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[G-Star 2010]選ばれた者だけがドラゴンの所有者に。MGameの新作「War of Dragons」のプレイレポート&ムービーを掲載
しかし今回,G-Star 2010のMGameブースでは,本作がプレイアブルな状態で出展されていたので,さっそくプレイしつつ,本作がどんな作品なのかを聞いてみた。
MGameで開発部のディレクターを務めるJade Byun氏によると,本作は,1匹のドラゴン「Lord Dragon」が神として崇められているという世界観のもと,西洋文化風の大陸「ファイア」と,東洋文化風の大陸「ノクピ」が冒険の舞台になるという。
これら2つの大陸は,「デビロ」と呼ばれる勢力の侵攻を受けており,大陸に住む種族の物語は,このデビロとの戦いの中で展開していくことになるという。
本作の特徴として外せないのはやはり“ドラゴン”という存在だ。プレイヤーはドラゴンを入手することで,その背に跨がって空を飛んだり,ドラゴンのブレスで敵を攻撃したりでき,移動に攻撃にと頼もしい味方になってくれる。
そんなドラゴンだが,プレイヤーを含めて誰も支配できない「Lord Dragon」のほか,“儀式”を行うことで手に入る,神性/毒性/火/冷気といった属性を持つ4種類のドラゴンが存在するという。これらのドラゴンは誰でも手に入るわけではなく,たとえば1万人のプレイヤーの中で,入手できるのは100人程度。しかも,入手の可否や種類はランダムで決定されるとのことだ。
このように限られたプレイヤーだけが所有できるドラゴンだが,その強さが最も重要となるのが対人戦である。
本作の対人戦は,いわゆる“攻城戦”だ。相手の城を攻めてその所有権を奪い合うというわけだが,本作の場合,人対人の戦いだけではなく,ドラゴンからの攻撃,もしくはドラゴン同士による空中戦も起こりうる。当然,ドラゴンと人とでは,前者が圧倒的に有利。それだけに,ドラゴンにはドラゴンをぶつけるなど,地上と空とを意識した立体的な戦略が必要になるだろう。
このほかゲームシステムとしては,ドロップアイテムで装備品を強化したり,採集で入手した素材を加工してアイテムを作ったりといった要素や,鎧の装飾品などが入手できるミニゲームなどが用意されているという。ちなみに,掲載したプレイムービーにも登場するが,今回の出展バージョンでは,敵のドラゴンを地上から撃ち落とすためにバリスタのような武器で照準を合わせて撃ち込む――といった,シューティングのようなミニゲーム(?)がプレイできた。
- 関連タイトル:
War of Dragons
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