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[Space]キーにタッチセンサーを内蔵した変わり種キーボード「POSEIDON Z TOUCH」がTt eSPORTSから登場
北米向けの価格は109.99ドル(税別)。国内で発売されるかどうかは発表されていない。
[Space]キーにタッチセンサーを搭載と聞いても,それで何ができるのかすぐにイメージできる人は少ないだろう。だが,Thermaltakeが公開したビデオを見ると,使い方がイメージできるようになっている。
ビデオでは,[Space]キーに「Multifunctional Space Bar」と言う名が与えられているのが分かるが,この[Space]キーの上で指を左右にスライドすることで,ウインドウの水平および垂直スクロール操作をしたり,2本指を左右に開くようにスライドさせることで,ウインドウのズーム操作をしたりといった使い方ができるようだ。ノートPCのタッチパッドで可能なスクロールやズーム操作を[Space]キー上でできるようなもの,といえば,イメージしやすいだろうか。
スクロールやズーム操作だけなら,ゲームで使える場面はまるでなさそうに思えるが,そこはゲーマー向け製品ブランドであるTt eSPORTS。ゲーム用途に向けた使い方も用意している。[Space]キーの天面を最大で5つの領域に分割して,それぞれの領域にマクロを割り当てることで,マクロキー的な使い方が可能とのことだ。
もっとも,[Space]キー上に分割位置を示す区切り線がLED表示されたりするわけではないので,どこら辺を触るとどのマクロが発動するかは,ユーザーが覚えるしかない。マクロ機能でどの程度のことができるのかも判然としないので,この機能がゲームにおいて実用的に使えるかは,まったく未知数である。
キーボード本体についても簡単に触れておくと,ベースとなっているのは,国内でも販売中の「POSEIDON Z Illuminated」であるようだ。メカニカルキースイッチには,「TT CERTIFIED MECHANICAL BLUE switch」なる“Cherry青軸風”キースイッチを採用しており,nキーロールオーバーと全キーアンチゴーストに対応するという。
国内での展開が未定なので,実用的か否かを検証する段階にはないが,相当な変わり種キーボードというのは間違いあるまい。
POSEIDON Z TOUCH 製品情報ページ(英語)
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