業界動向
“東欧の雄”Wargamingが,「F.3.A.R.」を開発したシカゴのDay 1 Studiosを買収。次世代コンシューマ機市場に参入へ
なお同社は,PC向けオンラインシューティング「World of Warplanes」の正式サービスを,年内に開始する予定だ。
2001年に設立されたDay 1 Studiosは,Microsoft Game StudiosのXbox向けシューティング「MechAssault」(2002年発売)や,LucasArts Entertainmentの「Fracture」(2008年発売)など,これまで一貫してコンシューマ機向けのゲームを開発してきたデベロッパだ。
一方Wargamingは,World of Tanksの成功により,今やFree-to-Play型ゲームメーカーを代表する存在となっている。両者はあまり接点がなさそうだが,WargamingのCEOヴィクター・キスリー(Victor Kislyi)氏はプレスリリースの中で「コンシューマ機に向けたゲーム開発への参入は,Wargamingにとって大きなステップであり,これからは新しいプラットフォームでのプレゼンスも発揮できる」とコメントしている。現在は,PCゲーム以外のゲーム開発にも着手している模様だ。
さらにキスリー氏は「買収による成果も近々お見せできるでしょう」と新作の存在も匂わせている。次世代のコンシューマ機市場ではFree-to-Play型のゲームが大きなカギを握ると言われているだけに,WargamingとDay 1 Studiosのノウハウが噛み合えば,今後のゲーム市場でさらに飛躍する可能性もありそうだ。続報に期待しておこう。
Wargaming公式サイト(Wargaming.net)
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World of Tanks
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