いよいよ本日(10月21日)発売となったセガのPS3/X360用シューティングアクション
「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」(
PS3 /
X360)。その最新情報が公開された。
今回明らかになったのは,本作に登場する個性的な武器の数々と,プレイヤーの行く手を阻む敵キャラクターについての詳細だ。
“BLADEシステム(Battlefield Logic ADaptable Electronic Weapon System)”によって,武器がさまざまな形状に変化する本作だが,その多彩な武器の中から,
「ディスクランチャー」「LFEガン」「ロックオンレーザー」の3つを紹介していこう。それぞれに強い個性をもつ武器なので,状況に応じて使い分けるのが理想的だ。
また変形機能を持つ
巨大兵器“バザード”は,空中と地上両対応の戦術兵器だ。運用面では難ありの兵器だが,その巨体からは想像できない機動力と,満載された武装の数々は,プレイヤーにとってはやっかいな相手となるだろう。こちらもスクリーンショット満載で紹介しているので,プレイ前にしっかり予習しておこう。
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ディスクランチャー(DISK LAUNCHER)
戦場論理適合電子兵器システム
ディスク発射器モード:BLADE−DL
BLADEシステムの一形態で,民間で使用されているディスクグラインダーを改良、スキャンしている。
各地の紛争に現れた新型機械歩兵に通常兵器が効かないとの報告を受け、対抗する兵器の開発が軍部よりDARPAに依頼された。
敵機械歩兵の装甲サンプル研究の結果、ある種の電磁フィールドが施されていることが分かった。
これに対抗するべく様々な兵器が試されたが、最初に打ち破ったものは意外にも
「宇宙空間での建材の切断及び研磨に使用される撃ち出し式ディスクグラインダー」であった。
装甲と同じく電磁フィールドを発生させ、易々とチタン複合材を切り裂く内部機構はその後の対機械歩兵兵器に大きく影響を与えた。
市販品の改造のためファイアーパターンがペイントされたこの工具は、兵器に転用するため発射機構を無理矢理強化している。
そのため弾道は奇妙な弧を描き扱いにくいが、「ロボットキラー」としての真価はARSリアクターに直結して行われる接近攻撃にある。
ディスクランチャーは本来建設作業に用いられていたものだが、電磁装甲への破壊力は折り紙つきだ
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高速回転するグラインダーが敵の装甲を易々と切り刻む。この武器が“ロボットキラー”と呼ばれるゆえんだ |
射出されたグラインダーを、うまく狙って命中させれば、敵の部位を一撃で切断できることがある |
LFEガン(LFE GUN)
戦場論理適合電子兵器システム
低周波エネルギー銃(Low-Frequency Energy gun)モード:BLADE−LFE
DARPA製特殊兵器で、巨大な超低周波エネルギーの塊を前方に放つ。
元々、領海侵犯の船などに使う低周波電磁界を利用した非致死性兵器であったが「防護されていない障害物を貫通して対象に影響を与える」という特性にDARPAが目を付けた。
以来、新兵器開発計画の一環として長らく研究、改良が続けられていた。
新型機械歩兵の装甲に対する試験でエントリーに加えられた際、低周波エネルギー塊が機械歩兵の新型電磁装甲に極めて有効であることが発見され、BLADEシステムの候補に加えられた。
欠点として距離によるエネルギー減衰が大きく、新型装甲の電磁界に負けてしまうと全く影響を与えられないということが挙げられる。
また、コンデンサに高電荷をかけるまでの時間が長く、連続発射には向かない。
巨大な超低周波エネルギー弾を放つ、LFEガン。飛翔する速度は遅いが、当たれば大型の機械歩兵すら怯ませることができる
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実体を持たない低周波エネルギー塊ゆえに、物理的な障害物によって遮られることがない。遮蔽物の裏に隠れた敵にも易々と命中し破壊する |
弾体の巨大さ、破壊されることがないエネルギー塊という特性を利用すれば、飛来するミサイル群への防御壁にもなりうる |
ロックオンレーザー(LOCK-ON LASER)
戦場論理適合電子兵器システム
追尾式荷電粒子銃モード:BLADE−LL
DARPA製の特殊兵器で、遠隔操作が可能な粒子入りのビームを放つ小型荷電粒子砲。
BLADEシステムを構築している「プログラム可能素子」はDARPA原子操作技術の結晶である。
この素子は「電荷状態変更による体積と密度の操作」を初めとし、今までの兵器素材に無い様々な特徴を持っていた。
電波を介してある程度の遠隔操作を行えることもその一つであり、誘導兵器の弾頭などに使用されていたが大胆にもこの素子自体に破壊力を持たせ、「ベクトルを自由に変えられるビーム」として撃つという兵器プランが立案された。
開発は難航したが誘導用小型コアの周りに荷電状態の粒子に分解された素子をまとわりつかせ、電磁誘導で打ち出すというやや強引な方法で解決した。
BLADEコアとARSリアクターの両方を使って粒子を加速させており、命中率が高い優秀な兵器だが、誘導電波の都合上、数本を同時に発射するのが限界である。
ロックオンレーザーは一定範囲の敵を自動的にロックオンして追尾する。敵の直上から急降下するため、遮蔽物の裏に隠れた敵にも比較的当たりやすい
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空と陸の王者:巨大兵器バザード(Buzzard)
飛行形態
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ウォレヌス社がS・クレイ エレクトロニクス社との協力の下、戦略兵器のポテンシャルを秘めた戦術兵器として開発した大型UAV。
MBT、攻撃ヘリのレベルの大きさのフレームに、戦艦レベルのレーザーキャノン砲を搭載、空中・地上両対応が可能な変形機構と機能面のポテンシャルは非常に高いがコストがバカ高く、また量産の難しい特殊なパーツや構成のため、専属の技師(しかもスペシャリスト級)がつかなければまともな運用は非常に厳しい機体。
地上形態
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突如として上空から猛禽の如く舞い降り襲い来るバザード |
巨大な体躯からは意外なほどの機動性を誇り、様々な角度からサムを狙い撃つ |
前面のハッチが開いたらガトリング砲が掃射される合図だ。立ち止まってはいけない |
頭部からは青白いレーザーを放ち、辺りを薙ぎ払ってくる。狭い場所では避けるタイミングが肝心だ |
地上形態でもガトリング砲は健在だ。驚異的な密度の連射を行ってくるため、撃たれ始めてから避けるのでは手遅れになるだろう |
地上では両腕にあたる部分で薙ぎ払いやパンチ、叩き付けなど多彩にして強力な近接攻撃も行ってくる |
バザードにも弱点はある。隙をみて着実に狙い撃っていこう |
圧倒的な存在感を誇るバザード。その巨大な体躯で壁際に追い詰められると、逃げ場を失うことも |
両腕から放つ巨大なレーザーは必殺の破壊力を持つ。絶対に食らってはいけない |