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DVD「ライブビデオ ネオロマンス・フェスタ11」発売記念,乙女達の祭典の観劇レポートを掲載
このイベントは,コーエーテクモゲームスの「ネオロマンス」シリーズ作品に出演している声優陣が,トークやライブなどを披露してファンとの交流を図るという,ネオロマンスファンにとってはお馴染みのイベントだ。
DVDには,トーク,「金色のコルダ3」と「ラブΦサミット」のコーナーが収録されているほか,公演で披露されたキャラクターソング全20曲,愛のメッセージ全16キャラクター分が網羅されている。また,ギャルソンや燕尾服といった,ドラマ中でキャストが特別な衣装に着替えたシーンも全公演分収録されているとのこと。
今回は,筆者が観劇した3月14日昼の部の模様をレポートしよう。DVDに収録された公演とは,厳密には異なるのだが,「ライブビデオ ネオロマンス・フェスタ11」の購入を検討している人の参考になれば幸いだ。諸事情により掲載がだいぶ遅れてしまい申し訳ないが,DVD発売記念ということでご容赦いただきたい。
なお14日昼の部の公演には,以下のキャストが出演した。
<アンジェリーク>
堀内賢雄さん(オスカー役)
浪川大輔さん(ユーイ役)
私市 淳さん(ティムカ役)
<遙かなる時空の中で>
井上和彦さん(梶原景時役,風早役)
関 智一さん(源九郎義経役,サザキ役)
<金色のコルダ>
伊藤健太郎さん(土浦梁太郎役)
岸尾だいすけさん(柚木梓馬役)
内田夕夜さん(吉羅暁彦役)
<ネオ アンジェリーク>
高橋広樹さん(レイン役)
小野坂昌也さん(ジェイド役)
平川大輔さん(ベルナール役)
※スペシャルゲスト
<ラブφサミット>
松風雅也さん(ロイ・雄弥・バーネット役)
緑川 光さん(アレクセイ・隼人・モロゾフ役) ※昼公演のみ
このドラマは,出演キャスト達がそれぞれの役を演じながら,彼女(主人公)のために,試行錯誤を重ねながらプレゼントを選ぶという,ファンにとってはたまらないシチュエーションを描いた寸劇だ。
それぞれの個性がぶつかり合いながらも,愛しい彼女のためにがんばってプレゼントを用意するキャラクター達(声優陣)の姿が印象的だった。
お次は2010年2月25日に発売されたPlayStation 2/PSP用ソフト「金色のコルダ3」をテーマとしたトークライブだ。こちらには,内田さん,伊藤さん,岸尾さんが出演して,本作に関するエピソードを披露した。その中で岸尾さんは,水嶋 新を演じた感想について,「昔は新みたいなキャラクターをよく演じていたので,私の中では原点回帰という感じがしましたね」と話していた。
そしてお次は,ライブコーナー。1曲目はサザキ(関さん)が歌う「情熱とためらいの空騒ぎ」。関さんは,いつもの調子で「よろしく〜よろしく〜」とゆるい雰囲気で登場し,お客さんとの掛け合いで会場を盛り上げた。
2曲目は吉羅暁彦(内田さん)の「SKYWALKER」。アダルトな雰囲気を出しつつも,時折お茶目な声を出すなどしてお客さんを楽しませていた。
続く3曲目は,ジェイド(小野坂さん)とベルナール(平川さん)がデュエット曲「Dear My Princess」を披露し,会場をしっとりとした大人の雰囲気に包んでいた。
なおトークのテーマは,「ネオロマンスキャストとパーティを開きます。どんなパーティがいい?」というもの。出演者はこのお題を元に,60秒間だけ自分の考えたパーティープランをプレゼンテーションする時間が与えられた。ちなみに60秒を超えてしまうと,プレゼンは強制終了となってしまう。
60秒という短い時間でプレゼンしなければならないというプレッシャーもあってか,キャスト陣はさすがに緊張していた様子だったが,どのプレゼンも非常に内容がしっかりしていた。
会場の賛同を一番得られた人が勝者となるルールだったのだが,来場者達の挙手の数はほぼ同じというジャッジで,全員が勝者という形で丸く収まった。
お次は「ネオロマンス・ステージ 金色のコルダ ステラ・ミュージカル」の出演キャスト達がステージに登場して,「ステラ・ミュージカル」の見所などを語った。なお,イベントで話に出た公演はすでに開催が終了しているが,現在は夏公演が開催中なので,公式サイトで詳細を確認してほしい。
ここではロイ役の松風さんとアレクセイ役の緑川さんが,スペシャルゲストとして登場。ちなみに緑川さんは,「今日は緊張するの分かってたんで,メガネを外してきました。なんかぼやけてます」と,不思議キャラ(?)的な挨拶で会場を笑いに包んでいた。
ここでは,お二人が演じるキャラクターについてのトークが行われた。松風さんは「ロイはいい男です。『ラブφサミット』の中でも一押しですね」と自信を持って紹介。一方緑川さんは,アレクセイについて「クーデレです。クールでたまにデレっとする感じですね」と,シンプルながらも非常に的を射るコメントで,自身のキャラを紹介してくれた。
トークのあとは,お二人が「ラブφサミット」のミニドラマを生披露することになり,滅多に見られないであろう,このサプライズプレゼントに,来場者達からは歓喜の声が上がっていた。披露してくれた時間は“ミニ”というだけあって,数分程度の短いもだったが,それでも「ラブφサミット」の魅力がしっかりと伝わってくる内容だった。
そして,ドラマ「ガーデンパーティー・ラプソディ 〜恋するお料理教室 編〜」が行われたあとは,ライブの第2部の時間となった。
ユーイ(浪川さん)の「手のひらのmy love」,柚木梓馬(岸尾さん)の「SWEET SECRET」,ティムカ(私市さん)の「Only Love 〜心から欲しいもの〜」,レイン(高橋さん)の「RIGHT&BRIGHT」と,立て続けに4曲が披露され,会場の盛り上がりも最高潮に達してエンディングを迎えた。
そして,続いてのアンコールでは,ファンにはお馴染みの「Promised Rainbow」をオールキャストで熱唱。拍手と声援が会場に響き渡る中,ネオロマンスフェスタ11は幕を閉じた。
撮影/大山雅夫
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