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「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」最新情報が公開された「ボダりな祭 2014」レポート。謎のカウントダウンサイトも登場し,会場は大盛り上がり
この春の稼働が予定されている「ボーダーブレイク スクランブル Ver.4.0」をいち早くプレイできる(体験プレイは有料チケットが必要)ほか,開発陣のトークショーなどが行われるとあって,当日は多くのプレイヤーが来場。会場内には,BBの歴史を振り返る展示や物販コーナーなどもあって,かなりのお祭り騒ぎとなっていた。本稿では,その会場の模様を,写真と共にお伝えしていこう。
「ボーダーブレイク」公式サイト
「ボーダーブレイク mobile −疾風のガンフロント−」公式サイト
「ボーダーブレイク」謎のカウントダウンサイト
頻繁に順位が入れ替わるスリリングな「スクランブルバトル」
そんなイベントの目玉の一つとして用意されたのが,稼働を直前に控えたVer.4.0の新要素・スクランブルバトルの体験プレイだ。BB初の個人戦ということで注目が集まる本モードだが,筆者も少しだけプレイできたので,その手触りをお伝えしていこう。
最大10人のプレイヤーで戦績を競うスクランブルバトルは,制限時間内でより多くのニュード=ニュードポイント(np)を獲得したプレイヤーが勝利となるルールだ。マップ上にランダムに発生するニュード結晶を破壊してニュードを回収することでnpを増やせるほか,ほかのプレイヤーを撃破することで所持しているnpの一部を奪うことも可能。さらに大破させればより多くのニュードをドロップさせられる。
ニュード結晶の位置は,マップに明滅する緑のアイコンで表示される。ニュードには1,5,10npという3種類があり,いずれかのプレイヤー500npに到達する,あるいは600秒が経過するとバトルは終了。上位5位に入賞すれば,本モード独自のラングがアップするようになっている。
スクランブルバトル用の新マップは「ホープサイド市街地 〜大都争奪戦〜」。全国対戦に用いられるものより小ぶりのマップ中には,多数のリペアポッド,カタパルトが設置されていて,マップを縦横無尽に動きまわることが可能だ。出撃ポイントとなるプラントは3つあり,どのプラントからも出現可能となっていた。
また本モードでは,一定時間ごとに“座標の定期通信”があり,全員が索敵された状態にとなり,さらにマップを拡大すると索敵中の敵の順位が表示されるなど,バトルが膠着しない仕組みも用意されている。さらに,多くのニュードを持っているプレイヤーの機体からオーラのようなエフェクトが立ち上るので,上位のプレイヤーほど狙われやすくなる仕組みになっている。
プレイを終えてみての感想は,常にどこから敵がくるか分からない状況下での行動はとにかくスリリングで,文字どおりのスクランブル(混戦)なバトルとなりそうな予感がした。撃破した相手がドロップしたニュードを,ほかのプレイヤーに横から奪われてしまったり,ニュードの噴出を運良く独り占めできたりといったこともあって,戦闘の巧拙以外の要素でも,順位はコロコロと入れ替わる。あくまで少ないプレイ時間での第一印象ではあるが,
ボーダーブレイク本来のスピーディーさを崩すことなく,いつもとは異なるスリリングなバトルが楽しめる新ルールになりそうである。
新情報が続出した「BB.TV LIVE in ボダりな祭」
イベントのもうひとつの目玉は,公開生放送も行われたステージ「BB.TV LIVE in ボダりな祭」だ。会場シアターにて大勢の観客が見つめる中,次々と最新情報が明らかにされていった。
ステージには,BBイベントではおなじみの声優・白石 稔さん,イラストレーターの風間雷太氏,謎の開発スタッフ・牛マン,ディレクター叶 良樹氏,タレントの梨蘭さん,ガンフロ広報のニュルマン氏,そしてナレーターとしてフィオナ役の寺田はるひさんといった顔ぶれが登壇し,イベントを進行。ちなみに,これまでボーダーブレイクガールとして多くのイベントに参加してきた古川未鈴さんはスケジュールの都合でビデオレターでの登場だ。
まず公開されたのが,Ver.4.0の新要素をまとめたムービーだ。このバージョンより導入される,前述のスクランブルバトルと,もう一つの新要素・特殊状況についての説明が展開された。
全国対戦にも適用されるこの要素は,「索敵機能の障害」「プラントアクセス高速化」「修理BOX投下」「BAカプセル投下」からなり,戦況に影響を与える。ただし,状況が発生するかはランダムで,効果時間などは目下調整中とのことである。
また,スコアの調整や,各種兵装やパーツ,チップの性能調整がなされるなど,かなり大がかりなバランス調整も予定されていることが明らかとなった。全体的には“より攻撃的な”味付けを考えているそうで,それぞれ詳細については,後日公式サイトで公開とのことである。
続いて行われたのは,エースボーダー10名を招いてのスクランブルバトル・エキシビションだ。全国対戦で名を馳せたプレイヤーによる個人戦は,予想を超えて白熱し,めまぐるしく順位が入れ替わる大接戦に場内は大きく沸き上がっていた。
ここでスペシャルゲストとしてジーナ役の声優・明坂聡美さんがステージに登場し,ステージはキャラクタートークのコーナーへ。明坂さんはジーナについて「エースパイロットということでかなり冷静なキャラクターなんですが,激おこモードになると言葉遣いと性格ががらっと変わるんです」と説明。また白石さん,寺田さんも交えて,事前に応募されたセリフによる生アフレコも披露。キャラ崩壊必至のセリフが続出し,会場は笑いの渦に包まれた。
イベントが終わりに差し掛かると,神妙な顔つきでマイクを握った牛マンから重大発表が。これまで謎の開発スタッフとしてBBに深く関わってきた牛マンだが,すでにBBの開発からは離れていることが告げられた。
ただし,牛マンを卒業するわけではなく,BBの広報役としては今後も活動していくという。ステージ上で断髪式ならぬ断角式が行われる中,来場者からはBBの功労者に対して温かい拍手が贈られた。
これでイベントは終了……と思いきや,突然ステージが暗転。「これから皆さんを,本当の戦場に連れて行きます。覚悟はいいですね?」というアナウンスとともに,スクリーンに謎のカウントダウンが。 説明のため現れたプロデューサー・三上岳彦氏によると,「新作ではないが,BBこれまでにない新たな試み」であるという。詳細はカウントがゼロになったときに発表になるということで,「こちら」のカウントダウンサイトをチェックしてみよう。
盛りだくさんの内容となった本イベントだが,8月には都内でセガ主宰のアーケードイベントが開催予定とのことで,そこにもBBは出展予定だという。本作のさらなる続報にも期待が高まりそうだ。
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「ボーダーブレイク mobile −疾風のガンフロント−」公式サイト
「ボーダーブレイク」謎のカウントダウンサイト
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