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コナンびっくり! Funcomが子会社を設立し,カジュアルな完全新作MMO「Pets vs. Monsters」を発表
ノルウェーのデベロッパであるFuncomは,子会社として新たにSweetRobotを設立し,ライトゲーマー向けの新作MMOタイトル,「Pets vs. Monsters」の制作を発表した。併せてムービーとスクリーンショットが公開されたので,ここに掲載してみよう。
Pets vs. Monstersは,プレイヤーが犬やライオン,熊などの動物とともにファンタジー世界を冒険し,謎を解いたりクリーチャーと戦ったりするという内容で,対象年齢は8歳〜12歳が想定されている。内容については未発表の部分が多いのだが,オープンしている公式サイトでは,プレイヤーと戦うペットとしてCats(猫),Dogs(犬),Bears(クマ)が挙げられている。
犬といっても狼のようだったり,猫もまるでライオンのようだったりするが,プレイヤーはこういった動物の背中に乗ってジャングルや砂漠などを移動し,クリーチャーと戦っていくことになる。
「Pets vs. Monsters」公式サイト
掲載したムービーには戦闘シーンも収録されており,ペットが直接攻撃するだけでなく,敵を凍りつかせたり炎で攻撃したりといったシーンも見られる。カジュアルなタイトルということもあって,血が吹き出るなどの残虐な表現は当然なく,倒されたクリーチャーがドルのマークのついた金貨のようなものを落とすなど,全般にコミカルなタッチのゲームであることが分かる。
本作はブラウザゲームではないが,ストリーミング技術が採用されており,簡単にインストールして,すばやくゲームが始められるようにデザインされているとのことだ。
サービス開始時期や料金形態などについても未発表だが,今月中にはβテストがスタートする予定になっている。
Funcomといえば「Age of Conan: Hyborian Adventures」や「Anarchy Online」といったMMORPG,そしてアドベンチャーゲームの「Dreamfall: The Longest Journey」など,クオリティの高いゲームを開発していることで知られ,最近はローファンタジーをテーマにした新作MMORPG「The Secret World」を開発中。
これまで,どちらかといえばコアなゲーマーを対象としたゲームばかりを作ってきた同社だが,子会社のSweetRobotでは,最近のトレンドともいえるカジュアルゲームを開発していくわけだ。
カジュアルなMMORPGとしては,2009年4月にサービスを開始したSony Online Entertainmentの「Free Realms」が,サービス開始から半年も経たないうちに,登録者数約500万人を記録するというヒットを飛ばしている。果たしてこのPets vs. Monstersが,どこまでそのレベルに迫れるか興味深い。
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Pets vs. Monsters
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