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決勝進出をかけ,その名の通りの“スクランブルバトル”が勃発。「ボーダーブレイクグランプリ 2014」東京予選レポート
このBBGP2015は,マップ内にある“ニュード”を多く集めたプレイヤーが勝利となる個人戦「スクランブルバトル」で参加プレイヤー達が腕を競うもの。全国4地区で予選が行われ,決勝大会での優勝者には,賞金200万円が贈られることが発表されている。本稿では11月30日に行われた東京予選2日目の模様をお伝えしていこう。
「ボーダーブレイクグランプリ 2015」公式サイト
「ボーダーブレイク スクランブル」公式サイト
ボーダーブレイクファンが秋葉原に集結
BBGP2015の参加はオープンとなっていて,事前登録さえすれば誰でも参加できる。かつ観覧も自由とあって,高額賞金を争う大会ながら,会場の雰囲気は和気あいあいとしたものとなっていた。プレイヤー同士や開発スタッフとのコミュニケーションコーナーも用意されており,ファンイベント的な側面も持ちあわせているようだ。
BBのデザイナー・もみー氏によるサイン会も実施された。先着順だったため,早朝から駆けつけたファンの姿もあったとか。ちなみにもみー先生,イラストを描くときは左利きなのだそう |
開発スタッフや出演者との名刺交換会も行われた。名刺を3枚以上集めると特製のステッカーがもらえるとあって長蛇の列が。それぞれに交流を楽しんでいたようだ |
大会はゲーム中アイテムを賞品に,その日の一発勝負で勝敗が決まる「GRADE A」と,賞金付き決勝大会への切符をかけたトーナメント「GRADE S」の2カテゴリで実施された。賞金が狙えるGRADE Sのほうが当然本気度は高く,いずれも腕の覚えのあるボーダー達が参加。スクランブルバトルらしく順位が目まぐるしく変わる激戦を,多くの参加者達が手に汗を握りながら見守っていた。
GRADE Aは,各予選会場で行われる一発勝負のバトルによって賞品が決定される。負けられない戦いに,プレイヤー達は緊張の面持ちで挑んでいた |
実況担当はセガのミリオン土屋氏が担当。解説にはタレントの梨蘭さんと,開発スタッフからディレクターの叶 良樹氏,プロデューサーの三上岳彦氏が受け持った |
この日,5つのブロックで争われたGRADE Sは,ブロックごとに40名の出場者が3回戦のトーナメントを争うルールだ。各試合は10名のスクランブルバトルを戦い,1回戦と2回戦は上位5名が勝ち上がる仕組みになっている。そして3回戦の上位2名が決勝大会にコマを進めることになる(なお,3位となったプレイヤーのうち,好成績を収めた6名も決勝大会に進出できる)。
さすがGRADE Sの大会だけあって参加者はやり込みプレイヤーが多く,試合は1回戦からハイレベルな戦いが展開。マップの構造はもちろん,ニュード結晶の出現場所を把握しているのは当然といった強者揃いで,事実出場者の中には,これまでに開催されたエースボーダー戦などで活躍したプレイヤーの姿もあった
なお兵装は強襲,センサー支援が多く,次いで重火力を選択していたプレイヤーが多かった(ごく少数だがスナイパーを選んだ人も)ようだ。
以下,30日に行われたF〜Jブロックの模様と,1位と2位で予選を通過した決勝進出者のの写真を掲載していこう。
Fブロック
エースボーダーとして名高いTOMMY選手がエントリーしたFブロック。乱戦必至のスクランブルバトルだけにその結果が注目されたが,3回戦(ブロック決勝)では2位以下に100ポイント以上の差をつける好成績で,見事決勝大会へと駒を進めた。
Fブロック1位 TOMMY選手 |
Fブロック2位 ざぶちゃんマン選手 |
Gブロック
こちらもエースボーダーの豚キムチ選手がエントリー。中盤にRosso Nero選手が大量ポイントを獲得するが,大破され後退。豚キムチ選手は着実にポイントを獲得していったが,終盤にTrue Blue選手が追い上げて逆転し,そのまま1位通過となった。
Gブロック1位 True Blue選手 |
Gブロック2位 豚キムチ選手 |
Hブロック
1回戦からエースボーダー3人が激突することになった,まさに“死のブロック”。3回戦ではガルミアペペ様選手が200ポイントに一番乗りを果たすも,その後は目まぐるしく順位が入れ替わる混戦模様に。最後はマークされ続けたガルミアペペ様選手を横目に,DOSUKI選手がニュード大量噴出を独占して1位を獲得。
Hブロック1位 DOSUKI選手 |
Hブロック2位 ガルミアペペ様選手 |
Iブロック
ポイントが団子状態で進んだ序盤から,まめまめ選手と☆トトリ☆@新婚選手が抜け出す。中盤ではマップ中央部分で激戦が繰り広げられた。終盤,ポイント1位のSquall_L選手が身を隠して逃げ切りを図るが惜しくも撃破され,まめまめ選手が1位となった
Iブロック1位 まめまめ選手 |
Iブロック2位 Squall_L選手 |
Jブロック
残り400秒の時点で大量噴出を独占したファンタズマ選手が300ポイント超え。独走を阻止しようとマークされるも上位をキープする。終盤はHellCat選手,イリス選手も加わって3人が400ポイント超の状態となり,会場を大いに沸かせた。
Jブロック1位 HellCat選手 |
Jブロック2位 ファンタズマ選手 |
A〜Eブロック
なお,前日11月29日に開催されたA〜Eブロックまでの決勝進出者は以下のとおりだ(写真提供:セガ)。
Aブロック1位 夢・出逢い・魔性選手 |
Aブロック2位 MIKAN選手 |
Bブロック1位 ガールメイキル選手 |
Bブロック2位 パラガス選手 |
Cブロック1位 オペ子ICキターーー選手 |
Cブロック2位 このロリコンがっ!!選手 |
Dブロック1位 許してヒヤシンス(笑選手 |
Dブロック2位 ナルカナ選手 |
Eブロック1位 ごうえんじ選手 |
Eブロック2位 流澪選手 |
予選終了後には,開発者への質問・要望コーナーもあり,来場者からは「近接武器に鎌やドリルを出してほしい」「新しいマップの予定は?」といった声が寄せられた。今後の情報公開に期待してほしいとのことだったので,本作のファンは期待しておこう。
質問コーナーには元開発スタッフの牛マン氏もなぜか参加。本職がデザイナーであるとは思えないような味のあるイラストで,恒例のリーク情報を垂れ流していた |
イベントの最後にはじゃんけん大会が行われ,出演者のサイン入りグッズなど豪華な賞品が来場者にプレゼントされた |
なおBBGP2015予選大会は,今後12月7日に仙台で,12月13〜14日に大阪で開催される予定だ。そして2015年1月11日には,東京・秋葉原にて決勝大会が控えている。本作のブレイヤーにとっては見逃せないイベントとなるはずなので,戦いの行く末が気になる人は,会場まで足を運んでみてはいかがだろうか。
「ボーダーブレイクグランプリ 2015」公式サイト
「ボーダーブレイク スクランブル」公式サイト
- 関連タイトル:
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
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