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「今度,SCEに俺屍2の企画書を出します」――ゲームデザイナー桝田省治氏が企画採用の祈願をTwitter上で呼びかけ
そんな桝田氏だが,最近,Twitter上で「俺の屍を越えてゆけ2」の企画書を提出するというコメントを発言し,ネット上で話題になっている。
俺屍といえば,1999年にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売された和風RPG。“人間ダビスタ”とも評されたユニークなゲームシステムと,その独特の世界観など,俺屍は,今なお根強いファンを多数抱える稀有なタイトルだ。2007年にはPlayStation Store上でアーカイブス版も発売されており,すでに,アーカイブスの中でも特に高い人気を誇るタイトルの一つとして知られるようになっている。そんな俺屍の続編の話が持ち上がっているというのだから,ネット上で騒がれるのも無理はない。
――とはいえ,現時点ではまだ桝田氏が「企画書を提出する」と言っているだけの段階であり,企画書が実際に通るかどうかは未定。要するに,続編の制作が決定したという話ではないのである。桝田氏本人も,「企画が通るかどうかは分からないよ」などのコメントで,ヒートアップするファンに声をかけ,落ち着きを促すなど,その予想外の過熱ぶりに困惑(?)する一幕も見受けられた。
そうした状況のなか,先日,桝田氏が俺屍2の企画採用を祈願したちょっとしたイベントをTwitter上で呼びかけている。
その内容とは,
#oresika2_fes というハッシュタグを付けて,
13日(土)23時〜14日(日)1時に
「俺。もし俺屍2の企画が通ったら○○するんだ……」
とTwitter上でつぶやく
というもの。ちなみにその様子は,下記のボタンからも確認できる。
ちょっとした思いつきの,あくまでも気軽な呼びかけのようであったが,本件について桝田氏に直接問い合わせてみたところ,「これで企画がどうこうなるわけではないかもしれないけど,お祭りみたいで楽しいじゃない」とのこと。同時に「こんなに俺屍のことを好きな人たちがいることに驚いている」とし,「難しいとは思うけど,企画が通ってファンに恩返しができるといいね」と答えてくれた。
桝田氏のひょんな一言から始まった今回の“お祭り”だが,俺屍2をぜひ遊びたいという人は,上記のイベントに参加してみるとよいだろう。もしかしたら,企画の行く末になんらかの影響を与える……かもしれない。
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桝田省治氏のTwitter
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