連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第230回「タイで役立つ電撃サバイバルガイド」
しかし,対ゾンビ武器として日本刀や忍者刀をベタ褒めしているあたり,愛すべきドオタクが書いているんだなぁと。比較的リアリティを重視した文章なのに,日本刀や忍者刀に対する語り口だけ明らかにテンションが違っていて思わずクスリとしちゃいました。そういや,ワールド・ウォーZでも日本の引きこもりが日本刀を手に入れてゾンビ無双する話だけ悪目立ち……じゃなくて異彩を放っていましたわ。
ゾンビサバイバルガイド,来るべき死者蘇生の日に備えているというプレッパーにオススメの一冊ですよ!
「RADIO 4Gamer」の第239回では,セガより2014年11月13日に発売される「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」(PlayStation 3 / PlayStation Vita)を特集。
本作は電撃文庫創刊20周年を記念して昨年から行われている「電撃文庫 vs SEGA」プロジェクトのコラボタイトルで,「ソードアート・オンライン」のキリト,「灼眼のシャナ」のシャナ,「とある魔術の禁書目録」の御坂美琴など,電撃文庫作品の人気キャラが入り乱れて激しいバトルを繰り広げる夢の2D格闘ゲームです。
番組ではゲストとしてプロモーション担当のジャッジ石原さんと,「電撃FIGHTINGガールズ」の十束祐梨子さん,高橋百合子さんに来ていただきました。
「電撃文庫 FIGHTING CLIMAX」公式サイト
電撃文庫大好きっ子なのに,アーケードで対戦する勇気はないチキンな自分としては気になってしょうがなかった本作。ラジガメでコンシューマ版を一足お先にプレイできて大興奮でした。コスプレ女子を相手に対戦できるという役得もありましたしね(ゲス顔)。
格ゲーとしてはコマンド入力が比較的簡単ですし,ボタン連打でコンボがつながるなど,初心者にも優しい設定になっています。発売されたらガンガンやり込みたいですね。今から持ちキャラを考えておかないと……。
メンバーは俺,星海社の編集者,4Gamerの編集者,そしてアニゲラでもお馴染みの朝倉ブルー氏という4人。出発は10月24日,飛行機が離陸したのが昼頃で,到着したのは現地時間の18時頃。空港に降り立って,まずビックリしたのが異常な湿度の高さでした。日本の梅雨よりもはるかにジメジメしており,「ああ,異国にやってきたんだなぁ」という実感がありました。
ホテルに着いた頃には周囲もすっかり暗くなっていたため,その日は適当に街をブラついて夕飯を食おうという話に。バンコクの夜は歩道に所狭しと露店が並ぶため,歩いているだけでも旅情をたっぷり味わうことができました。
正直,現地に到着する前はもっと中国的な――まぁ,俺は中学卒業まで上海に住んでいたのでアジア観は偏り気味なのですが――ピリピリしているというか,人情にはあまり期待できない雰囲気を予想していました。
しかし,実際には前述のように愛想の良いタイ人が多く,非常に好印象。出会いを重ねるごとに,好きになっていきましたね。
そして食後はとてもセクシーなアレで有名らしい「ナナ・プラザ」というエリアを覗きにいってみようということになったのですが,これがもう,実にワンダフォーでしたよ。ケバケバしいネオンに,すこぶるエロい格好の姉ちゃん兄ちゃん,剣呑な雰囲気を漂わせているイカツイ白人,ちょいとサイバーパンク風味な雰囲気で,俺がまず抱いた感想は,「ゲームの世界みてぇだ!」というものでした。
せっかくなので席につき,飲み物を注文してしばらくステージを眺めていたのですが。ふと気付くと向かいの席に座っているマレットヘアーのレスラーみたいな白人が,ステージの女の子じゃなくて俺に熱視線を送ってきておりまして,こちらも妖しい夜の空気に少々気が昂ぶっているものですから,ナンダコノヤローとばかりにしばらく女の子の脚の間でにらめっこしていました。
今思えば,なんてもったいないことをしたんだと。女の子よりも,マレットさん(仮名)の顔を眺めている時間のほうがヘタすりゃ長かったです。あの桃源郷のような光景を思い出そうとしても,浮かんでくるのはマレットさん(仮名)の顔ばっかですよ。
そんなこんなで最初の夜は更けていったわけで……。タイ旅行編,しばらく続けていきたいと思いますので,引き続きチェックしていただければと思います!
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電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
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(C)SEGA (C)2014 KADOKAWA アスキー・メディアワークス
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