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Wargamingが日本法人を設立。コンシューマ機市場への展開を機にいよいよ日本上陸を果たす
同社のプレスリリースによると,CEOであるビクトル・キスリー(Victor Kislyi)氏は「Wargamingが世界規模で展開していくうえで,日本の重要性を無視することはできません。日本は大きなゲーム市場であるだけでなく,Free-to-Play型のビジネスモデルが急成長している」とし,とくにカスタマーサービスの面を重視して,Wargaming Japanを拡充していくとのこと。また,「有能でプロフェッショナルな人材を求めている」とあり,まだ組織を構築している最中のようだ。
ベラルーシの首都,ミンスクに居を構えるWargamingは,今年で創業15周年を迎える。この重要な年に「World of Warplanes」や「World of Warships」の年内ローンチを控えているうえ,以前から噂されていたコンシューマ機向けのビジネス展開がE3 2013において発表される予定となっている。現時点では,1月に買収したDay 1 Studios(現Wargaming West)が開発中の新作が発表されることが分かっているが,これがコンシューマ機向けの「World of」シリーズなのか,それとも買収以前から同スタジオが開発に着手していたとされるメカアクション「Reign of Thunder」なのかは不明だ(関連記事)。
Wargamingが注目されるようになったのは,2010年10月にロシアでローンチされたWorld of Tanksが,まだ欧米では珍しいFree-to-Play型のサービスとしてゲーマーの間で受け入れられてからのこと。2012年には,この1作だけで約2億1800万ユーロ(約286億円)もの年間売り上げを達成したことが発表されている。彼らのPCゲーム市場で培ったノウハウが,コンシューマ機の分野にどう生かされていくのか,今後の展開に目が離せない存在だ。
「World of Tanks」公式サイト
「Wargaming.net」公式サイト
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