストにはプロゲーマー集団として有名な,SK Gamingが協力しているという。
Gamescomでは,Funcomのビジネスブースに集まった業界関係者を2チームに分けてのライブデモも行われ,わずかな時間ながら白熱した対戦を満喫できた。3人ずつが2チームに分かれて,3試合をプレイ。試合後には勝敗やプレイヤーごとの統計が算出されるようになっており,長いゲームでも5分とかからない。最後の一振りで逆転勝利したり,逆に負けしてしまったりという状況を何度が見かけたが,トーナメントのチーム戦には向いていそうなゲームという印象だ。
Bloodline Championsは,発売予定日は未定ながらも,すでにパブリックベータも始まっており,早ければ年内にはリリースされそうな感じだ。まだそれほど注目されていないゲームではあるが,そのポテンシャルはなかなかに高そうである。
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Bloodline Champions
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