セガ・インタラクティブのアーケードゲーム
「ボーダーブレイク」。2009年に稼働を開始し,バージョンアップを繰り返しながら,いまなお親しまれているタイトルで,現在の最新バージョンは「
ボーダーブレイク エックス ゼロ」となっている。
そんな本作だが,「スカッド」と「エースボーダー」の頂点を決める
「スカッドバトル頂上決戦2」と
「第6期エースボーダー最終決戦」が東京・有明のTFTHALL1000で2017年7月30日に開催された。
そのイベントの中で,7月23日に発表された新バージョン
「ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス」の情報と,本IPを使った
「新プロジェクト」が発表されたので,それらを中心としたレポートをお届けしよう。
イベントには百渓D,プロデューサーの牛マン氏に加え,MCに声優の白石 稔さん,ゲストに七緒はるひさん,公認コスプレイヤーのなつきさんが出演
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ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス。原点に戻るという意味の現行バージョン「ゼロ」から一歩を踏み出すという意味で「プラス」がつけられたという
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本作プロデューサーの牛マン氏,百渓Dらが登壇して行われた新発表では,「ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス」で登場する新要素が紹介された。
新バージョンとなる「ボーダーブレイク エックスゼロ プラス」では,新たなステージとして,エイジェンが放棄したという機密工廠
「エスコンダ工廠」が登場するという。
製造中の巨大兵器「アルド・シャウラ」が鎮座する本ステージは,階層構造となっているようだ。百渓Dいわく
「難易度の高いステージになるかと思う」そうだ。既存ステージに関しては,新バリエーションも登場するとのことだ。
新ステージ「エスコンダ工廠」
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また
「エアロン・エアハート社」から新たなブラストランナーが満を持して登場する。エアロン・エアハートの最新鋭機体で次世代機となる本機体,どんな機体がロールアウトするのかは具体的なことは明かされていないが,続報を楽しみにしておこう。
「ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス」の稼働時期は2017年9月を予定している。「ボーダーブレイク」が稼働した日である9月9日前後のリリースを目指して開発中とのことだ。
エアロン・エアハートの新機体が予告
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ロードマップ
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ローディング画面の新キャラクターアドリシュタ
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現行バージョンである「ボーダーブレイク エックス ゼロ」では,BB.NETのプレミアムコース「ローディング画面変更機能」に,新キャラ
「アドリシュタ」が7月31日に登場する。
今まで正面を向けたキャラクターしかいなかったが,
アドリシュタは“バックショット”での登場となる。正面は向いていないが,〇〇タッチにも対応しているので,気になる人はローディング画面に設定してみると良いだろう。
どこをタッチできるのか,プレイヤーなら言わずともわかるだろう
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アレックス参上
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さらに,ステージにはお馴染みの“開発のエースボーダー”アレックスが登壇し,新たな要請兵器
「BA:デストロイヤー」を7月31日に実装すると発表した。
グレネードランチャータイプの兵器で,クラスタータイプの弾頭で着弾後にさらに子爆弾が拡散して爆発する,面制圧力の高い兵器とのことだ。
BA:デストロイヤーは7月31日に実装
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ボーダーブレイク新プロジェクト
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そして最後に
「ボーダーブレイクの新プロジェクトの始動」が発表された。こちらは会場で動画が公開されたが,その動画は同イベントの
ストリーム配信のアーカイブ(6:58:00付近)で確認できるので気になる人は見てほしい。
まったくもって謎が多い新プロジェクトだが,
「ボーダーブレイクチームが魂を注ぐ渾身作」で,主題歌は
澤野弘之氏が担当しているとのこと。
「新たなステージへ」「BLASTRUNNER Still RUNNING」をというキーワードを映像の中で確認できたが,この映像が何を示しているのかは明言されず,「新プロジェクト」としか伝えられなかったので,詳細は一切不明だ。ゲームタイトルかもしれないし,ひょっとするとアニメかもしれない。
牛マン氏いわく,
「2018年に何かしらの情報が公開できる」ということなので,続報を待ちたい。
本イベントのメインであるスカッドバトル頂上決戦2と第6期エースボーダー最終決戦の様子は写真でお届けするので,公式ストリーム配信のアーカイブ(
GRF側,
EUST側)と共に楽しんでほしい。
スカッドバトル頂上決戦2のオープニング。4人で1スカッドを編成するので,4対4の大会ということになる。各地区予選を勝ち抜いた8つのスカッドが一堂に会した
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今回のスカッド頂上決戦2では,プレイヤーによる優勝予想アンケートが実施された,見事予想を的中させたプレイヤーは「エクスプロードC/CV」がもらえる。アンケート結果は「ハングリー便座カバー」に42.67%と圧倒的な支持率だった
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スカッドバトルの優勝者が決定した瞬間
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みごと優勝の栄冠に輝いたスカッドは大阪エリアBブロック代表の「まめまめチルドレン」。こくとさんをチームリーダーに,流さん,ブライダルベールさん,ざぶおさんの4人で優勝を掴んだ。優勝スカッドには特別な通り名「雷鳴謳われし四瑞」が贈られる
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続いては第6期エースボーダー最終決戦。全国のプレイヤーから選抜され,集まった44名のトッププレイヤーが4チームに分かれて戦う。スカッドバトル頂上決戦2と同様,プレイヤーによるアンケートが行われており,チームイエローが52.8%の支持を得ていた
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試合は10対10の全国対戦モードで行われる。20人が集まって対戦する様子は迫力がある
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優勝したチームはアンケートの期待に応えた「イエロー」。ケケ@猫飯屋さんがリーダーで,たちさん,許してヒヤシンス(笑さん,さきえるさん,流さん,まっしろしろすけさん,Vol.kさん,ざぶおさん,夢の国のTRIPくん,機神メイナスさん,そうやのんさんの11名。贈られる特別な通り名は「玲瓏たる純潔の煌帝」だ
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チームイエロー+牛マン氏の集合写真。さきえるさんはスケジュールの都合で一足先に帰郷してしまった
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まめまめチルドレン+牛マン氏。実はこのスカッド,第6期エースボーダーで優勝したチームイエローのメンバーが3人もいる。つまり彼らは2冠に輝いたというわけだ
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会場に集まった人とフィナーレの集合写真。大盛況でイベントは終了した
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