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[G★2009]ランキング上位者は名前も姿も英雄に。T3 Entertaimnetの新作MMORPG「三国之天」がプレイアブル展示
HanbitSoftブースに,T3 Entertainmentが開発する新作MMORPG「三国之天」がプレイアブルで出展されていた。三国志を題材としたMMORPGは少なくないが,本作はどのようなタイトルなのかについて,さっそく聞いてみよう。質問に答えてくれたのは,HanbitSoftマーケティングマネージャ,Lee kyoung hwan氏だ。
Lee kyoung hwan氏 |
まあ確かに,三国志演義の英雄がイノシシに乗るのはファンタジックだが,変わった騎乗動物が出てくるMMORPGは割と普通。4Gamer読者とすれば,ドラゴンに乗った曹操が見たいと思うかもしれない。騎乗動物やペットはプレイヤーの戦いによって経験値を獲得し,レベルが上がると見た目も変化していくとのことだ。
さて,三国志モノといえば,国と国の戦いが中心になるケースが多い。本作も同様で,蜀,呉,魏の三か国による大規模戦闘,つまりRvRがメインとなる。RvRは,国ごとに最大で500人が参加でき,各国に存在する戦場ゾーンの城をめぐり,戦闘が繰り広げられるという。
プレイヤーは,Warrior,Guardian,Avenger,Archer,Monk,Healer,Wizard,そしてDebuffといった,対人戦に欠かせないクラスを駆使して戦うことになる。公式サイトで確認できる各クラスの容姿は,いずれも「三国志とファンタジーの融合」といった雰囲気の個性的なデザインになっている。
Archer |
Avenger |
Debuff |
Guardian |
Healer |
Monk |
Warrior |
Wizard |
最初は三国志における「有名人」の名前は使えないのだが,例えば蜀に所属しているプレイヤーがプレイを続け,ランキングで上位になることで,劉備や関羽,張飛といった名前を持つキャラクターになれるというわけだ。
張飛が二人いてはおかしいので,こうした有名人になれるのは,英雄一人につきプレイヤー一人となる。強さの証として誇れそうだが,明らかに目立ちすぎるので,やっかいな相手として敵に狙われたりするかもしれない。
このほか,PvE要素としてインスタンスダンジョンが用意されており,最大8人のパーティで挑戦できるとLee氏は教えてくれた。
ゲームのシナリオの中には,三国志演義に即したものもあり,教養的な要素も重視している。また,生産システムや武器の強化,コミュニティのサポートなど,必要な要素は一とおり用意されているが,ハウジングシステムについては企画中とのこと。
本作は,2009年10月にごく少数のテスターによるFGT(Focus Group Test)が行われており,2010年初めにはクローズドβテストを実施する予定だ。海外展開については,台湾ですでに準備が進んでいるものの,日本には進出を考えている段階とのことだった。
「三国之天」公式サイト
- 関連タイトル:
三国之天
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