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非常にマニアックなRTS「シアター・オブ・ウォー」シリーズの最新作「Theatre of War 2: Korea」が発表に。今度のテーマは1950年代の朝鮮戦争だ
「Theatre of War 2: Africa 1943」 |
「Theatre of War 2: Kursk 1943」 |
Theatre of War 2: Koreaで描かれるのは,タイトルが示すとおり,1950年代に起こった朝鮮戦争だ。朝鮮戦争は,アメリカでは4万6千人を超える被害を米軍から出しながらも,太平洋戦争での疲労からか,本国での世論が盛り上がらず,「忘れられた戦争(The Forgotten War)」と形容されている。そのためにゲームのテーマとされることも少なく,これまでに登場した“朝鮮戦争モノ”の作品は,ライトな作品を含めても数えるほどしかないはずだ。
そんな朝鮮戦争に果敢に挑戦する本作の見どころは,米軍だけでなく,北朝鮮軍でのシングルプレイヤー用キャンペーンもフィーチャーされているところではないだろうか。地形が精密に再現された朝鮮半島で繰り広げられるキャンペーンは,展開が流動的に変化するノンリニアなものになっているという。
操作面では,システムの改良により,個々の兵士ではなく,より“分隊”にフォーカスした操作が可能になっているようだ。また,工兵による地雷の設置や撤去のフィーチャーも,戦いの流れを大きく左右することになりそうである。
現在のところ,本作に関する情報は,1C Companyのプロダクトページに短い説明があるくらいで,画面写真を含めた詳細はまだ公開されていない。発売予定は2010年第4四半期となっているが,これもロシア本国のことだと思われ,英語版の登場は来年(2011年)になるだろう。
- 関連タイトル:
Theatre of War 3: Korea
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