先日もお伝えしたとおり，バンダイナムコゲームスは，PSP用タイトル「
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX（クロス）」を，
2010年に発売する。
本作は，人気RPG
「テイルズ オブ 〜」シリーズの第一作である
「テイルズ オブ ファンタジア」の続編にあたる作品だ。ゲームの舞台は“ファンタジア”の主人公クレスたちがいた時代の約100年後の世界。主人公は，いろいろな職業に“なりきる”ことができる特別な能力を持った，「ディオ」と「メル」という双子だ。彼らが経験する旅の道程には，“ファンタジア”で活躍した重要キャラクターたちも登場する。
他方，このソフトには，2006年に発売された
PSP用「テイルズ オブ ファンタジア −フルボイスエディション−」に，大幅な改良を施した
“クロスエディション”も一緒に収録されており，“一つのUMDの中にフルボリュームの作品が2本入っている”という，お買い得感の高いソフトとなる予定だ。
本作の基本的な要素については，
以前に掲載した記事に詳しいので，是非チェックを。
■「なりきりダンジョン」序盤ストーリー
13歳になる双子のディオとメル。
二人は安全な結界で守られた「エトスハウス」で妖精エトスと暮らしていました。
まだ見ぬ外の世界に興味を募らせていたディオ
知らない外の世界に恐れを抱くメル
ある日空から突然落ちてきた、もの言うタンス、アルベルトにより、自分たちが「なりきり士」という特別な能力を持っていること、そしてその能力を使い、困っている人を救う使命があることを告げられます。
「なりきり士」として困っている人を助ける為に、ディオとメルは貧しい人達が集まって出来たというヴァルハラ村に向かったのです。
困っている人を探してもなかなか見つけられず途方にくれるディオとメル。突然街の中に魔物が現れ、緑色の生き物を襲っています。助け出された緑色の生き物は、二人について来たい様子。鳴き声から「クルール」と名づけられ一緒に旅をすることになりました。
ヴァルハラ村で起きた、魔術の暴走事件の原因を突き止めるべく「いたずら好きの魔女」に会うため、魔女の塔に向かった一行。
そこに居たのは１００年前に魔王を倒した「伝説の英雄」のひとり、「アーチェ・クライン」でした。
アーチェから「時空をわたる」ことのできるふしぎな絵を貰い、事件を解決する為に過去の世界にわたる双子たち。
過去の世界に渡った双子は「伝説の英雄」クレスやミントたちと出会います。
この作品の新情報が明らかになったので紹介していこう。
今回は，本作の主人公である「ディオ」と「メル」の双子が繰り広げる，冒険の序盤のストーリーが明らかになったほか，彼らと密接に関わることになる重要キャラクター達のプロフィールも公開された。
「クレス」「ミント」「アーチェ」の三人は，「テイルズ オブ ファンタジア」の主役キャラクター達だ。これらのイラストは，
プロダクション I.Gの描き下ろしとなっている。
また今回，
「なりきり士」の能力をもつ「ディオ」と「メル」が，ゲーム内でいろいろな職業に“なりきる”ために必要な
コスチュームのいくつかが，新たに公開された。コスチュームはストーリーが進む中で，徐々に手に入っていく。手に入った後は，それを着れば，その職業になりきって戦うことが可能になる。
■キャラクター
クルール CV：？？？
「クルール！！」
・性別 ？？
・年齢 ？？
・身長 ？？
・体重 ？？
正体不明の小さな生物。魔物に襲われているところをディオとメルが助け、ともに旅することに。「クルール」と鳴くので、メルがクルールと名付けた。意外と戦闘能力が高く、虫などの小さな動くものに敏感なので、エトスによくじゃれつくことがある。
アーチェ・クライン CV：かないみか
「そうそう……あれ？あたしってば、けっこう有名人？」
・性別 女性
・年齢 220歳くらい？
・身長 １５７cm
・体重 （自称）39kg
魔術をあやつり、ホウキで空を飛ぶハーフエルフ。きらめきの塔に住むいたずら好きの魔女として人々の噂になっており、その服の色から「ブライトローズ」と呼ばれている。長命であるが故に、誰よりも長く生き、取り残されていく寂しさを紛らわせるために、いたずらを繰り返している。喜怒哀楽が激しく、感じたことをそのまま表に出すタイプ。
クレス・アルベイン CV：草尾毅
「いまだに僕は自分のやったことに答えを出せないでいる……」
・性別 男性
・年齢 １８歳
・身長 １７０cm
・体重 ５９kg
アルベイン流の剣士で英雄として祭り上げられており、そのために奔走する忙しい毎日を送っている。基本的には争いと好まない優しい性格だが、ひとたび敵と向かい合えば恐れることはなく果敢に立ち向かう頼もしい青年。本当の正義とは何かというところでひそかに苦悩し、自分が英雄と呼ばれることに対して違和感を感じている。
ミント・アドネード CV：岩男潤子
「私は……本当に皆さんのご期待に添えているのでしょうか？」
・性別 女性
・年齢 １９歳
・身長 １６２cm
・体重 ４２kg
トーティス村の神子とあがめられ、教会で人々の心と体の両面を癒す仕事をしている法術師。控えめでおとなしい性格だが、芯が強く気丈な一面も持っている。体の傷は癒せても、心を癒せない自分の力量のなさを感じている。
■コスチューム紹介
精霊使い
精霊と心を通わせることが可能なコスチューム。通常攻撃では手に持った本を振り回して戦うので、角が当たるととっても痛い。
ハンター
弓の扱いに長けた、遠距離攻撃が得意なコスチューム
騎士
仲間を「守る」ことに特化したコスチューム。シリーズでおなじみの魔神剣なども使える。
格闘家
自らの肉体を使い,接近戦で戦うことに特化したコスチューム。多彩な蹴り技も持つ。
さらに今回は，本作に搭載される
“XAR-LMBS（クロスアーツエアーリアル-リニアモーションバトルシステム）”の詳細も明らかになったのでお伝えしよう。
“XAR-LMBS”を使った本作の戦闘では，以前の作品よりも
“空中でのコンボ”を気持ちよくつなげることができるようになっているという。多くの技に
“通常”“打ち上げ”などの効果を派生させることが可能になり，「敵を上空に打ち上げた後，それを追ってジャンプ。そして地面に叩きつける」というコンビネーションが，簡単に出せるようになったのだ。
また，
“エモーショナルブレイブゲージ（EBG）”の仕様についても明らかになった。これは攻撃を当てたり，敵の攻撃をガードしたりすると上昇するゲージで，EBGが高くなると攻撃力が上がり，防御力が下がる。逆にEBGが低いときには攻撃力は下がり，防御力が高くなる。
 EBGが高いと攻撃力が高くなる |
 EBGが低いと攻撃力は低めになる |
EBGが100％以上たまっているときには，Lボタンを押すことで
“オーバーブレイブ”状態になることができる。この状態に入ると，画面が赤くなり，コンボがつながりやすくなるとのことだ。
同じディスクに収録されるもう一本のゲーム，
「テイルズ オブ ファンタジア」の“クロスエディション”は，“術の同時発動が可能”“通常攻撃が3段階まで繋がる”“戦闘時の移動速度約2倍”などの改良が加えられ，2006年に発売されたものに比べ，
戦闘が格段にスピーディーになっているという。
新システムとして“ステップ”の仕組みが追加され，敵の後ろ側へサッと回り込む“パッシングスルー”などが可能になった。
ショートカット周りも改良され，隊列の変更も直感的にできるようになっている。さらにキャラクタードット絵は一新され，術や技のエフェクトもより派手なものになっているとのことだ。
 ステップ |
 パッシングスルー |
テイルズ オブ ファンタジア “クロスエディション”
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2010/04/26 00:00
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX
