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[JAEPO2014]「ボーダーブレイク スクランブルVer.4.0」,2日目のステージイベントをレポート。新キャラ「ジーナ」を演じるのは明坂聡美さん
JAEPO2014の初日である2月14日のステージはこちらの記事でお伝えしたが,本稿では翌15日の模様をレポートしよう。
冒頭でステージに登場したのは,プロデューサーの三上岳彦氏と“牛以上,人間未満”という謎の開発者牛マン氏,そしてゲストの明坂聡美さんだ。
ボーダーブレイクシリーズは未プレイという明坂さんが,なぜステージに呼ばれたのか? その謎は,14日のステージで公開された新キャラクター「ジーナ」役を明坂さんが演じるという発表で明らかになった。このジーナは,オープニングムービーに登場する赤い機体を駆るエースパイロットだ。
実は今回の起用,明坂さんがニコニコ生放送でセガにアピールしていたらオファーが来たという。営業努力が実ったというわけだ。
三上プロデューサー(左)と,牛マン氏(右) |
新キャラクターのジーナを演じる明坂聡美さん |
ボイス収録は昨年末から行われているとのことで,明坂さんはジーナのセリフを3つほど披露した。
「連合軍……その力,試してあげます」
「さあ,覚悟はいいですね」
「敵ベース到達……総員攻撃開始」
これらのセリフから,落ち着いた雰囲気のキャラクターという印象を受けるが,実は彼女にはもう一つの顔がある。ユニオンバトルに登場するゼナと同様に,「怒りモード」が存在し,そのときのイラストも公開されているのだが,明坂さんはこの怒りモードのセリフも披露した。
「キャハハ! もっと,もっと来な!」
「連合なんてたいした事はねぇな!」
「全軍,敵ベースに向かえ!」
こちらは同じキャラとは思えないほど力強い声で,雰囲気が一変。人格が変わるという設定を聞いた明坂さんが事前にキャラクターを作って収録に臨んだところ,一発OKが出て,短時間で収録が終了したそうである。
ゲーム中にいろんな音声が入り込むことから,セリフが聞こえやすいようにはっきりとしゃべるように心がけたと,収録の様子を話した明坂さん。その演技力をぜひ体感したいところだ。
最初は14日のステージでも紹介された「スクランブルバトル」。「スクランブル」は“奪い合う”“争奪する”の意味で,ここではシリーズ初となる個人戦のイベントバトルが展開される。ステージ中にあるニュードをプレイヤー同士が奪い合い,時間内に一番多くのニュードを入手したプレイヤー,あるいは規定数のニュードを入手したプレイヤーが勝利者となるのだ。
続いてバトルにさまざまな影響をに与える「特殊状況」について。これは戦場でプレイヤーに有利/不利となる状況が発生するというもので,マップ上の敵の位置がわからなくなる「索敵機能障害」,占領速度が大幅に上がる「プラントアクセス高速化」,自機を修復できる「修理BOX」の投下,要請兵器ゲージを満タンにする「BAカプセル投下」といったものが紹介された。特殊状況はどのモードでも発生するとのことなので,バトルがさらに熱くなりそうだ。
そんなVer.4.0は,3月16日に東京の北の丸の科学技術館にて開催されるボーダーブレイクのイベント「2014 ボダりな祭」にて,初お披露目となる予定だ。このイベント内の有料ゾーンにて,“宇宙最速”でプレイができるとのこと。
これ以外にも,オフ会コーナーやフォトスポット,秘蔵資料コーナーなど,ファンには魅力的な企画が盛りだくさんのイベントになっているという。
最後に三上氏は,ニコニコ生放送やファンイベントなどにさらに力を入れ,2014年もボーダーブレイクを盛り上げていくことを約束。現在は稼働前のチェックをスタッフ総動員で行っているが,スクランブルバトルはそんな忙しいスタッフでも夢中になってしまうほど面白いとのことで,ぜひ一緒に楽しみましょうと呼びかけて,イベントは終了となった。
「ボーダーブレイク」公式サイト
- 関連タイトル:
ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス
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