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イギリスのSplash Damageと「World of Tanks」シリーズのWargamingがコラボプロジェクトを進行中
Splash DamageのCEOであるPaul Wedgwoodは,「わが社は世界をリードするプラットフォーム,IP,そしてサプライヤーとの密な関係を保ち,これまでもチームプレイを中核にした独自性の強いタイトルを生み出してきました」と話し,「WargamingのCEOであるVictor Kislyi氏とは,ゲーマーコミュニティに対する大きな情熱を共有しています。我々は常に活動的にゲーマー達の声を汲み取り,彼らの求めているものに応え,仲間たちと協力して友情を育みあえるようなオンライン体験を創造してきました」と語った。
Kislyi氏も,「私がSplash Damageについて最も感銘を受けたのは,彼らのプロジェクトに対する情熱です」とし,「彼らは,時計が寸分の狂いもなく作動するまで調整を続けるかのように,思い出深いゲームを作り出すことに懸命な努力を惜しみません。我々は,プレイヤーを念頭に置いたゲームデザインという価値観を共有しており,Wargamingにとっては良いパートナーになってもらえるでしょう」と続けている。
Splash Damageと言えば,もともとはid Techエンジンに精通する開発集団として,「Return to Castle Wolfenstein: Enemy Territory」(2003年)や「Enemy Territory: Quake Wars」(2007年)で台頭してきたメーカーだ。オンライン対戦のシステムでも高い評価を得ており,「DOOM」「Gears of War」など知名度の高いIPに関わってきたほか,自社タイトルとして「Brink」(2011年)や「Dirty Bomb」(2014年)などもリリースしている。Wargamingとのコラボは,何らかのFPSになるのだろうか?
今回のアナウンスの目的は,この提携によるプロジェクトの進行に必要な開発人員を集めることにあるようで,公式サイトではさまざまな職種の募集が開始されている。果たして,ここからどのようなゲームが生み出されてくるのか,正式発表に期待しておきたいところである。
Splash Damage公式サイト内のアナウンス
- 関連タイトル:
World of Tanks
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(C) Wargaming.net