Rockstar Gamesが「L.A.ノワール」のリマスター版を2017年12月にリリース。Nintendo SwitchやHTC Vive版の発売も予定

　Rockstar Gamesは，2011年に発売されたオープンワールドのアクションゲーム「L.A.ノワール」を4K解像度に対応させたリマスター版を，海外では11月14日，日本では12月中にリリースするとアナウンスした。対応機種はPlayStation 4，PlayStation 4 Pro，Xbox One，Xbox One Xだが，さらにNintendo Switch版とHTC Vive版も発売される予定だ。

「L.A.ノワール」4つの新バージョンが12月に登場

　1947年のロサンゼルスから始まる「L.A. Noire」は，市警の刑事コール・フェルプスが街のさまざまな事件を追いつつ，次第に大きな陰謀に巻き込まれていくという物語が展開する。Rockstar Gamesのオープンワールドタイプのゲームの中でも異色の作品で，映画「裸の町」や「L.A.コンフィデンシャル」など，フィルム・ノワールにインスパイアされた世界観が特徴だ。尋問中，容疑者の表情の変化を読み取るといったアニメーション技術も当時としては高く評価され，500万本のセールスを記録したという。
　リマスター版とNintendo Switch版，そしてHTC Vive版の内容は，以下のようなものになる。

■PlayStation4/Xbox One版
　オリジナルゲームとすべてのDLCで，照明や雲の様子といったグラフィックスを大きく改善。カメラアングルにも新しいものが用意されたほか，テクスチャを一新させ，ネイティブの1080pと4K解像度に対応させた。

■Nintendo Switch版
　オリジナルゲームとすべてのDLCを同梱し，Joy-Conを使ったジェスチャーコンロトールに対応。振動に加えて，専用の肩越しカメラ視点や，ポータブルモードのタッチスクリーンもサポートしている。

■HTC Vive版
　オリジナルゲームのうち，7つの捜査案件を厳選し，証拠品や尋問などから事件解決をVRで楽しめる。