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【PR】行く末は仁君か,それとも暴君か。“王様シム”要素でパワーアップした人気RPGシリーズ最新作「Fable III」のPC版がついに登場! その魅力をあらためて紹介
「Fable III」公式サイト
Xbox 360版の発売から随分と遅れての登場となるPC版Fable III。PCゲーマーにとっては「待ってました!」と言いたいところだろうが,中には「そもそもFableってどんなゲームなの?」という人も少なくないだろう。
そこで4Gamerでは,PC版Fable IIIの魅力を2回の特集記事に分けて徹底紹介。1回目となる本稿では,Fableシリーズの歴史をあらためて振り返りつつ,その最新作であるFable IIIの魅力をお伝えしていこう。
善悪の判断はプレイヤー次第!
「Fable」シリーズのコンセプト
Fableシリーズ最大の特徴といえば,何と言っても“プレイヤーが善悪の判断を行える”という要素だろう。そしてプレイヤーがとった行動は,ストーリーだけでなく,主人公の容姿にまで影響を及ぼすのだ。善行を積み重ねれば,穏やかで清潔な“いかにも英雄”といった風貌になるが,悪行を犯し続けると,角が生えたり目が赤く光ったり,もはや人間かどうかすらも怪しい姿に変わり果ててしまうこともある。
また善人であれば,街で見知らぬ人々に賞賛されたり,買い物で値引きしてもらえたりするのだが,悪人である場合は口々に罵倒されるだけでなく,商店でも邪険に扱われる。
とはいえ,主人公が超善人の場合は,歩いているだけで頭上にハートを浮かべた人々が「抱いてー! 抱いてー!」と寄ってくるので,悪人プレイヤーは,現実世界と同じような恋愛格差の厳しさに打ちのめされることになるだろう。悪人が嫌われるのは,現実でもゲームでも変わらないってこと。
そうそう。Fableシリーズでは,NPCとの関係が深まると,最終的にはベッドインや結婚が可能になるのだが……場合によっては同性婚も可能だ。そしてベッドインする際に避妊具をつけないと,その結果子供が生まれたり,性病にかかってしまったりすることさえある。ピーター・モリニュー氏……まさに奇才と呼ぶに相応しいゲームクリエイターである。
とまぁこのように,プレイヤー自身が自己責任のもとに善行/悪行を選択でき,その結果が主人公の容姿や地位だけでなく,ストーリー展開や世界の行く末にまで影響を及ぼすのがFableシリーズの特徴であり,魅力なのだ。この,“自由度の高さ”などというありがちな言葉では表現しきれない,突き抜けたフリーダムさが,多くのファンに支持され続けている理由でもあるのだ。
シリーズ作品の概要を知れば面白さ倍増!
Fableシリーズの“英雄達の軌跡”
■「Fable」
記念すべきシリーズ第1作。2005年3月にXbox用タイトルとして発売され,同11月には拡張版である「Fable: The Lost Chapters」も,Games for Windows対応のPC版が発売されている。
主人公は広大なアルビオン大陸にある,オークベールという小さな村に暮らす少年で,家族と穏やかな日々を過ごしていたところを,突如山賊に襲撃される。父を殺され,姉もさらわれてしまうが,主人公だけは危機一髪のところで英雄ギルドのリーダーである“メイズ”によって救い出された。
それから月日は経ち……英雄候補生として立派に育てられた主人公は,やがて自分の運命と向き合うため,冒険の旅へ身を投じることになる。
単純な勧善懲悪で終わらないストーリー展開と,自由度の高いゲーム性が話題となり,全世界で約260万本もの売上本数を記録した。
■「FableII」
2008年12月にXbox 360用ソフトとして発売されたシリーズ第2作。
前作から数百年後のアルビオン大陸が舞台となっており,主人公はバウワーストーンの貧民街に住む少年(あるいは少女)。姉である“ローズ”と貧しいながらも平和な生活を送っていたが,ある日,謎の女性“テレサ”に勧められて“願いが叶うオルゴール”を露天商から購入する。
「お城に住みたい」と願いながら鳴らしたオルゴールは,突如まばゆい光を放って消えてしまい,ローズは落胆する。しかしその晩,なぜかバウワーストーン城の城主である“ルシアン”に呼び出され,ローズは喜ぶのだが……ローズはルシアンによって射殺され,続けて主人公も銃撃を受け窓から落とされてしまう。
瀕死の重傷を負った主人公だったが,まるでタイミングを図ったかのように現れたテレサによって救われ……それから10年後。主人公は姉の仇を討つために旅へ出る。
本作からは主人公の性別が選択可能となり,また冒険の相棒として犬を連れて歩けるようになった。そして新たな武器として“銃”が追加され,オフライン/オンラインでの協力プレイも可能になった。シリーズ独特のゲーム性は踏襲しつつ,あらゆる面でパワーアップを果たした名作だ。
■「Fable III」
Fableシリーズ最新作。前作で姉の仇を討ち,ルシアンの野望を阻止した英雄がアルビオンを統一。それから50年の月日が流れ,彼亡き後に産業革命を迎えた世界が舞台となっている。
なお,英雄は二人の子を遺しており,その下の息子(あるいは娘)が本作の主人公となる。ストーリーは,シリーズ初の2部構成で,暴君と化した兄王を相手に革命を起こす第1部と,新たな王となった主人公がアルビオンを統治する第2部に分かれている。
基本的には,前作のゲームシステムを踏襲した内容になっているが,プレイヤーが王としてアルビオンの行く末を左右するというのは,シリーズ初の試み。また,前2作に比べるとストーリー面が重視されており,主人公がよく喋るのも特徴的だ。
行く末は仁君か,それとも暴君か
プレイヤーの手に委ねられる世界
前述したように,善悪の選択や人々とのコミュニケーションといった要素は,もちろん本作でも踏襲されている。その辺についてはコンセプト紹介の部分で大体は理解してもらえたと思う。もちろん最新作では色々とブラッシュアップされているのだが……せっかくなので,ここでは本作ならではの完全新要素である“自らが王になる”という部分にフォーカスして紹介していこう。
ストーリーが2部構成となっている本作では,第2部に入ったタイミングで,主人公が玉座につくことになる。それまで身ひとつで戦っていれば良かったのが,いきなり国全体のことを考えて動かなければならなくなるのである。
別にゲーム性がガラリと変わるというわけではなく,王とはいっても自由に外出できるし,行動が大きく制限されることもないのだが……“とある理由”から,早急に軍備の増強をしなければ,アルビオンが滅ぼされてしまうかもしれないというギリギリの瀬戸際に追い込まれてしまうのである。
しかし,そこはさすがのFableクオリティ。一方では国権派の臣下から「それより大人の社交場を作って儲けましょう」「金がかかるので放置でいいでしょう」などといった正反対の提案も飛び出してくるのだ。
どちらの提案を選択するか,その最終的な決定は,当然ながら王であるプレイヤーに委ねられる。
国費を民衆のために惜しまず使うのは,確かに美しい行いかもしれないが,それは国を危険に晒してでもやるべきことなのか? そして国を守るためとはいえ,民衆に重税を課し,苦しめることが本当に正しいのか?
まさにジレンマ爆発。絶対的な答えを出せない問題に向き合う王の葛藤を,リアルに味わえるのである。気が付けばプレイヤーは,モニターの前で渋い“王フェイス”に頬杖をついて悩む“王ポーズ”を取っているに違いない。「Fable III」だからこそ味わえるプレイ体験に,ドップリ酔いしれることになるだろう。
さて,ここまで読めばもう「Fable III」についての予習は完璧だろう。次回の特集記事では,ゲーム内容により深く踏み込んだプレイレポートをお届けする予定なので,楽しみにしていてほしい。即位の日に備え,今のうちに帝王学を勉強しておくといいかもね。
「Fable III」公式サイト
PC版 『Fable III』 製品概要
タイトル表記 : Fable III
日本語カナ読み : フェイブル スリー
発売元 : 日本マイクロソフト株式会社
開発会社 : Lionhead Studios
発売予定日 : 2011 年 5 月 20 日 (金)
希望小売価格 : 6,615 円 (税抜 : 6,300 円)
ジャンル : アクション PRG
オフラインプレイ人数 : 1 人
オンラインプレイ人数 : 1 - 2 人
対象年齢 (CERO) : Z 区分 (18 才以上のみ対象)
Web サイト : http://www.microsoft.com/japan/games/fable3/
コピーライト表記 : (C) 2011 Microsoft Corporation. All Rights Reserved.
フォーマット : Microsoft Windows XP、Windows Vista およびWindow 7 オペレーティングシステム用 DVD-ROM
推奨動作環境
オペレーティング システム : Microsoft Windows XP / SP3 32ビット 日本語版、Microsoft Windows Vista SP2 32 / 64ビット日本語版、Windows 7 32 / 64ビット 日本語版
CPU : Intel Core 2 Duo 2.0 GHz、AMD Athlon X2 4000+ 以上
メインメモリ : 2 GB 以上 (最低 1 GB)
ハードディスク空き容量 : インストール時 合計 12.5 GB 以上 (実行時 500 MB 以上)
ディスク装置 : DVD-ROM ドライブ
ディスプレイ : 解像度 1,024 × 768 以上、65,536 色以上
グラフィック : グラフィックカード NVIDIA 7600 GT、ATI Radeon HD 2600 Pro 以上
ビデオ メモリ 512 MB 以上 (最低 128 MB)
サウンド : DirectX 9.0c 以上に対応したサウンドカード
入力装置 : マウス、キーボード または Xbox 360 コントローラー
マルチプレイヤー必要システム : インターネットへの接続 (ブロードバンド接続環境を推奨)、LIVE メンバーシップへの加入 (無料)
3Dプレイ時の最低システム要件
オペレーティング システム : Microsoft Windows Vista 32 / 64ビット 日本語版、Windows 7 32 / 64 ビット 日本語版
CPU : Intel Core 2 Duo、AMD Athlon X2 以上
システムメモリ : 1 GB (2 GB を推奨)
ハードディスク空き容量 : 100 MB
グラフィックカード : 3D 表示 に対応したNVIDIA GeForce*
※対応のグラフィックカード等の詳細は、NVIDIA 社のホームページをご覧ください。
http://www.nvidia.co.jp/object/3d-vision-requirements-jp.html
周辺機器 : 3D メガネ、3D ディスプレイ など
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