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賞金制全国大会の開催が明らかとなった「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」JGLエキシビションマッチレポート。最新情報も続々と公開
タイトルどおり,スクランブルバトルを使っての大会と,最新情報の公開と二部仕立てで行われたその模様を,新情報を中心にお届けする。
「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」公式サイト
文字どおりの大乱戦に場内が熱狂した「スクランブルバトル王座決定戦 決勝大会」
最初に行われたのは,10人のボーダー(プレイヤー)が順位を競うスクランブルバトルを使ったJGLエキシビションマッチ「スクランブルバトル王座決定戦 決勝大会」だ。
全部で40名の参加者は,これまでの大会の上位入賞者や当日行われた予選大会を勝ち抜いたスゴ腕ボーダーばかり。スクランブルバトルは,制限時間内に獲得したニュードの数で順位が決まるという,いわゆるバトルロイヤルモードで,今大会ではその上位5人が準決勝,決勝へと勝ち進んでいく方式となっている。これにより,1名の最強ボーダーの座が争われるわけだ。
40人のボーダー達は,抽選によってA〜Dまでの4グループに分けられ,まずそこでの順位を競うことになったのだが……予選大会1位通過者や優勝候補のエースボーダー達が,なぜか吸い寄せられるようにCグループに集結する展開に。公正なくじの結果とは言え,会場からはどよめきが上がっていた。
全員のスクランブルレベルが15(招待枠の梨蘭さんは除く)ということもあり,ボーダー達の戦いは非常にシビアなものとなった。自分以外の全員が敵であるスクランブルバトルだけに,周囲の状況を瞬時に判断し,無駄な戦いは行わずに着々とニュードを獲得していく冷静沈着なプレイが求められる。その戦いを見守る客席達からは,ため息が漏れるほどだった。なお,準々決勝,準決勝の結果については,下のリザルト画面を確認してほしい。
準々決勝からは,メインMCに声優の白石稔氏(一番左),解説に開発スタッフの叶Dともみー氏(左から3,4人目)を加え,ニコニコ生放送の実況中継も行われた |
準々決勝のCグループでは,予選大会1位のイタチさんがトップ通過。エースボーダーのTOMMY氏が6位敗退という結果に。“死のグループ”と呼ばれたCグループを象徴するような結果となった |
準々決勝Aグループの結果 |
準々決勝Bグループの結果 |
準々決勝Cグループの結果 |
準々決勝Dグループの結果 |
準々決勝Aグループの結果 |
準々決勝Bグループの結果 |
そして迎えた決勝戦。準決勝までは,お互いの出方をうかがうような戦いを繰り広げていたボーダー達だったが,決勝戦は一転して攻め攻めに。がっつくようにニュード獲得を狙い,マップの各所でバトルが発生するため頻繁に順位が入れ替わる。残り380カウントでNP(ニュードポイント)が300を超えていたと聞けば,本作のプレイヤーならどれほどスゴイかがお分かりいただけるのではないだろうか。
そんな決勝序盤において,上位を形成していたのは,ゆるしてヒヤシンス(笑選手,忠勝←ぺ槍ーぶんぶん選手,TURE BLUE選手の3名だ。とくにゆるしてヒヤシンス(笑選手は,常にほかのボーダーに狙われる状況を華麗に切り抜け,場内からの歓声を集めていた。
しかし凄腕ボーダー達が集まった決勝だけに,展開はさらに二転三転。残り270カウントのあたりでまめまめ選手が1位となり,しかし,そのまめまめ選手が大破されると,入れ替わるように名も無き広島勢選手が400NPに最速で到達。あまりの大乱戦に,プレイを見守る観客達の体温も,みるみるとヒートアップしていった。
終盤にもなるとドラマはさらに加速し,上位陣がニュード噴出口の近くに集まって大激戦を展開。ゲームモードが示すような,まさにスクランブルな展開となり,場内の興奮はピークに達した。
そんな激戦を制して1位に輝いたのは,ゆるしてヒヤシンス(笑 選手。準々決勝で2位,準決勝では5位だったが,決勝戦での見事な立ち回りが結果につながった。ゆるしてヒヤシンス(笑 選手には,プロデューサーの三上岳彦氏から優勝賞品として,限定通り名「JGL 争奪戦王者」と,スペシャルエンブレム「ゴールドイーグル」が贈呈された。
新兵器やキャンペーン,そして賞金付き全国大会が発表となった「BB TV LIVE in JGL」
続いてステージで行われたのは,本作の最新情報をお伝えする「BB TV Live in JGL」。まず説明されたのは,9月9日でボーダーブレイクが稼働から5周年を迎えるということで行われる記念キャンペーンについてだ。詳しくは以下の画像とキャプションをご覧いただきたいが,5周年ということで7カテゴリにも及ぶ大盤振る舞いがなされる予定だ。
期間中はチャンス&SPチャンスの発生確率が大幅アップ。クラちゃんに大量腹パンの好機だ |
モバイル版「疾風のガンフロント」との連動キャンペーンも。限定カードが入手できるほか,新絵柄のカードも続々登場 |
続いてもBB TVでは,なかばお約束なアレックス氏による意図的な情報漏洩コーナー“がっつリーク”がスタート。まずはスライドで新型の要請兵器「メガロパイク」が紹介されたのだが,その後の映像には新配置のマップや新武器がちらほらと。これには叶Dも「聞いてないよ!」と困り顔となっていた。
さらには「ボーダーブレイク mobile −疾風のガンフロント−」(iOS / Android)の新情報も明かされ,古川未鈴さんのカードが登場すること,さらには個人/クランの両方で最強の座を決める大会が開催されることがアナウンスされた。
情報公開がひととおり済んだところで,しばしフリートークタイムへ。そこに三上氏に手を引かれながら登場したのは,牛マン……ではなく元ボーダーブレイクのデザイナー青木盛治氏。これまでボーダーブレイクに深く関わった関係者がそろったことで,自然と話題はボーダーブレイクのこれまでを振り返る流れに。「単独でのイベントが開けるようになるとは」「イベント参加者がどんどん場慣れしてきてキャラが濃くなってる(笑)」と,一様に感慨深さを感じていた。
そんないいムードを断ち切るかのように三上氏は「新バージョンのこと話しちゃいなよ」と爆弾を投下。叶Dはリアルに困った様子となっていたが,意を決したように「作っています」と発言。さらに三上氏に促され「(新バージョンでは)機体のパラメーターが増えます。例えばダッシュに“加速”という要素が加わり,継続してダッシュをしていくと移動速度が増していくようになります」と説明。ということは当然,ブラストランナーの挙動も変わってくるわけで,かなり大掛かりなバージョンアップとなるであろう。これには今後の情報に期待せざるをえない。
トークが弾むなか,イベントの天の声(ナレーション)を務めたフィオナ役の七緒はるひさんから「カウントダウンが終わりそうなの〜」とのアナウンスが。3月に開催された「ボダりな祭 2014」で発表となった謎のカウントダウンサイトのタイマーが,ついにゼロになる瞬間が訪れたのだ。
カウントがゼロになりスクリーンに映しだされたのは,なんとスクランブルバトルを使った全国大会「ボーダーブレイク グランプリ 2014」開催の報が。福岡(11月16日)を皮切りに,東京(11月29,30日),仙台(12月7日),大阪(12月13,14日)と全国4都市をめぐり,最終決戦が2015年1月11日に東京で行われるという大規模なもので,規模にふさわしく優勝賞金はなんと200万円。この賞金額には,会場からは大きなどよめきが起こっていた。詳細は前述のサイトにて公開されるとのことだが,エントリー開始は10月1日からとなっているので,我こそはと思うボーダー達は忘れずエントリーしておこう。
「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」公式サイト
- 関連タイトル:
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
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ボーダーブレイク mobile −疾風のガンフロント−
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