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Intel,28コア56スレッド対応のクリエイター向けCPU「Xeon W-3175X」を発売。国内では税込50万円前後に
1000個ロット時の単価は2999ドルだが,すでに販売が始まっている秋葉原のPCパーツショップにおける実勢価格は税込50万円程度だ。
Xeon W-3175Xの動作クロックは定格3.1GHz,最大3.8GHz。共有L3キャッシュ容量は38.5MBで,メモリコントローラは6chアクセスに対応して最大容量512GBをサポートする。CPU側のPCI Express 3.0のレーン数は48となり,TDP(Thermal Design Power,
スペック的には,2017年に登場した「Skylake-SP」こと「Xeon Scalable Processor」をシングルソケットシステム用に流用したものといったところか。
※2019年1月31日23:50頃追記 Intelのプレスリリースでは,最大動作クロックが4.3GHzとなっていますが,本稿ではark.intel.comの表記に揃えました。また,初出時にTDPを225Wと記載していましたが,255Wの誤りでした。
決してゲーマーが積極的に選ぶような製品ではないが,シングルソケットで28コア対応のIntel製CPUという点に惹かれる人もいるのではないだろうか。
IntelのXeon W-3175X製品情報ページ
Intelによる当該プレスリリース(英語)
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