［COMPUTEX］ASUS，超薄型ノートPCに199ドルのEee PC，そして「スマートフォンを内蔵できるタブレット」を発表【19：45頃更新】

　COMPUTEX TAIPEI 2011の開幕を翌日に控えた2011年5月30日，ASUSTeK Computerは会場近くで説明会「BREAK THE RULES」を開催。Sandy Bridge搭載で厚さ17mm以下の超薄型ノートPCや199ドルの薄型Eee PC，そして同社が「Padfone」と呼ぶ，スマートフォンと，それを内蔵できるタブレットなど新製品を披露した。まずは速報として，写真をお届けしたい。

UX Series

Sandy Bridgeを搭載する「UX Series」の超薄型ノートPC。厚さは3～17mmで，重量は1.1kgだ。横に広いタッチパッドなど，MacBook Airによく似ている。スリープモードからの復帰は2秒とのこと。Core i7・i5・i3対応とのことで，展示機は「Core i5-2557M/1.70GHz」を採用していた。Serial ATA 6Gbpsにも対応する

底面部

キーボード周り

左側面部

右側面部

展示機は，CPUに「Core i5-2557M/1.70GHz」を搭載し，容量2GBのメインメモリを備えていた

MacBook Airとの比較。写真上がMacBook Airの11インチモデル，写真下がMacBook Airの13インチモデル

Eee PC X101

Eee PCの新モデル「Eee PC X101」。こちらも薄型で，厚みは17.6mm。重量は950gで，OSにMeeGoがプリインストールされている。価格は驚きの199ドル！　なお，Windows 7プリインストールの「Eee PC X101」も用意される

カラーは2色。展示機はどちらもOSにMeeGoを採用していた

天板部

底面部

キーボード周り

側面部

Eee Pad MeMO 3D

グラスレス3D立体視に対応したIPSパネルを採用する7インチ型スマートフォン「Eee Pad MeMO 3D」。手元で音楽を聴いたり電話したりできるハンドセットが付属する

裸眼立体視表示を行っているところ（左）。背面に備えているカメラが1基のため，立体視コンテンツの撮影はできなそうだ

付属のハンドセット

ハンドセットのインタフェース部

Padfone

　サプライズとして公開されたのが「Padfone」だ。


　Padfoneは，タブレットの背面にスマートフォンを収納でき，場所や局面に応じて好きなほうを利用できる製品。スマートフォンをタブレットに内蔵したときは，タブレット側のバッテリーから充電もできる。
　なお，担当プロダクトマネージャーによると，発売はクリスマスを予定しているとのこと。スペックは現時点では公開できないが，ストレージはスマートフォン側にのみ用意されるという。

タブレットの背面に設けられているスロットにスマートフォンがドッキングする仕組みだ

スマートフォンとタブレットとの接続インタフェースは，Mini USBとMini HDMIとなる

Johnny Shih CEOが行ったデモ。壇上にタブレットが登場し，そこにShih氏が手をいれるとスマートフォンが出てくるというものだった

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