ZOWIE GEAR，左右対称形状のゲーマー向けマウス「FK1」発表。「FK」比で若干大きくなり，センサーもPixArtの最新モデルに

　北米時間2014年6月26日，ゲーマー向け周辺機器ブランド「ZOWIE GEAR」を展開するBriccity Internationalは，光学式センサー搭載で左右対象形状のワイヤードマウス「FK1」を発表した。従来製品「FK」をベースとしつつ，サイズが若干大型化したことと，搭載センサーがPixArt Imaging（旧Avago Technologies）製の「ADNS-3090」から，新型の「PMW3310DH」（ADNS-3310）に変わったのが特徴だ。
　日本における発売時期と価格は未定。

FK1

　プレスリリースによると，従来のFKシリーズには「小さすぎる」という声が寄せられていたとのこと。そこでZOWIE GEARでは，基本デザインをそのままに，奥行き方向を4mm，幅を2〜3mm長くする決断を下したのだそうだ。それに伴って，重量は5gほど増えている

サイズの変更を説明した画像。ほんの数mmずつだが，FK1のほうが大きい

　センサー周りでは，センサー自体が変わったことに加え，DPI設定の選択肢が従来の450/1150/2300DPIから，FK1では400/800/1600/3200DPIという，比較的よく使われるものに変わった点もトピックといえそうだ。

　FKは生産終了で在庫も完売」とのことなので，FK1には早めの国内発売を期待したいところである。

ZOWIE GEAR 公式Webページ

2014年6月26日、ハンティントンビーチ（米カリフォルニア州）
ZOWIE GEARはFKシリーズの新商品、「FK1」を発表します。

FK1は、従来のFKでは小さすぎて手に合わないというフィードバックをお送り頂いた、多くのゲーマーの皆様へのZOWIE GEARの回答です。
また、光学式イメージセンサーが現行世代のAvago ADNS-3310に変更となっており、アップグレードしたセンサーを求めるゲーマーの皆様にもご納得いただけることでしょう。

ADNS-3310センサーが世に登場した時、ZOWIE GEARにはこのセンサーを次の製品で是非使って欲しいというご意見が多数寄せられました。
新型センサーに載せ替えたマウスを開発すること自体は難しくありませんが、新型センサーの優位性を生かしつつ、e-Sports用品としてのZOWIE GEAR製品の基準を満たすのは、簡単ではありませんでした。

ZOWIE GEARゲーミングマウスで外せない特徴の1つが、どのシリアスゲーマーにとっても重要なポイントとなる、低いリフト・オフ・ディスタンスです。
度重なるテストを経て、ZOWIE GEARの研究開発チームは、ADNS-3310のリフト・オフ・ディスタンスを短縮することに成功しました。（1.5〜1.8mm）
ZOWIE GEARが手掛けた製品であることの証ともいえる、この短いリフト・オフ・ディスタンスに関心を持つ全てのゲーマーの皆様には、この新しいFK1を気に入っていただけることでしょう。

主な特徴：

• 左右対称、かつ、クローグリップ（つかみ持ち）に最適な形状
• 右利き・左利きいずれのユーザーでも無理なく操作できるよう、左右それぞれにサイドボタンを搭載
• プラグ＆プレイ（ドライバーのインストール不要、OS標準のドライバーを利用）
• 右手用モード、左手用モードを簡単な操作で切替可能
• センサー解像度を400/800/1600/3200dpiの4段階で切替可能
• USBポーリングレートを125/500/1000Hzの3段階で切替可能
• リフト・オフ・ディスタンス1.5〜1.8mm
• 対応OS：Windows2000/XP/Vista/7/8

FK1は現在、各国のZOWIE GEAR代理店向けに出荷準備中です。
日本での発売時期、店頭価格等につきましては代理店発表をお待ち下さい。