プレイレポート
[E3 2011]いったいどうすれば死ねるんだ!? 異色の不死身アクション「NeverDead」をE3の会場で体験してみた
KONAMIが開発を進めている異色の“不死身アクション”「NeverDead」(PlayStation 3 / Xbox 360)は,少なくとも筆者にとっては初の体験を与えてくれたタイトルだ。
というわけで今回は,E3 2011の会場にてプレイアブル出展されていたNeverDeadを実際にプレイしてみたので,その感触をレポートしてみたい。なお,今回プレイしたのはXbox 360版。そのため,ボタン操作に関する表現はXbox 360版のものになる。
死なないからこそできるアクションの数々
だが,実のところ,ブライスにはこれらを超える最大の武器がある。それは,自身の身体だ。
もちろん,同じことは右腕でも行える。
腕を投げてしまったら通常の攻撃はどうするのかと思われるかもしれないが,不死身の彼にとってそんなことは些細な問題。左アナログスティックを押し込んでしばらく待てば,まるで水が湧くように,もげたところから身体のパーツがぼこっと生えてくる。彼の腕は,永久にチャージできる手榴弾のように使えるというわけだ。
また,このほかブライスは炎に包まれても感電しても死なないので,身体に火をまとったり帯電したりしながら動き回ることもできる。もちろん,敵は燃えるし感電するので,まさに全身これ武器といった具合なのである。
頭部がキモである以上,頭部をやられたら死ぬような気はするし,ブライスの無双っぷりを目の当たりにすると,文字どおり,どうやっても死なないのではないか,という気もする。本当にゲームオーバーがないのかどうか,今回のテストプレイでは分からなかったが,「死のうと思っても死ねないアクション」という時点で,相当に興味深い。
グラフィックスの衝撃度的に,日本で販売できるのかどうか不安な部分もあるが,同時に,相当楽しみなタイトルといえそうだ。
本作に関して言えば,プレイ中に突然トイレへ行きたくなっても,スタートボタンを押す必要なんてないのかもしれない。
●公開されたスクリーンショット
●公開されたキャラクターアート
→NeverDead公式Webページ
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