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「RaiderZ」プレスカンファレンスレポート。「ハンティングアクション」「ブレイカブルシステム」「フリースタイル」など,新情報続々登場
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印刷2013/03/08 00:00

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「RaiderZ」プレスカンファレンスレポート。「ハンティングアクション」「ブレイカブルシステム」「フリースタイル」など,新情報続々登場

画像集#002のサムネイル/「RaiderZ」プレスカンファレンスレポート。「ハンティングアクション」「ブレイカブルシステム」「フリースタイル」など,新情報続々登場
 2013年3月7日,WeMade Onlineは都内・秋葉原で,同社が今春よりサービスを開始する予定のオンラインアクションRPG「RaiderZ」のプレスカンファレンスを開催した。

 RaiderZは,韓国MAIET Entertainmentが開発し,すでに韓国・アメリカ・ヨーロッパでサービスされているMMORPGで,「ハンティングアクション」をキーワードとしている。ここで言うハンティングアクションとは,高いアクション性による戦いと自由なキャラ育成,そして敵を倒して手に入れた素材で武器や防具を生み出し,より強力な敵に挑んでいくサイクルを指すという。

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WeMade Online 代表取締役社長 チェ・ジョング氏
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 カンファレンスの冒頭で登壇したWeMade Onlineの代表取締役社長であるチェ・ジョング氏は「MAIET Entertainmentは日本市場への熱意があり,こちらが依頼した日本プレイヤー向けの内容変更を,すぐに実現してくれていて非常に感謝しています。RaiderZは,アクション性が高く,モンスターも賢い動きをします。社内でのテストプレイの様子を見ていても,皆が楽しそうに遊んでいるのが印象的でした。日本のプレイヤーさんにきっと楽しんでもらえるタイトルになっていますので,3月24日に秋葉原で開催予定の先行体験会(関連記事)でぜひ遊んでみていただきたいです」と挨拶した。

侵略者を意味するRaidersで,複数形をGunZの制作元であるMAIETの新作であることを示す「Z」に変えて作られたタイトル
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 続いて,RaiderZ運営チーム長の税所邦彦氏と,運営チームの横山 遼氏によって同作の特徴と見どころが解説された。
 RaiderZは,いわゆる「クリック型」(敵をクリックすると自動で攻撃し続ける)のゲームではない。自分のキャラクターを自由に動かし,相手の攻撃も自力で回避できる「フリーターゲッティング型」だ。アクション性が高く,モンスターをのけぞらせたり,ダウンさせたりといった,さまざまな攻撃を使い分けることが重要だが,操作自体は決して難しいものではないという。
 モンスターを倒して素材を入手。キャラクターを強化する武器や防具を作成し,強力になった装備で,より手強い敵に挑んでいくのが,RaiderZにおけるハンティングアクションの流れとなる。

WeMade Online RaiderZ運営チーム長 税所邦彦氏(左),同運営チーム 横山 遼氏(右)。米韓の海外サーバーでクレリックをカンストまでプレイしているという横山氏は,クレリックのコスプレで登壇していた
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 今後予定されているクローズドβテストでは「ディフェンダー」「バーサーカー」「クレリック」「ソーサラー」という四つの職業が使用可能とのこと。さらに,クローズドβテスト以降の早い段階で,新職業である「アサシン」を実装する予定だという。以下に特徴をまとめてみたので,職業選択の参考にされたい。

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●ディフェンダー
 ディフェンダーは,モンスターが通常の防御スキルでは対処不可能な攻撃をしてきても防ぐことができるスキルを持つなど,パーティの要となる存在だ。仲間の能力を上げることも可能で,パーティプレイの軸となる職業だという。

●バーサーカー
 両手で握った巨大な剣や鈍器を振り回し,モンスターに大ダメージを与えるバーサーカー。近接専門のダメージディーラーだ。攻撃速度は遅いものの,巨大な武器を振り回して,広範囲のモンスターをなぎ払うようなスキルも持っている。

●クレリック
 クレリックは,仲間を回復したり復活させたりすることも可能な職業だ。とはいえ,盾を持てば自己回復を併用して防御役を,鈍器を持てばダメージディーラーもこなせるなど,イメージ以上にマルチな職業だという。

●ソーサラー
 ソーサラーは,火と氷の魔法を使う魔法使いだ。火の魔法は大ダメージを狙え,氷の魔法は詠唱時間なしの即時発動が可能でモンスターの移動速度を遅くするなど,それぞれに特性が異なる。

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●アサシン
 日本のCBT時点では実装されないアサシンは短剣の二刀流で戦うため攻撃が滅法速く,一対一の戦闘に優れた職業だ。しかし,単体の敵には強いものの,範囲攻撃などは苦手としているという。比較的早い時期に,日本サービスでも使用できることになりそうだ。


 以上のように,一応,職業の概念はあるのだが,本作で特徴的なのは,キャラクターとこれらの職業との関係が,固定されたものではないということだ。
 本作では「フリースタイル」というシステムを採用しており,キャラクターは,ほかの職業のスキルをかなり自由に習得することも可能となっている。初期職業は,キャラクターステータスに影響を与えるものの,レベル10以降になるとスキルの取得で制限はほぼないようだった。
 会場では「ディフェンダーだがソーサラーとクレリックのスキルも習得し,魔法や回復までこなす」というマルチなキャラクターが紹介されていたが,いろいろなキャラクターが作れる一方,対人戦においては“見た目では相手が何をしてくるか判断できない”というスリリングさも生み出しているという。先のキャラクターを例に取れば,鎧兜に身を包んだディフェンダーと思わせつつ,魔法は放つわ自分を回復したりもするわと活躍するわけで,いろいろと遊び甲斐のあるシステムと言えるだろう。



敵の角を折って武器に! モンスターを部分破壊する 「ブレイカブルシステム」


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 RaiderZには「エピックモンスター」と呼ばれる強敵達が登場する。エピックモンスターの攻撃方法やAIはかなりユニークで,プレイヤーを掴んで投げ飛ばしたり,食べてしまったりと多彩な攻撃を仕掛けてくる。
 強敵だが,倒すと武器や防具の製作に必要な素材が入手できるため,攻撃のクセなどを見きわめて攻略していこう。

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 エピックモンスター攻略の鍵となるのが「ブレイカブルシステム」だ。簡単に言えば“エピックモンスターの身体の一部に攻撃を加え,これを破壊して攻略を有利にする”というものだ。
 会場では植物型のエピックモンスター「ガーデンマスター」との戦いが実演された。ガーデンマスターは,根っこを地面に突き刺すことで体力を回復する厄介な相手。しかし,ブレイカブルシステムを利用し,根っこを破壊することで回復を見事に阻止していた。
 そのほか,“エピックモンスターの角を折り,それを掴んで即席の武器にする”“破壊した身体の一部を拾って体力回復する”など,ブレイカブルシステムの恩恵は多岐にわたるとのことで,うまく使えばエピックモンスターとの戦闘がさらに楽しくなりそうだ。


エピックモンスターとだけ戦えるモード「ワイルドドッグ」も用意されている。一般フィールドでのエピックモンスターとはAIなども調整されて,より強敵になっているという
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ゲームパッド対応,ハンティング部分の強化など日本に向けた施策も


MAIET Entertainment「RaiderZ」プロデューサー ナム・ギリョン氏
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 RaiderZは,すでに韓国,アメリカ,ヨーロッパなどでサービスが行われているが,税所氏は「日本プレイヤーのスタイルに合わせたサービス」を行うことを強調した。

 RaiderZではキャラクターがレベル20以上になると,二つの陣営のどちらかに属して対戦を楽しむ「陣営PvP」が可能となる。韓国サービスでは陣営PvPが盛んだが,対戦を好まない日本プレイヤーに合わせて,PvP以外のコンテンツを充実させるとのこと。具体的には,エピックモンスターを仲間と共に倒す“ハンティングアクション部分”を強化していくという。また,ゲームパッドへの対応も行う予定であることを明かした。

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 MAIET EntertainmentでRaiderZのプロデューサーを務めるナム・ギリョン氏は「オンラインゲームとはプレイヤーさんと共に作るものであり,運営チームとの連携が大事。日本プレイヤーさんのご意見をフィードバックしてくれる運営チームと協力していきたい」と日本サービスへの意欲を見せてプレスカンファレンスを締めくくった。

階戸瑠李さん
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 また,会場ではRaiderZのイメージガールである階戸瑠李さんが,ソーサラーのコスプレで登場。
 「兄とRPGをしたり,格闘ゲームで対戦したりとゲーム好きでしたが,オンラインゲームは初めてです。性格が男勝りで剣道の初段も持っているので,攻撃的なバーサーカーが気になっています」と意外な一面を披露していた。
 なお,階戸さんは3月24日に東京・秋葉原で行われるRaiderZの先行体験会にも参加される予定とのこと。先行体験会は,抽選で20名が参加できるという狭き門だが,RaiderZが気になった人,そして階戸さんのファンはバーサーカーの勢いで応募してみよう。

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