発売直前4週連続企画，「電脳戦機バーチャロン フォース」テクニックガイド 〜第2回〜 移動と攻撃に関するアクションを覚えよう

　セガより12月22日発売予定のXbox 360用ソフト「電脳戦機バーチャロン フォース」の基礎テクニックをお届けする本コーナー。オラタンからの変更点を中心にお届けした前回に引き続き，第2回目となる今回は，移動と攻撃に関するアクションを解説する。シリーズ未経験のプレイヤーは，とくに要チェックだ。

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基本的な移動は「歩き」「ダッシュ」「ジャンプ」の3種類

　バーチャロイド（以下，VR）の移動手段は，大きく3つに分けられる。まず，動きは遅いがスキのない「歩き」。次に，高速で一定距離を移動できる「ダッシュ」。最後に，上空に飛び上がる「ジャンプ」だ。また，ジャンプ中にダッシュ操作をすると，空中を高速移動する「空中ダッシュ」が使用できる。

　敵機の攻撃を回避するときは歩きよりもダッシュやジャンプの方が有効だが，使用後に少しの間機体が硬直してスキができてしまう。敵機の位置や攻撃，障害物の有無などによってどの移動方法を使用するのかを選択したい。

敵機の攻撃をかわすのはダッシュやジャンプが基本になる。ダッシュ→ジャンプ→空中ダッシュとつないでいけば，敵の波状攻撃にも対応しやすい

「バーティカルターン」でダッシュ方向を変える

　ダッシュ中にスティックをニュートラルに戻したあと，別方向への移動を入力すると，その方向へターンする「バーティカルターン」が使用できる。ターンできる角度はダッシュした方向にもよるが，基本は90度まで。攻撃をかわしながら，敵機へと接近する際に活用しよう。

敵の攻撃を左右にダッシュしてかわし，すかさず前へバーティカルターンして反撃するのだ

各種キャンセルをマスターしよう

　ダッシュとジャンプはキャンセルして中断できる。ダッシュキャンセルはダッシュ中にターボボタン，ジャンプキャンセルはジャンプの上昇中にしゃがみ操作をすれば発動だ。ジャンプすると敵機を自動でロックオンするように方向転換するため，ジャンプ→ジャンプキャンセルをすばやく行えば，スムーズに敵を索敵できる。

ダッシュキャンセルしてもその場で止まるわけではなく，慣性で少し移動してから停止する。停止地点を見誤らないようにしたい

攻撃の軸となる射撃アクションを覚える

　敵機を攻撃するにはまず，基本的な攻撃手段となる射撃攻撃をマスターしよう。敵も味方も高速移動できるため，漠然と攻撃を繰り出しても命中率は低い。攻撃の特徴を知り，敵のスキを見逃さずに攻撃するのが重要だ。

3種類の攻撃を使い分けよう

　VRはトリガーの組み合わせによって「レフトウェポン（LW）」「センターウェポン（CW）」「ライトウェポン（RW）」の3種類の攻撃を繰り出すことができる。それぞれ特徴が異なる弾を撃ち出すため，状況に応じて使い分けていこう。なお，各攻撃を繰り出すとウェポンゲージを消費するので，ウェポンゲージの残量には注意したい。

機体ごとの攻撃方法を知ることが大切。たとえばライデン512E2の場合，RWだと威力は低いが連射できる小型弾，CWでは威力の高いレーザーを撃てる

ほかの操作との組みあわせでさまざまな射撃攻撃ができる

　射撃攻撃はボタンや移動との組み合わせでターボ攻撃やダッシュ攻撃などを繰り出すことができ，それによって攻撃の性質が変化する。威力や誘導性能，攻撃時のスキなどがガラっと変わるものもあるため，自分が使う機体の各攻撃方法は事前にチェックしておきたい。

■射撃攻撃のバリエーション

攻撃名	組みあわせる操作	特徴
しゃがみ攻撃	しゃがみ（ジャンプキャンセル）中	通常の射撃とくらべて弾道や誘導性が変化する。
ターボ攻撃	ターボボタン	威力は高いが，攻撃中や攻撃後のスキも大きい。
ダッシュ攻撃	ダッシュ中	敵の方向へ自動で旋回しながら攻撃する。ダッシュ方向によって攻撃の性能が変化。
ジャンプ攻撃	ジャンプの上昇中	ジャンプの頂点で攻撃する。
ジャンプターボ攻撃	ジャンプの上昇中＋ターボボタン	ジャンプの頂点で威力の高い攻撃を繰り出す。
空中ダッシュ攻撃	空中ダッシュ中	ダッシュ攻撃と同様に，敵の方向へ自動で旋回しながら攻撃。さらにダッシュ方向で性能が変化する。

高威力の近接攻撃を使いこなせ

　敵機に近づきダブルロックオン状態になると，威力の高い近接攻撃が繰り出せる。射撃攻撃と同様にLW，CW，RWの3種類があり，それぞれ攻撃範囲や威力が異なるのが特徴だ。また，LWとRWは続けて同じトリガーを引くと連続攻撃ができる。

近接攻撃は強力だが攻撃後のスキが非常に大きい。また，ジャンプで回避されやすいという弱点もある

近接攻撃もほかの操作と組み合わせると攻撃が変化

　射撃攻撃と同様，近接攻撃もボタンや移動との組み合わせでさまざまな攻撃を繰り出せる。攻撃時の軌道が大きく変わるため，敵の位置などに合わせて使い分けていこう。

■近接攻撃のバリエーション

攻撃名	組みあわせる操作	特徴
ターボ近接攻撃	ターボボタン	威力が高く，攻撃が命中すると確実にダウンを奪える
回り込み近接攻撃	左右への移動と同時	敵機を中心に左右へ回り込みながら攻撃する。連続攻撃も可能
アッパー近接攻撃	後ろへの移動と同時	敵機へ踏み込んだ後，飛び上がりながら攻撃する
小ジャンプ近接攻撃	ジャンプと同時	小さく飛び上がり，落下しながら攻撃する
ダッシュ近接攻撃	前ダッシュ中に後ろへの移動と同時	ダッシュしながらの近接攻撃で，敵機との距離に関係なく繰り出せる
追い打ち攻撃	ダウン中の敵機の側へ近付く	叩き付けるような攻撃でダメージの大きい追い打ちを繰り出す

近接攻撃はガードが可能

　敵機の側でしゃがみ入力をすると，近距離攻撃で受けるダメージを大幅に減らすガードができる。ガードによる防御は全方向に対して有効で，さらにガード後にLWかRWで近接攻撃を繰り出すと，ガードリバーサル攻撃での反撃が可能だ。

ガードリバーサル攻撃は攻撃の動作が速く，近接戦闘での反撃手段として効果的

今回は歴戦のプレイヤーには基本的すぎる情報だったかもしれないが，新規プレイヤーの増加＆オンライン対戦の盛り上がりを目指していこう。
次回は2on2のフォースならではのテクニックを紹介。お楽しみに！

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