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[TGS 2010]新ユニット「竜宮小町」,さらに男性ユニットもデビュー。起こることすべてが“事件”となる「アイドルマスター2」プレイレポート
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印刷2010/09/18 21:47

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[TGS 2010]新ユニット「竜宮小町」,さらに男性ユニットもデビュー。起こることすべてが“事件”となる「アイドルマスター2」プレイレポート

画像集#002のサムネイル/[TGS 2010]新ユニット「竜宮小町」,さらに男性ユニットもデビュー。起こることすべてが“事件”となる「アイドルマスター2」プレイレポート

 TGS 2010のマイクロソフトブースに,Xbox 360を代表する人気シリーズ最新作として2011年春に発売予定の「アイドルマスター2」(以下,アイマス2)が展示されていた。本作はこのTGS 2010で,発売元であるバンダイナムコゲームスブースによる映像出展のみが行われる予定だったが,急遽マイクロソフトブースでプレイアブル出展されることとなったという。

マイクロソフトブースの一画にある試遊コーナーは大盛況。一般公開となった本日18日の開場数十分で,長蛇の列ができていた
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「アイドルマスター」公式サイト


 なお,本稿執筆直前に開催されたステージイベント「765プロダクション2010年度 決起集会」にて,なんとライバルの961プロから“男性3人組”のアイドルユニット「Jupiter」がこのアイマス2内でデビューすることが電撃的に発表され,ファンの間で大騒ぎになっている。気になる人は「こちら」の関連記事をチェックしておいてほしい。

ステージイベントに備え,気合いを入れるファンの姿も。彼らの着ているハッピは,アイマスイベントで販売されたアバター用の“応援グッズセット”を,自分達で再現して制作したのだとか
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発表後,バンダイナムコゲームスとマイクロソフトの両ブースで配布された号外。「Jupiter」デビューのニュースのほか,細かいネタが散りばめてある。ファン必見だ
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 さて,そんな衝撃の“事件”が続くアイマス2。本作においてプレイヤーは,765プロに所属するプロデューサーとなって,3人組のアイドルユニットを育成し,“アイドルアカデミー大賞”の栄冠を勝ち取ることで,彼女らを国民的アイドルにまで育て上げるのが目的だ。出展されたプレイアブル版は,この日のために作られたTGSスペシャルバージョンで,真美・春香・響3人のユニットを育成中の“5週め”をプレイできる。冒頭の3人の登場シーンでメンバーから挨拶代わりの問いかけがあり,それに応えた後,週のスケジュール選択へ移る。

 今回は全国主要6地域それぞれにアイドルの“ファン数”が設定されており,各地で仕事をこなすことによって,地域ごとのファンを増やしていくという仕様になった。仕事がある地域にはその内容が表示され,仕事のコストが3以内に収まるようにスケジュールを組んでいくのだ。仕事にはレッスンや営業などもあるが,筆者は3日間この試遊台を眺めていて一番面白そうだと感じた「フェスティバル」をブッキングしてみた。

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 初代「アイドルマスター」における“オーディション”に相当するこのフェスティバルは,やはりリズムゲームの体裁だ。ステージ上でタイミングよくアピールを繰り返し,同時に出演しているライバルユニットよりも高いスコアを出せば勝利となる。ダンス(Xボタン),ビジュアル(Yボタン),ボーカル(Bボタン)というオーディエンスに対応した3つのボタンを,画面に並ぶ3つの円とその波紋が刻むBGMのビートに合わせて押していく。オーディエンスには“興味レート”が設定されていて,これが高いほど1回のアピールでのスコアが上がるが,同じボタンを連続で押しているとこの数値がどんどん下がってしまう。別のボタンを押してアピールするか,Aボタンを押して「思い出アピール」を使って,興味レートを回復させるのだ。
 うまくアピールすると,画面左上のボルテージゲージが上がっていき,ゲージがMAXになるとRBボタンで「バーストアピール」を発動できる。歌が終わるまでに,スコアがライバルより上ならば勝利となり,アンコールでもう1曲歌うことができる。

 ビートに合わせてタイミングよくボタンを押すのは意外に難しく,さらに歌を唄っている短い間に瞬時に判断する必要があったりするので,多少なりともゲームに慣れていないとライバルに勝つのは難しいかもしれない。プレイの結果,筆者はライバルに負けてしまったのだが,その左右でプレイしていた来場者諸氏も敗北していた様子。横に3つ並んだ画面すべてに,ライバルユニットの姿が映し出されることとなった。なおここでライバルとなるアイドルユニットは,なんとプレイヤーが所属する765プロ内の新ユニット「竜宮小町」(亜美,伊織,あずさの3人)である。

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 ゲーム内で1日の仕事が終わると,TGSバージョンの試遊は終了。なんとここで,前作までアイドルと事務員を兼任していた律子が,同じ765プロのライバルプロデューサーとなった姿で登場する。すでに発表済み(関連記事)の事実ではあるが,これまで“りっちゃん推し”だった筆者は若干複雑な気持ちである。なおここでの律子のボイスは,このTGSバージョン向けに録り下ろされた内容とのこと。最終日に遊ぶ人はじっくり聞いておこう。

 さて,最初から3人ユニットを育成したり,同じ事務所内でのライバルユニットが登場したりするなど,プロデューサーであるプレイヤーの環境は大きく変わった。設定上は前作とのつながりなどはなく,ファンはもちろん,シリーズ未経験者も,比較的すんなりと入っていけるのではないだろうか。

画像集#012のサムネイル/[TGS 2010]新ユニット「竜宮小町」,さらに男性ユニットもデビュー。起こることすべてが“事件”となる「アイドルマスター2」プレイレポート
 また,このTGSバージョンを見た限りではあるが,前作に比べて技術が向上しているのか,アイドル達のルックスや演出などのエフェクトといったビジュアルが,同じハードウェアとは思えないほど美しくなっているという印象を受けた。ファンにとって寝耳に水(?)であろう男性ユニットの登場も,――賛否はまた別として――これからのアイマスカルチャーにどのようなうねりを巻き起こすのか,大いに気になる次第だ。ファンならずとも,2011年春の発売が楽しみな1本である。

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[TGS 2010]「アイドルマスター 2」に新たなライバルがまたしても出現。「竜宮小町」と黒井プロダクションの隠し玉,「Jupiter」のパフォーマンスを収録したムービー3本を掲載

[TGS 2010]マイクロソフトブースでプレイアブル出展の「アイドルマスター2」。プレイ模様を撮影したムービー5本を掲載


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    アイドルマスター2

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