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数千人のファンが東京国際フォーラムに集合。「イナズマイレブン3 四天王決定戦 〜フットボールフロンティアへの道〜」レポート
これは,以前「こちら」や「こちら」の記事でお伝えしたように,札幌/東京/福岡/大阪の全国4都市で順次開催されている,ニンテンドーDS用ソフト「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! スパーク」「イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ボンバー」の公式ゲーム大会だ。
各大会の優勝者には,2011年に開催予定の全国大会決勝へのシード権や,「イナズマイレブン」次回作にキャラクターとして登場できる権利などが贈呈される。
ここでは,約1800人の参加選手の頂点である“東の王者”が決定した,東京会場のイベントの模様をレポートしよう。
なお本大会は事前応募制で,申し込みはすべて締め切られているが,10月11日に開催予定の福岡会場では,当日参加枠の追加が発表されている。福岡近郊の大会参加希望者は,このチャンスをお見逃しなく。
「イナズマイレブン」公式ポータルサイト
「イナズマイレブン3 四天王決定戦 〜フットボールフロンティアへの道〜」特設サイト
ちなみに,フォーメーション/スタメン選手入れ替えは試合開始前が2分間以内,ハーフタイム中は1分間以内,また試合中にコマンドバトルにおける長考禁止(15秒以内)など,試合進行をスムースに進めるためのルールが追加されていた。ルールの詳細は,公式サイトの「こちら」で確認してほしい。
予選では,対戦に勝利したプレイヤーが次のステージに進めるという形式で,決勝トーナメントに出場できる8名になるまで,計8回戦が行われた。決勝戦に進めるのは,約1800人のうちたったの2人。決勝戦に出場したプレイヤーは,予選と決勝トーナメント,合わせて10回の対戦すべてに勝利を収めたわけだ。
そして,決勝戦に駒を進めたのは,角田さん率いる「チェインコスギ」チームと,湧泉さん率いる「モツナベペンギン」チームである。それぞれのチーム構成は以下のとおり。
「チェインコスギ」チーム | 「モツナベペンギン」チーム | ||
スタメン | ベンチ | スタメン | ベンチ |
ごうえんじ ヒデナカタ ドラゴ つなみ バーン サイデン かぜまる ゴッカ ゾーハン ウォルター たけし | とびたか あずま ネロ ディラン アラクネス | とだ アフロディ ヒデナカタ ネネル マーク テレス レオナルド かめいし ピーチッチ ドモン たけし | エドガー おおたに ロニージョ エスカバ みーや |
なお,角田さんのチームのメンバーは,大会終了後に「すれちがい果たし状」でチームを交換させてもらったデータで確認したが,湧泉さんとはチーム交換できなかったため,メンバーは試合中に撮影した写真で確認したものとなる。とくにベンチ入り選手については,合っているかあまり自信がない……というか,間違っていたらごめんなさい。
試合はキックオフ直後から必殺タクティクスの応酬に始まり,そのあとはとだの「こうていペンギン3ごうG5」がたけしの「まおう・ザ・ハンドG5」を破って,モツナベペンギンが先制。そのあとは一進一退の攻防が続くものの決め手に欠き,0−1とモツナベペンギンがリードしたまま前半戦終了となった。
続く後半戦では,なんとチェインコスギのヒデナカタが,コマンドバトルでキーパーを抜き去ることに成功し,“ごっつぁんゴール”で同点とした。そしてゲーム時間で残り30秒ほどとなったところで,チェインコスギのバーンが放った「真ファイアブリザード」が決まり,チェインコスギが逆転勝利を飾った。
見事“東の王者”となった角田さんには,全国大会出場シード権や「イナズマイレブン」次回作にキャラクターとして登場できる権利,そして“王者のマント”などが贈呈された。
大会終了後,角田さんに,今回の大会参加チームのポイントを聞いてみた。角田さんによれば,キーマンはサイデン(祭殿 丞)をミッドフィルダーの中心に置き,シュートブロック技である「アトミックフレア」で相手のロングシュートに対抗できるようにしたそうだ。
また,必殺タクティクスのアマゾンリバーウェーブ対策として,ディフェンダーにはスキル「リカバリー」持ちまたは秘伝書で同スキルを覚えさせたとのこと。また,「ぞくせいきょうか」はあえて積極的に使わず,「こんしん!」「ちょうわざ!」メインで構成したそうである。
なお当然といえば当然だが,角田さんのチームのキャラは,チームの全キャラがレベル99かつ「のうりょく(+α)MAX」まで育成されていた。
そのほか会場のステージでは,プレイヤーにはお馴染み「関谷名人」,そして謎のマスクマン「マスク・ド・テラ」と来場者が対戦する「イナズマ名人チャレンジ」,豪炎寺・虎丸との記念撮影といったイベント,関連グッズが当たる抽選会などが行われ,来場者達を楽しませていた。
「イナズマ名人チャレンジ」では,関谷名人は「せきやん」以外すべてが山属性のキャラで構成したチームで,マスク・ド・テラは,「ローカル戦隊」を中心に全員マスクキャラで構成したチームで,来場者達と対戦を行っていた。
本イベントでは,進行が予定時間をオーバーするなど,いくつか詰めの甘さも見受けられたのが残念ではあるが,参加者の多さを考えれば仕方のないところかもしれない。とはいえ,参加者の多くを占めるであろう子供達をがっかりさせることがないよう,今後の大会では,さらなる運営の改善に期待したいところである。
冒頭でも書いたが,約1800人が選手として参加し,保護者や一般観覧者も含めるとその2倍は来場したと思われることもあり,単一タイトルのゲーム大会としては大盛況だった。選手としての参加申し込みはすでに締め切られているが,一般来場は事前応募の必要はないので,九州/大阪近郊に在住のイナズマイレブンファンは,10月11日の福岡大会,10月17日の大阪大会を訪れてみてほしい。
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