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「バトルフィールド 3」のRushはこれまで以上にシビアなバランスかも。激しすぎる銃撃戦が体験できたオープンβテストのプレイフィールをお届け
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印刷2011/10/07 00:00

プレイレポート

「バトルフィールド 3」のRushはこれまで以上にシビアなバランスかも。激しすぎる銃撃戦が体験できたオープンβテストのプレイフィールをお届け

 「バトルフィールド」シリーズ最新作として,世界中から注目を集める「バトルフィールド 3」のオープンβテストが,2011年9月29日から10月10日まで実施されている。今回,日本からも接続可能なPC版オープンβテストに参加してみたので,ファーストインプレッションをお届けしよう。

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 今回のオープンβテストをプレイするには,Electronic Artsが運営しているデジタル配信サービス「Origin」が必須となるため,まず,そちらを導入したうえでクライアントのダウンロードを行う。そして,クライアントのインストール終了後にOriginからバトルフィールド 3を選択してみると,ゲームが起動するのではなく,インターネットブラウザに専用ページ「Battlelog」が表示される。

 Battlelogは,サーバーブラウザの役割を担っているほか,自分のキャラクターのプロフィールや,装備のアンロック情報の確認,フレンドの管理なども行える。今回は選択できなかったが,キャンペーンモードやCo-opモードの項目もあるので,あるいはそれらもBattlelogから起動することになるのかもしれない。
 要するにバトルフィールド 3では,ゲームを立ち上げる前にブラウザベースでゲームモードやサーバーの選択,フレンドとのコミュニケーションなどを行えるということだ。今のところ,サーバーブラウザに予約機能がないなど欠点は見られるが,ゲームを起動しなくてもサクサク操作できるのは,なかなか便利である。

ゲームプレイ前に目を通すことになるBattlelog
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 続いて肝心のゲームプレイ部分の紹介に移そう。オープンβテストでは,「Rush」モードのマップ「Operation Metro」を体験できる。Rushモードは「バトルフィールド:バッドカンパニー」シリーズでおなじみだが,簡単にルールを説明をしておくと,攻撃側,防衛側に分かれて,マップ上に設置された装置「M-COM」の破壊を巡って戦うというものだ。
 M-COMはマップ上に2つ存在するので,攻撃側はそれらの破壊を目指す。そして,両方の破壊に成功すると,ミッションがアップデートされ,マップの奥へと進めるようになり,次の目標となる2つのM-COMが現れる。Operation Metroでは,最大で3回ミッションのアップデートが行われ,最終的に合計8個のM-COMすべてを破壊できれば攻撃側の勝利,M-COM破壊前に攻撃側のチケットが0になれば,防衛側の勝利だ。

 そんなRushモードの戦場となるOperation Metroは,その名のとおり,地下鉄を舞台にしたマップ。最初は広い公園での攻防から始まり,そこのM-COMが破壊されると,地下鉄の駅での戦闘となる。地下鉄内のミッションは,通路の狭いホームと,遮蔽物の少ない改札口の2段階に分かれていて,それぞれで2つずつM-COMが配置される。地下鉄内のM-COMも破壊された場合は,最後に外の市街地で戦うことになる。
 また,マップ全体を通して乗り物が一台も出現しないので,必然的に歩兵同士の戦いとなることも特徴だ。

遮蔽物が少なく,広い公園。M-COMの周りでガッチリ待ち伏せされると,攻撃側はかなり辛い
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公園の次は,薄暗い駅のホームが舞台に。狭い通路でRPGが飛んでくると,避ける間もなく吹き飛ばされるのが恐ろしい
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3番目のM-COMは駅の改札口にある。攻撃側の侵攻ルートが3か所の階段しかないので,かなりうまく戦わないと突破できない
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最後は駅を出て市街戦だ。最後まで来ても乗り物が1台もないので,戦車や戦闘ヘリのプレイフィールが分からなかったのは残念
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 使用できる兵科は製品版と同じで,回復や蘇生が可能な「Assault」,RPGや修理キットを使える「Engineer」,弾薬の補給ができる「Support」,狙撃銃を扱える「Recon」の4種類。それぞれの兵科で異なる装備が用意されており,プレイ状況によってさまざまな武器などがアンロックされていく。
 ちなみに,バトルフィールド 3のアンロックは,兵科ごとに用意された武器だけでなく,武器そのものにも存在していたりする。例えば,それぞれの武器で規定数の敵を倒すと,その武器専用のグリップやスコープ,バレルなどがアンロックされていき,好みに応じて装着できるようになるのだ。
 本作ではアメリカ軍とロシア軍が戦うことになるわけだが,当然,陣営ごとに武器も違っているので,武器ごとにアンロックできる装備の種類はかなり多くなる。すべてをアンロックするためには,相当なやり込みが必要となるだろう。

武器はかなり豊富。それぞれの銃に個別のアンロック装備が用意されているので,アンロックの総数はかなりの数になる。また,すべての兵科が使える装備に,ピストルやショットガンだけでなく,「PP-2000」「UMP-45」などのサブマシンガンも登場している
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 さて,今回,筆者がオープンβテストをプレイしてみた率直な感想を述べると,Rushモードで攻撃側が勝利するのは,「バトルフィールド:バッドカンパニー2」(以下,BFBC2)以上に厳しくなった印象を受けた。

 まず,本作は全体的に被弾時のダメージが大きく,かなり死にやすくなっており,攻撃されると撃ち返す間もなくあっさり倒されてしまうことが多い。その上,本作には,BFBC2になかったプローン(伏せ撃ち)が実装されているので,防衛側は身を隠しながらじっくり待ち構えることができるわけだ。
 また,今回のマップに関して言えば,Operation Metroには乗り物がないため,戦車や戦闘ヘリの火力で一点突破,バギーで敵の裏手を取って攻撃といった戦術が使えず,攻めにくい。このような状況でM-COMに向かうのでは,命がいくつあっても足りないというものだ。
 今後,有効な装備や戦術が研究されれば,また印象は変わってくるかもしれないが,少なくとも今までのRushモードと違った立ち回りが要求されるのは,間違いない。

筆者の腕がへっぽこなのはさておき,M-COMの破壊はかなり難しくなった気がする。防衛側に要所をきっちり押さえられてしまうと,正直手も足も出ない。ああ,またやられた……メディーック!
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 最後に,従来シリーズからのプレイヤーなら気になっているであろう,Squad(分隊)システムまわりについて触れておこう。今回のSquadは最大で4人までが所属でき,

  • 誰か生存している分隊員がいれば,その場所からリスポーン可能
  • Reconの兵科は,マップ上に「RADIO BEACON」を設置して,リスポーンポイントを作成できる。BEACONからは分隊員全員がリスポーン可能

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となっている。「バトルフィールド2142」とBFBC2のSquadシステムを組み合わせたような感じだと考えると,分かりやすい。
 そのため,一度死んでしまってもすぐに戦線に復帰しやすく,最前線でガンガン戦えるが,防衛側からすれば,一度敵に入り込まれると対処が難しい。攻撃側は従来以上に,Squad内での連携や,いわゆる「裏取り」が重要になるかもしれない。

 一方で,今回体験できたSquadシステムには,個人的に大きな不満もある。それは,本作では所属するSquadを自分で選択できず,「人数が少ないところへ自動的に割り当てられる」ようになってしまったことだ。
 知り合いと一緒に遊ぶなら同じSquadに入りたいところだが,それさえ自分で選べないのは非常に不便。なにより,強制的に入れられた分隊のメンバーが,遙か遠くで伏せているスナイパーしかいない……となったら,積極的に攻めるSquadで戦いたい筆者としては,もう白旗を上げるしかない。製品版ではこのあたりの調整をしてもらえると嬉しい。

リスポーンポイントになるRADIO BEACONは非常に便利。本作のReconはサブマシンガンを装備できるので,敵地に突撃してBEACONを設置しておくようなプレイも可能
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 以上が,オープンβテストで体験できる内容と,そのプレイフィールだ。オープンβテストは北米時間の10月10日まで実施される予定なので,まだプレイしていない人は,期間中に期待の最新作に触れておこう。
 ただ,従来作品をプレイしている身としては,やはり,おなじみの64人が参加する「Conquest」モードを存分に遊びたいところ。製品版が発売される11月2日(北米は10月25日)を楽しみに待ちたい。

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「バトルフィールド 3」公式サイト

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