エレクトロニック・アーツ，現代戦ミリタリーFPS期待作「メダル オブ オナー」をPC/PS3/Xbox 360向けに2010年秋に発売

　エレクトロニック・アーツは本日（6月11日），現代戦ミリタリーFPS「メダル オブ オナー」（原題 Medal of Honor）を，PC，PlayStation 3，Xbox 360向けに2010年秋に発売すると発表した。価格は未定。



　Medal of Honorといえば，4Gamer読者ならば一度はその名を目にしたことがあるかもしれない，ミリタリーFPSの人気シリーズだ。1999年に発売された第1作「Medal of Honor」（PlayStation）と同じタイトルが採用された最新作では，一貫して第二次世界大戦をテーマとしてきた従来作品から大きく舵が切られ，中東/南アジア地域を舞台とする現代戦ミリタリーFPSとなる。
　本作に登場する「Tier1 オペレーター」と呼ばれる特殊部隊は，最も過酷な訓練に耐え抜いた精鋭揃い。失敗が許されないミッションを遂行するために集結された部隊であり，プレイヤーはその一人としてタフな戦いに挑むことになる。



　本作の開発を行っているのはEA Los Angelesで，マルチプレイ部分はBattlefieldシリーズのEA DICEが手がけている。開発にあたって，実際の特殊部隊の隊員の協力を得ているとのことで，戦いのプロによるアドバイスがゲームにどのように生かされるか注目したいところだ。
　今回公開されたムービーを下に掲載するので，ぜひ雰囲気をつかんでほしい。

「Medal of Honor」公式サイト（英語）

第二次世界大戦から舞台は現代戦へ
シリーズ最新作「メダル オブ オナー」2010年秋発売！

エレクトロニック・アーツ株式会社は、シリーズ最新作となる「メダル オブ オナー」を2010年秋、PS3、Xbox 360、PC向けに発売することを発表いたしました。新作ファーストパーソン・シューティングゲーム「メダル オブ オナー」は、ほかの誰一人として扱うことができないミッションを引き受ける国家指揮最高部直轄の、知られざる存在である特殊部隊をテーマにしており、開発チームは、本物に近い現代戦体験を創り上げるために、開発の初期段階から特殊部隊のメンバーと緊密な連携で制作に取り組んできました。実際の作戦からアイディアを得て、「メダル オブ オナー」は、今日最も優秀なアメリカ兵の現代ミッションを、彼ら意思や考え方、徹底的なプロ意識と共に明らかにします。



作品紹介
米国の軍事システムの最高指導部であるNCAの指令のもと、エリート兵士たちが招集された。彼らの実体はあまり広く知らされていないが、「Tier1 オペレーター」と呼ばれ、決して失敗が許されない任務を遂行するために選ばれた特殊部隊である。200万人を超える陸軍、海軍、空軍、海兵隊のうちのおよそ50,000人が特殊任務部隊の指揮下に置かれる。さらにその中でも、特殊作戦部隊の最も過酷なトレーニングを乗り越えたものだけが「Tier1オペレーター」として認められており、その正確な人数は機密扱いではあるが、およそ200～300人と言われている。彼らは生ける精密兵器であり、武力行使を任務とするエキスパートである。EALAによって開発されている新「メダル オブ オナー」は、今日も不安定な状態が続くアフガニスタンなどの中東・南アジアの戦場を知る「Tier1オペレーター」の実体験を再現するため、実際に彼らの協力を得て開発されており、プレイヤーは、彼らのような精鋭の兵士たちと同様、彼らだけが持つスキルを駆使し、最も危険な戦場で新たな敵に挑むことになります。尚、今作の開発にはマルチプレイヤーゲームのノウハウが豊富なEA DICEも共同で取り組んでいます。

製品概要
タイトル：メダル オブ オナー
発売予定：2010年秋
価格：未定
対応機種：PS3、Xbox 360、PC
ジャンル：ミリタリーFPS
CERO：審査予定
オンライン対応：最大24人