バンダイナムコゲームスより,PlayStation 3用ソフト「
アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く」が
2010年1月28日に発売される。価格は7329円(税込)。
本作は,“ムスメ調合RPG”「アルトネリコ」シリーズの第3弾。大地のない雲海にそびえ立つ一本の塔を唯一の世界とする舞台設定,謳うことで詩を力に変える「詩魔法」と,その力を持つ種族である「レーヴァテイル」,そしてヒロインの精神世界にダイブし絆を深めていく“ムスメ調合システム”など,本シリーズならではの要素を受け継ぎつつ,本作ではついに3本目の“塔”が登場。3本目の塔が存在する世界,「ソル・クラスタ」が舞台となる。
「アルトネリコ3」イントロダクション
かっては大地があり、
生き物が幸せに暮らす星だった惑星「アルシエル」。
その星の人類は、
詩をエネルギーに変える種族
「レーヴァテイル」を生み出し
高度な文明を誇っていた。
しかし愚かなる力の解放により、
星そのものを変革させる大惨事が引き起こされ
その星は
死の雲海につつまれ
大地は失われ
世界にはたった3本の塔のみが残される事となった。
塔に生き残った人々は、
残された塔にへばりつくようにして暮らし、もがき生き抜いている…
3本目の塔の存在する世界「ソル・クラスタ」は、レーヴァテイルに支配された世界である。塔の上層部に住むレーヴァテイル、β純血種達の組織「クラスタニア」によって、この塔から見えるほぼ全ての場所が統治されている。
クラスタニアは、レーヴァテイルと「浄化された人間」=奴隷だけの社会を創ることを目指している。そのために反抗を試みる人々の住む都市に対し、「クレンジング(都市破壊)」を仕掛け、文字通りすべてを消滅するのである・・・。
物語の舞台紹介
▼3本目の塔が存在する世界
「ソル・クラスタ」
「ソル・クラスタ」は一見、巨大な光のラインによる塔と、その中に広がるサイバーな建物、そして周りを囲う巨大な牙のような大地「大牙」に存在する、アジアな建物群による世界である。
レーヴァテイルの国家「クラスタニア」と、人間の国家「アルキア」が存在する。
クラスタニアは、レーヴァテイル(それもベータ純血種)が中心となって作られているコミュニティである。
対するアルキアは、第三塔創始の頃から存在する「アルキア研究所」を中心とした人間の国家であり、クラスタニアとは対立姿勢にある。
▼クラスタニア
塔側の統治機関・レーヴァテイルの国家のこと。
レーヴァテイル・β(ベータ)純血種達が住む町。実質、この世界における行政の中心となっている。
人間支配についても、この街によって行われている。そして最大にして最高水準の設備レベルを誇る。
町は大きく分けて3つの区画に分かれ、それぞれは「レーヴァテイル街区」「スレイヴ街区」「行政区」と呼ばれている。
「レーヴァテイル街区」は支配者であるレーヴァテイルが住む町で、木でいうところの生い茂る葉のあたりに存在する。非常に快適で、一人当たりの面積、環境、サービスなどが完全に計画されている。
「スレイヴ街区」は人間の住む町である。こちらは木で言うところの根っこのアタリに存在する。
面積はとても小さい。家も非常に狭く、生活に必要なものしか与えられていない。
人間はレーヴァテイルの能力開発の為に連れてこられた言わば捕虜的な存在であり、それ故にこのような扱いになっている。
▼蒼谷の郷(そうやのさと)
主人公・アオト、ヒロインの一人サキが最初に出会うこととなる場所。
彩音回廊(天候制御システム)の限界線ギリギリの所に存在する小さな村。
彩音回廊と自然の気候が半々に入り交じる場所な為、風が強く肌寒い。
(風が強いのはジェット気流が防ぎ切れていないため)
その為住人は、風を使って風車を回し、生活に役立てている。
風車は谷の上側に、両側の牙にロープを打ち付ける形で村の上に張り巡らされている。
風が吹くとその風車がカラカラと音をたてて回り、この村独特のサウンドスケープを形成している。
キャラクター紹介
蒼都(アオト)
CV:杉山紀彰(すぎやまのりあき)
今作の主人公。
蒼谷の郷(そうやのさと)で鳶職の親方に弟子入りしている青年。
性格は元気で向こう見ずで、自分がこれと思ったことはやり抜く責任感があり一生懸命。
蒼谷の郷がある大牙に対して理不尽なクレンジング(街の破壊)を行うクラスタニア(塔側の統治機関・レーヴァテイルの国家)に対して、少なからず反感を持っていたが、少女「サキ」と出逢ってからは明確な敵となる。
咲(サキ)
CV:後藤麻衣(ごとうまい)
今作のヒロイン。
出身はアルキア研究所。
この世界に大きな影響を与える“ある目的”の為に生み出されたレーヴァテイル。
しかし“ある目的”実現を前に、計画に反対する研究所の「キラハ」と共にアルキア研究所を脱出。
数年にわたる逃亡の先に、蒼谷の郷(そうやのさと)で「アオト」と出会うことになる。
サキは極度の興奮状態におかれると、時折“奇跡”と呼ばれる力を使用する。
フィンネル
CV:喜多村英梨(きたむらえり)
今作のヒロイン。
クラスタニアで生み出された、稀少なβ純血種レーヴァテイル。
その資質はドジっ娘でまわりで見るものをハラハラさせる。
トコシヱ隧道(トコシエすいどう)にて定食屋を営むおばちゃんの手伝いをして暮らしているが、彼女にはクラスタニアが立てた計画の恐ろしい秘密を担っており、その秘密が「アオト」を運命の輪に巻き込むこととなる。
ヒロイン以外にも魅力的なキャラクターが多数登場
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アルトネリコ3は,これまでのシリーズと同様,死の雲海に包まれた“塔”が舞台となるが,その特殊な世界観を表現するビジュアル面が大幅にパワーアップ。本作ではフィールドマップや登場キャラクターが3Dで再現され,走ったりジャンプしたりしながら移動する。タウンマップは,移動したい場所を選択する従来どおりの方式だ。
また,アルトネリコシリーズといえば欠かせないのが,ヒロインの精神世界(コスモスフィア)にダイブし,絆を深めていく“ダイブ”システム。ダイブを行ってコスモスフィアに働きかけることで,新しい詩魔法を紡ぎ出せるようになるのだ。ダイブは各所にあるダイブ屋で行えるが,そのためにはヒロインとの信頼関係が重要だ。
ダイブ屋
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本作では,メインの二人のヒロインは,心の中に別の人格を持つ“多重人格ヒロイン”として描かれており,その多重人格が表に出ているときのヒロインは,文字通り別人格としてその姿まで変化させて登場する。プレイヤーはこれまで以上に多面的な魅力をもったヒロインと絆を深めていくことになるのだ。
咲別人格 |
フィンネル別人格 |
そして,ヒロインを護りながら戦う詩魔法バトルも今回はさらにパワーアップしている。本作では戦闘中の攻撃レベルを上げるため,戦闘フィールドの大気中のエネルギーを借りるのだが,ヒロイン達は“エネルギーを妨げる服を解き放つ”ことで,その攻撃レベルを上昇させるのだ。もちろん,ヒロインに力を解放してもらうには,冒険を通じて絆を深める必要がある。さらにヒロインは戦闘時に,手に入れた多重人格ボディで戦うこともできる。
詩魔法バトルではもう一つ,各種ゲームパラメータを元に,リアルタイムにBGMを生成・変化させる最新技術を用いた「R.A.H.システム(詩調合)」が実装されているのも,本作の大きな見どころの一つだ。これは,ヒロインの精神世界で詩のパーツ「ヒューマ」を紡ぎ,現実世界で合成して詩にするシステムのこと。楽曲の組み方が悪いとテンションが下がり,うまく組み合わせると楽曲の盛り上がりも抜群になる。
このほかに,シリーズでおなじみの「アイテム調合」も健在。アイテムを調合したときのヒロインのちょっとズレたコメントが毎回楽しみな本システムだが,今回はどんな“迷言”を聞かせてくれるのか今から楽しみだ。
さて,今回は本作の予約特典も発表されているので,最後にその内容を紹介しよう。予約特典は数に限りがあるので,確実に手に入れたい人は早めに予約しておこう。もちろん,筆者はすでに予約済みだ。
●豪華予約特典!
PS3専用ソフト
アルトネリコ3 世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く
Official Visual Book
B5サイズの豪華ハードカバー上製本仕様!
オールカラー全44ページに「アルトネリコ3」の魅力が満載の1冊。
凪良氏によるキャラクターイラストを中心に、
広告やポスター、パッケージなどに使用されたイラストはもちろん、
各キャラクターの設定・世界観設定や各種設定資料などを豊富に収録!
※ 数には限りがございます。なくなり次第終了とさせて頂きます。
※ 写真・イラストはイメージです。内容・仕様は予告無く一部変更になる場合がございます。
※ 特典は商品購入時にお引き渡しとなります。
※ 一部店舗では取り扱いのない場合がございます。詳しくは店頭にてお問い合わせ下さい。
※画面はすべて開発中のものです