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[TGS 2010]NDS「大神伝〜小さき太陽〜」のスペシャルステージ。プロデューサー江城氏とディレクター松下氏が攻略ポイントを指南
本作は,2006年にPS2で発売され,その後Wiiにも移植されたネイチャーアドベンチャー「大神」の世界観を受け継いだ作品だ。今作では,前作の主人公“アマテラス”の子ども“チビテラス”を操り,ストーリーを進めることになる。
「大神伝 〜小さき太陽〜」公式サイト
まずは本作のプロデューサーである江城元秀氏が登場。「やっと発売日を迎えることができました」と笑顔で話していた。続いて,“相棒”の紹介をメインとしたプロモーションムービーを挟み,もう一人のゲストであるディレクターの松下邦臣氏も登場。
松下氏はタッチペンでクニヌシの顔を描いて,見事に変装を成功をさせていた。続くチビテラスの布にも顔を描くのかと思いきや,布には「クマ公」の文字が。これには会場も大爆笑していた。また最後には,映像では初公開となるボスキャラ,鬼婆の戦闘シーンも公開されていた。
次に,相棒の一人である人魚の“ナナミ”を使って,ボスの大ナマズとバトル。この戦闘では,バトルスペースがかなり限定されており,狭い島の上しか移動できない。
大ナマズは攻撃力が高く,油断しているとかなり危険。そんな大ナマズの攻略方法は,飛びかかって来たところで,タイミング良く筆しらべを使って,一本釣り状態にしてしまうことだ。一本釣り状態の時は,相手はまったく動けないので,その間に集中攻撃を仕掛けるといった具合だ。ちなみに大ナマズ戦は筆しらべを使うタイミングが難しく,初心者だとなかなか決まらないという。松下氏も「緊張してるんで,ミスったらすみません」と前置きをしたほどだ。
ある程度ダメージを与えると大ナマズは隣の島に逃げてしまうため,ここでナナミの“輝跡”を使い,大ナマズを誘導。そしてチビテラスも筆しらべで移動して攻撃を続ける。なお,ナナミが泳いでいるときも大ナマズは攻撃してくるので,うまく“一閃”でナナミを守らなければいけない。まさに相棒との連携が非常に重要な,大神伝ならではのシチュエーションといえるだろう。
これ以降も相棒と一緒にギミックを解いていく場面が多数あり,本作において,いかに相棒という存在が重要かということが分かるシーンだ。最後に江城氏は「まだ公開されていない相棒をお見せします」と,金髪が眩しいキャラクターを紹介した。チビテラスに英語混じりの日本語で喋っていたこのキャラ,勘のいい人ならピーンとくるかも……?
ちなみにプレイ動画は撮影NGだったため,写真でお見せできないのが残念だが,テキストから「大神伝」の魅力の一片でも感じて貰えたら幸いだ。
最後に松下氏は「去年のTGSで発表させていただいてから,本当に現場のほうは頑張ってやってきました。難産なタイトルではありますが,その分,自信をもってお届けできるタイトルになったと思います。どうぞよろしくお願いします」,江城氏は「本当に長い間お待たせしてしまいました。ですが,先ほど松下が言ったように,自信を持ってお届けできるタイトルになったと思います。『大神』を心から愛しているスタッフが,魂を込めて作ったゲームですので,是非ご自分の目で確かめていただきたいですね」と,それぞれコメントしてイベントは終了した。
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