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やはりウワサは本当だった。Creative Assemblyが新作RTS「Shogun 2: Total War」の存在を明らかに
これまでいろいろなウワサが流れていた,The Creative Assemblyの新作ストラテジーが,やはり「Shogun 2: Total War」になると明らかになった。謎のカウントダウンが表示されていた,Total Warの公式サイトが日本時間の本日(6月3日)からShogun 2: Total Warに変わっており,それをクリックして閲覧できる公式サイトでは,数日前にリークされたファクトシート(メディアなどに配るためのゲームの基本情報)と同じ内容の説明が書かれている。
また,この公式サイトでは,日本の書道家らしき人物が「将軍」という文字を何度も書きながら,将軍とはどんな人物像かを日本語で話すティザームービーが紹介されている。英語字幕もなく,「日本人以外の誰に向けたビデオ?」と首をかしげたくなるが,日本人としてはちょっと嬉しいかも。
「Shogun 2: Total War」公式サイト
その後,戦場をヨーロッパやアメリカ,インドなどに移していったTotal Warシリーズだが,今回,ひさびさにShogunへの回帰となる。プレイアブルな大名家は9つに増えており,また海戦もプレイできるなど,シリーズ従来作で培ってきたノウハウは十分に活かされていそうだ。
「Napoleon: Total War」ではナポレオンやウェリントン公といったキャラクターユニットの登場でシリーズに新鮮さを与えていたが,Shogun 2: Total Warでも大名や武将,そしてエージェントと呼ばれる,おそらくニンジャなどのキャラクターユニットが登場する予定だ。それぞれキャラクターの特性や,レベルアップ要素にも気を使っている様子で,敵のAIも「孫子の兵法」に合わせたチューニングが行なわれているという。
また,敵の立て篭もる城に火をかけるといった戦術が加えられており,スケールの大きな攻城戦が楽しめそうだ。公式サイトの説明文では,「マルチステージ」という言葉が使われていて,近隣の砦を攻略して本城に至るといったステージから始まり,最後は本丸を目指して城内を攻め上っていくという一連の流れになるのだろう。
海戦でも,マップ上に点在する島々を奪い合ったりなど,これまではなかった要素が加味されているようだ。
最大8人がプレイできるオンラインモードでは,友達と協力してゲームを進める「Campaign Multiplayer」モードが追加されているほか,クランによるチームプレイ,対戦結果のボードなどがフィーチャーされるらしい。
現在のところ,Shogun 2: Total Warの発売予定は“2011年”とだけ記されており,画面写真の公開などは,6月に開催されるE3を待つしかなさそうだ。アメリカのゲーム情報サイトのIGNには,すでにプレビュー記事が掲載されているので,気になる人はチェックしておくといいだろう。
ともあれ,日本のTotal Warファンにとって11年ぶりのShogunへの回帰は,非常に喜ばしいこと。E3の最新情報を楽しみにしてほしい。
- 関連タイトル:
トータルウォー:ショーグン2 日本語版
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