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そういえばルーク,ニンテンドー3DSといえばナゾトキも3D対応になるのを知っているかい? 「レイトン教授と奇跡の仮面」を遊んでみた
なお,当然ながらデモ版は開発中のものであり,実際の製品とは仕様が異なる可能性もあるのでご注意を。あと,ストーリーについては,楽しみにしている人も多いと思うので,ネタばれしないよう一切触れていない。そちらについてもご了承いただきたい。
「レイトン教授と奇跡の仮面」公式サイト
まず,本作における3D立体視は,飛び出すというより奥行きを持たせて“3D感”を出している。画面の奥に箱庭が広がっているという感じなのだが,言葉だけでは,うまく伝えきれないのがもどかしい。
ゲームは,レイトン教授シリーズの特徴の一つであるムービーから始まった。画面内に映るキャラクター達に奥行きが設定されており,2Dのキャラクターが背景から浮き上がっているように見える。筆者の個人的な好みとしては,アニメパートについては,3Dボリュームを切って見たほうが楽しめそうだなー,といったところ。
そのあと,ちょっと……いや,かなりビックリしたのは,登場したレイトン教授とルークが,3Dモデルだったことだ。モデルはトゥーンレンダリングのような,同社の「二ノ国 白き聖灰の女王」のキャラクターモデルに近い印象を受けた。
また,会話が表示される画面にカットインで入り込むイラストなどもあったのだが,なんとこちらにも奥行きが設定されており,メッセージウィンドウ,キャラクターモデル,イラストの順に表示されるといった感じで,「この手のジャンルでも,ちゃんと3Dしているんだな〜」という感覚を味わえる。
そして,3DSになったからというわけではないのだろうが,操作のシステム面でもリファインされていた。基本的に,タッチペンのみで操作できるというスタイルは継承されているのだが,細かな部分に変更が加えられているのだ。
例えば本作では,画面内の“アヤシイ”ところを調べるときには,虫眼鏡を使う。虫眼鏡は上画面に表示され,下画面でタッチペンをスライドさせることで操作でき,怪しいところでタップする(このとき虫眼鏡が茶色に変わる)。
既存シリーズでは,タッチペンで該当部分を直接タッチしていたが,本作では下画面をノートPCのタッチパッドのように使うわけだ。
シリーズのファンなら同感してもらえると思うが,この操作方法になったことで,ひらめきコインを探して画面全体を連打する行動からは解放されることになる。ちなみに,ひらめきコインの存在は本作でも確認できた。
筆者が試遊したときに体験できたナゾトキは,「2匹のてんとう虫のうち1匹を操作して,もう1匹のところまで連れて行く」というものだった(ちなみに20ピカラット)。このナゾでは,「立体的に見える」という程度ではあるものの,3D立体視で表現されることで,ナゾトキのひらめき具合も変わりそうに感じられた。製品版でどのようなナゾが盛り込まれていくのか,楽しみに待ちたいところだ。
そして,ナゾトキも体験して,マップ移動をして話を進めようと思ったら,「Thank you for playing」的な文字が表示され,試遊は終了となってしまった。スタッフに聞いたところ,制限時間が来ると自動的に終了するようになっているとのこと。もうちょっと早くに知っておきたかった……。
「レイトン教授と奇跡の仮面」公式サイト
ニンテンドー3DS 特設サイト
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