工画堂スタジオ公式サイト内のティザーサイトの正体は最新作「白銀のカルと蒼空の女王」だった。ページ内には釘宮理恵さんが演じたあのキャラの姿も……？

　工画堂スタジオの公式サイト内で公開されていた謎のティザーサイトの正体が，本日（3月18日）明らかとなった。

　こちらの記事でお伝えしてはいるが，このティザーサイトに関しては，「暁のアマネカと蒼い巨神」でも登場したキャラクター「カル・ルスラン」の姿が確認できるということと，カルのほかに，4人の女性キャラクターらしきシルエットが見られるということ以外，まったく情報がなかった。

　そんなティザーサイトが本日更新され，このページが「白銀のカルと蒼空の女王」という作品のものだということが判明した。発売は2010年夏を予定している。
　さらに，詳細が分からなかったカル以外の4人についても，キャラクターグラフィックスが公開されている。そして，この中に気になる人物が一人，それは彼女だ。

「蒼い空のネオスフィア」登場時のエリンシエ

　ブロンドの髪に特徴的な髪飾り，そして天に向かって伸びる長い耳と大きなイヤリング。若干成長している印象を受けるものの，彼女はPC用ソフト「蒼い空のネオスフィア」に登場した「エリンシエ＝ヤースロップ」（CV.釘宮理恵）ではないだろうか。同作品内では，ネオスフィアの女王として幼いながらもその手腕を振るい，“聡明な年少の君主”として活躍した。

　なるほど，工画堂スタジオが手がける「蒼い」シリーズから，女王である彼女が登場し，先述したカルと物語を織り成すというのなら，「白銀のカルと蒼空の女王」というタイトルにも合点がいく。
　この二人が中心になって紡がれるストーリーとなれば，工画堂スタジオのファンにはたまらないものとなりそうなので，今後の情報にも注目しておこう。

　なお，3月11日に発売された「暁のアマネカと蒼い巨神−パシアテ文明研究会興亡記−」（Xbox 360/PSP版）の初回特典冊子に掲載されたインタビューでは，同作のシナリオを担当したなおゆき氏が「次回作は、駒都さんだけでなく、藤原々々さん、Einさん、やすきさんにキャラデザをしてもらっている」と話しているので，白銀のカルと蒼空の女王では，多彩なキャラクター達を楽しめることになりそうだ。
　実際，今回公開されたエリンシエ以外の3人のグラフィックスからも，その吉兆を感じることができる。


　次回のティザーサイト更新は，3月31日に行われる予定なので，お楽しみに。

「白銀のカルと蒼空の女王」公式ティザーサイト