「GTA：エピソード・フロム・リバティーシティ」の魅力が詰まった日本語版トレイラーを掲載。BOGTの突拍子も無いミッションの情報も

　Take-Two Interactive Japanは本日（4月28日），6月10日に発売が予定されている「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」（PlayStation 3/Xbox 360）の最新情報と，日本語版トレイラームービーを公開した。4Gamerでは，そのムービーを入手したので掲載する。


　本日公開された日本語版トレイラームービーは，同じリバティーシティを舞台に，二つの異なるストーリーが展開する本作の魅力的なシーンをまとめたものになっている。
　バイクで走り回る「ザ・ロスト・アンド・ダムド」の主人公「ジョニー」や，「バラッド・オブ・ゲイ・トニー」（以下，BOGT）の1シーンでト二―・プリンス（通称，ゲイ・トニー）と言い合う，主人公「ルイス・ロペス」などが確認できる。さまざまなアクションシーンもあるので，本作に興味のある人は必見といえるだろう。

　また，BOGTに登場する新たなキャラクターが明らかになったので紹介しておこう。その人物とは，不動産開発業者の「ユスフ・アミール」だ。金に飢えた中東系不動産億万長者として知られるユスフは，母国にリバティーシティをモチーフにしたテーマパークを開発しようとするなど，でっかい夢を持っている。
　そんな夢を実現するために必要となる，裏社会の汚れ仕事をルイスに依頼してくるのだ。

◆ Characters： Yusuf Amir

氏名：Yusuf Amir / ユスフ・アミール
職業：不動産開発業者。
ナイトクラブのフランチャイズ経営にも興味アリ。

金に飢えた、中東系の不動産億万長者としてGTAIVでその存在を明かされたユスフ。
母国にリバティーシティをモチーフとした一大テーマパークを開発するなど、際限のない夢を持っている男だ。
そして己の夢を実現させるために必要となる裏社会の汚れ仕事をルイスに依頼してくる。
(ユスフは、トニーのクラブの常連で、金にモノを言わせてトニ―のクラブをフランチャイズ化したがっている。しつこく絡んでくるユスフの相手が面倒になったト二―は、ルイスにユスフの相手を任せた次第。
どう見てもクールではないユスフは、リバティーシティのナイトライフをクールに生き、女性の扱いの上手いルイスと近づきたがっているところがある)
乗り物に大変興味があるようで、金だけでは手に入れることが出来ない特殊な車両を手に入れることに躍起になっている。

リバティーシティの純金の模型や、オモチャで溢れ返った自慢のオフィスで、お坊っちゃまユスフが”ビジネス“を仕切る

　ユスフの，“母国にリバティーシティをモチーフにしたテーマパークを建設する”という夢を実現するため，呼び出されたのがルイスだ。細部まで精密に街を再現するために，象徴となるアトラクションが欲しいというユスフは，リバティーシティとは切り離せない「地下鉄」に目をつけた。
　そこで，ルイスに与えられたミッションが「For The Man Who Has Everything」だ。

　このミッションでは，その地下鉄の車両を都合してくるのがルイスの仕事だ。お金持ちなんだから自分で買えばいいのに……。しかも，金持ちのボンボンらしく，まったく空気の読めない男なので，車庫に止まっている車両を盗むのではなく，真昼間に走行中の車両を堂々と盗むことに……。どうなる，トニー。
　そんな突拍子もないミッションが，BOGTでは待ち受けているのだ。GTA IVをプレイした人は，ぜひ本作もプレイしておきたい。

◆Mission： For The Man Who Has Everything

はたから見れば、とても恵まれた人生を送っているユスフ。
生まれてこの方、不自由をしたことがない男の物欲はまさに底なしだ。
ルイスを自宅マンションに呼び出したユスフは、中東の母国にリバティーシティのテーマパークを建築する構想を自慢げに伝える。
彼の計画では、細部に至って厳密に街を再現するため、「リバティーシティ」を象徴するアトラクションが必要だと言うことだ。そこで目をつけたのが、街とは切っても切り離せない存在、地下鉄の車両だった・・・
その車両を都合するのは、もちろんルイスの役目だ。

空気の全く読めないユスフの依頼だけあり、車両は車庫から盗むのではなく、真昼間に走行中のモノを堂々と狙うハメに

LCPDテロ対策班のヘリがすぐに飛来するぞ。ユスフから手渡されるBOGT新登場の武器、榴弾オートショットガンの出番だ。派手に撃ち落としてやれ

空からの追手を全て始末すると、輸送ヘリに乗ったユスフが車両を運び去っていく。このようにルイスの日常は、GTAIVのニコが想像も出来ないほど、ぶっ飛んだ刺激に溢れていると言えるだろう

「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」
公式サイト

※本作はCERO：Zレーティング，18歳以上のみ対象のタイトルです