プレイレポート
豊富なクラスと傭兵システムに注目。オンラインタクティカルアクションRPG「ラングリッサー シュヴァルツ」プレイレポート
タイトル名を見れば分かるように,これは1991年に発売されたメガドライブ版を第1作とするシミュレーションRPG,「ラングリッサー」シリーズをベースとするオンラインゲームだ。
本作の大きな特徴は,プレイヤーが1キャラクターだけで戦うのではなく,部隊を率いて戦うところ。部隊は複数の“傭兵ユニット”と,マイキャラ自身とで構成される。傭兵ユニットは歩兵,騎兵,槍兵に大別でき,いわゆる“三すくみ”の関係にあるという。部隊を率い,敵のタイプに応じて傭兵を切り替えるという戦術的な要素は,“タクティカルアクションRPG”である本作の醍醐味といえる部分だろう。
今回出展されていた試遊台は,MMOタイプの拠点エリア「聖地プラリス」で準備を整えてから,MOタイプのフィールドエリア「忌まわしき視線」に挑戦というセッティング。アンデッドが徘徊する薄暗い森林フィールドで最後に待ち受けるボスは,ビホルダーというモンスターだ。
実際にプレイしてみると,傭兵の行動が思いのほか管理しやすく,一般的なアクションRPGと同様の感覚で楽しめる。傭兵は,敵が近づくと勝手に戦ってくれるし,“マイキャラを追尾”“その場で停止”“積極的に戦闘”というモードをワンキーで切り替えられる。そのため,プレイヤーはマイキャラの操作に集中しやすいのだ。
また,マイキャラは必殺技的な“カード”も使える。カードはZ/X/Cキーにそれぞれ割り当てることができ,3種類×5列=15枚までセットできる。
そのほか,スタッフに確認できた部分では,なかなかしっかりとしたクラスシステムが用意されているようだ。ウォリアー,パラディン,ライダー,アーチャー,メイジ,プリーストという6ルートが存在し,各ルートにはさまざまなクラスが,ツリー形式で用意されているのだ。どのクラスを選ぶかによって,指揮できる傭兵の種類が変化するため,自分がどのような部隊を編成したいかで,マイキャラのクラスを選ぶ必要がある。
日本で遊べるのはもう少し先の話になりそうだが,ラングリッサーファンは続報を楽しみに待っていてほしい。
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