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    「龍が如く」次回作はPS3で,公開ビジュアル第1弾の真島吾朗は主人公? 新プロジェクト始動の意気込みを名越総合監督に聞いてきた
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    印刷2010/07/02 18:24

    インタビュー

    「龍が如く」次回作はPS3で,公開ビジュアル第1弾の真島吾朗は主人公? 新プロジェクト始動の意気込みを名越総合監督に聞いてきた

    画像集#002のサムネイル/「龍が如く」次回作はPS3で,公開ビジュアル第1弾の真島吾朗は主人公? 新プロジェクト始動の意気込みを名越総合監督に聞いてきた
     「龍が如く」の新プロジェクトがスタートした。
     本日(7月2日),東京都内のドン・キホーテ新宿東口本店に掲出された「龍が如く」の新広告,および「龍が如く.com」に「新プロジェクト始動!」の新ページが公開されている。
     それぞれ,シリーズでおなじみの「真島吾朗」がマシンガンを持っているビジュアルのみと,その内容などは一切明らかにされていないが,気になるファンは多いことだろう。

    今回は,「龍が如く」シリーズの総合監督である,名越稔洋氏が同店舗を訪れ,この新プロジェクトに関する記者会見を行った。PSP用ソフトとして,2010年9月22日に発売される「クロヒョウ 龍が如く新章」とは別の作品として,PlayStation 3向けにリリースされるという本作が気になる人は,ぜひ最後まで読んでほしい。

    「龍が如く.com」

    「龍が如く.com」内「新プロジェクト始動!」ページ


    画像集#003のサムネイル/「龍が如く」次回作はPS3で,公開ビジュアル第1弾の真島吾朗は主人公? 新プロジェクト始動の意気込みを名越総合監督に聞いてきた

    ――よろしくお願いします。早速ですが,今回「龍が如く」新プロジェクト始動ということで,ドン・キホーテ新宿東口本店に,真島吾朗の巨大な看板が掲出されました。この看板には,どのような意図が込められているんでしょうか?

    名越氏:
     「龍が如く」の次回作を作っているという宣言と,内容の第1弾をお伝えしたいと思っています。
     今回は,ゲームの方向性とか内容,ドラマのタッチを含めて,だいぶ思い切ったことをやるんです。それを,丁寧に説明していきたいのと同時に,ドラマチックに露出させていきたいので。まずは,どのへんの情報からがいいかなと考えて,このビジュアルからスタートしました。
     これは本当にきっかけであって,今から策を講じて,「見れば見るほど途中でよく分からなくなる」であったり「多分こういうものになるんじゃないかな」であったりと,リリースされるまで楽しみになるような展開に持っていきたかったんです。
     その一発目をぜひ注目していただきたいなと。

    ――率直にお聞きしますが,プラットフォームはどうなるんでしょうか?

    名越氏:
     PS3です。

    ――今回掲出された真島吾朗のビジュアルが,次回作のメインビジュアルになるんでしょうか?

    名越氏:
     ビジュアルの第1弾で出したのが,桐生ではなく真島だった,という言い方が正しいですね。メインビジュアルというのは,そのゲームのすべてを示すものなので。

    ――真島吾朗は,主人公ではないんですか?

    名越氏:
     主人公として使えます。それ以上はまだ何も言っていない状況だということで,ご理解いただけるといいかなと思います。

    ――次回作では,どのようなテーマが扱われるのでしょうか?

    名越氏:
     テーマにも,いろいろなテーマがあります。
     「龍が如く」なので,熱いドラマ,男達のドラマというのは変えたくないんですけど,そのストーリーの組み立て方はテーマの一つですね。
    「見参!」は“時代劇”でぶっ飛ばしましたけど,違う意味で,またぶっ飛ばす作品にしたいですし。
     「龍が如く」は,前向きにいろいろ遊べるタイトルだと思うんですよ。だから,そういうトライもまたやってみたいなと。
     単純に世界観を飛ばすだけではなくて,ゲームのシステムもいろいろ悩んでいます。

    ――悩んでいるとは,どのような点ですか?

    名越氏:
     「龍が如く」は年1回のペースでリリースしていて,抜本的なプログラムソースの変更なども,実は細かいレベルで深みはどんどん増して,技術的にも良くなっているんですが,やはり進化していかなきゃいけない。
     進化するときには,1回壊さなきゃいけないところもあるので,それをどこかのタイミングでやりたいんです。
     ただ,「壊す間『龍が如く』はちょっと工事中で出ません」では,ユーザーの皆さんも寂しいでしょう。
     また,これはこれで僕のわがままなんですけど,壊しながら新しいものを作っていきたいし,待たせることもしたくない。「普通できないだろう」みたいな開発ペースであったり,いろいろなものが,なんとかできているというところが,うちのチームの努力なんです。
     そういう意味では今回も,壊しながら新しい展開に近付いていける,そのきっかけになる第1弾にしたいな,というコンセプトで臨んでいます。
     もちろん,実験作ではないので,中身は面白いちゃんとしたコンテンツとして,自信をもってリリースするまで,責任もってがんばります。

    ――現在行われている第2回キャバクラ嬢役オーディションは,もしかして今回の「龍が如く」新作に向けたものですか?

    名越氏:
     はい,そうです。
     「クロヒョウ」の絡みもあって,中には「『龍が如く』がPSPになったよ」みたいな声が上がるだろうと,ある程度理解はしていたんです。
     実際にミスリードの声も上がり始めたので,この時期に発表したというのもあります。「そうではないよ」と言わないといけないので(笑)。

    ――現在,ドン・キホーテ新宿東口本店では,「クロヒョウ」の看板が大きく掲出されています。ドン・キホーテで新作の最初のメッセージ発信を行ったことについて,教えてください。

    名越氏:
     初代「龍が如く」では,タイアップをいろいろとやらせていただきましたけど,世界観を象徴するランドマーク・アイコンとして,ドン・キホーテさんはどうしても欲しかったんです。
     作品に対する理解をなかなか得られない状況の中で,どうしても欲しいランドマークのブランドが,快く参加してくださった,ということは,第1弾を出すときに,非常に心強い後押しになりました。
     当時は,すごく産みの苦労の塊みたいなプロジェクトでしたから,そんな中で,「面白そう」「参加したい」って言ってくれたドン・キホーテさんは,格別な位置付けのブランドです。
     最初の「龍が如く」を出したときの気持ちも,いまだに変わっていませんから,最初に何かやるときに,ドン・キホーテさんからスタートというのは,僕としても,すごく嬉しい展開のスタートの仕方だなと思っています。

    ――この次回作の続報は,東京ゲームショウ 2010で出ることになるんでしょうか?

    名越氏:
     完璧な姿で見せることができると思うんで,ビックリして帰ってもらえたらいいですね。

    ――最後に,読者へのメッセージをお願いします。

    名越氏:
     東京ゲームショウがすべての皮切りなので,そこまでの期間は,ちょっと小出しになるんですけど,想像を膨らませて待っていただいて欲しいです。その膨らませた想像を超える中身が待っていると思います。
     もともと,ある作品をやりながら別の作品をやることで気分転換になって,相乗効果で作品が同時進行で膨らんでいく発想ができる,と僕は思っています。
     僕自身,「クロヒョウ」とこのタイトルでパツパツの状態なのでちょっとしんどいですけど,そういう意味では,両方ともいい感じで膨らんでいっています。
     今日のドン・キホーテさんは,まさしく自分のプロジェクトというか,集合体の宣伝みたいな感じになっているのが,すごく嬉しいんですけど,両方とも,自信持ってお勧めできるタイトルに仕上がってきているので,期待していてほしいです。「クロヒョウ」があっても,据え置き機も出るよ,みたいな感じで考えていただければいいかなと(笑)。
     具体的な時期はまだ言えないんですけど,がんばります。

    ――ありがとうございました。

    「龍が如く.com」

    「龍が如く.com」内「新プロジェクト始動!」ページ


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