お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2016/03/25 19:20

ニュース

アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

 2016年3月25日,Mad Catz Interactiveの日本法人であるマッドキャッツは,ゲーマー向けヘッドセット計3製品を4月1日に国内発売すると発表した。ラインナップは,周囲の雑音を打ち消すデジタルアクティブノイズキャンセリング機能を備え,Bluetoothによるワイヤレス接続とUSBまたはアナログによる有線接続にも対応するヘッドセット「F.R.E.Q. 9 Wireless Surround Headset for PC, Consoles and Mobile」(以下,F.R.E.Q. 9),7.1chバーチャルサラウンド再生に対応するワイヤード接続型ヘッドセット「F.R.E.Q. TE 7.1 Stereo Surround Headset for PC」(以下,F.R.E.Q. TE 7.1),そしてMad Catz製品では初となるインイヤー型ヘッドセット「E.S. PRO 1 Gaming Earbuds」(以下,E.S. PRO 1)の3製品だ。
 税込価格は順に,3万2670円,1万3230円,7290円となっている。

F.R.E.Q. 9のヘッドセット本体
画像集 No.002のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

画像集 No.004のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に
F.R.E.Q. TE 7.1
画像集 No.005のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に
E.S. PRO 1


F.R.E.Q. 9


 各製品を簡単に紹介していこう。
 F.R.E.Q.シリーズヘッドセットでは最上位モデルに位置付けられているF.R.E.Q. 9は,2015年に国内でも数量限定で先行販売されていた製品で,ようやく正式販売となったものだ。
 ゲーマー向けヘッドセットでは非常に珍しい――もしかしたら初かもしれない――アクティブノイズキャンセリング機能を備えており,周囲の雑音を消して,ゲームのサウンドに集中できるのがポイントとなっている。ノイズキャンセリング機能はヘッドセット本体で実現しているので,接続する機器を問わないで利用できるようだ。
 また,アクティブノイズキャンセリング機能応用した「Binaural Monitoring」(バイノーラルモニタリング機能)も,F.R.E.Q. 9では利用できる。これは,エンクロージャ外の音を拾うためのマイク2基と,エンクロージャ内部の音を拾うためのマイク2基を用いることで,装着しているユーザーの声だけはキャンセリングせず耳に届けるというものだ。そのため,F.R.E.Q. 9の利用時にも違和感なく自分の声をモニタリングでき,結果,アクティブノイズキャンセリングの有効時も,プレイヤーは声を荒げたりすることなくボイスチャットできるとのことである。

 多様な機器を接続できるのも,F.R.E.Q. 9の特徴である。ヘッドセット本体はaptXをサポートしたBluetooth接続仕様だが,本体とワイヤレス接続する付属のインタフェースユニット「Adapter Box」(アダプターボックス,日本では「オーディオアダプタボックス」)は,USBポートや角型光デジタル入力,4極3.5mmミニピンのアナログサウンド入力を装備しており,PCやゲーム機,スマートフォンなどを接続可能だ。
 なお,繰り返すが,F.R.E.Q. 9自体は純然たるBluetooth接続型ヘッドセットなので,Adapter Boxを使わず,PCやスマートフォンと直接接続して使うこともできる。

Adapter Boxの前面(左)と背面(右)。PCとはUSB,角型光デジタル出力を持つゲーム機とは光デジタルで,それ以外の機器とは,4極3.5mmミニピンで接続する仕組みだ
画像集 No.003のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に 画像集 No.006のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

 ヘッドフォン部分は2chステレオ仕様で,音響技術専門企業であるAM3D A/Sのサラウンドサウンド技術「ZIRENE SOUND」に対応するのも特徴となっている。

ヘッドセット本体のデザインは,歴代F.R.E.Q.シリーズの形状を踏襲したものだが,マイクは左エンクロージャに内蔵されているので,ブームマイクを持たない
画像集 No.007のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に 画像集 No.008のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

 税込で3万円を優に超える価格は人を選びそうだが,アクティブノイズキャンセリング機能採用というのは面白い。使い方次第では,新しいゲームサウンドの楽しみ方をもたらしてくれそうだ。


F.R.E.Q. TE 7.1


 F.R.E.Q. TE 7.1は,ほぼ1年前に国内発売されたアナログ接続型ヘッドセット「F.R.E.Q. TE Tournament Edition Stereo Gaming Headset」(以下,F.R.E.Q. TE)をUSB接続に変更して,7.1chのバーチャルサラウンド再生に対応させたような製品だ。

F.R.E.Q. TE 7.1。外観はF.R.E.Q. TEから変わっていないように見える
画像集 No.009のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

左エンクロージャには着信ボタンを装備。ブームマイクは単一指向性タイプである
画像集 No.010のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に
 PCとの接続には,付属のUSBアダプターを使用し,据え置き型ゲーム機やスマートフォンなどとの接続には,ヘッドセット側のUSB Mini-Bポートにつなぐ3.5mmミニピンケーブル(※4極タイプと3極×2タイプが付属)を使用する。念のため書いておくと,バーチャルサラウンド機能を利用できるのは,USBでのPC接続時のみである。
 なお,バーチャルサラウンド機能にどこの技術を採用しているのかは,なぜか製品情報ページに書かれていないのだが,Mad Catzに確認したところ,C-Media Electronicsの「Xear Surround」を採用しているとのことだった。

 ワイヤードタイプでバーチャルサラウンド再生に対応するヘッドセットを求めている人には,選択肢の1つになりそうな製品だ。


E.S. PRO 1


 最後のE.S. PRO 1は,ブームマイクの付いた大きなハウジングが特徴的なインイヤー型ヘッドセットである。本製品については,CES 2016で披露されたときに,詳しいレポート記事を掲載しているので,そちらも参照してほしい。

ブームマイクを外した状態。変わった形のハウジングがよく分かる。インラインリモコン上には,音量調節ボタンやミュートボタンを装備
画像集 No.011のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

 イヤーキャップとハウジングの間には,フックのような部品がついており,これを耳の穴を囲む凹み(対輪)部分に填め込むことで,簡単に抜け落ちたりしないというのが特徴となっている。

E.S. PRO 1を装着した状態。耳穴にイヤーキャップを填め込んでから,イヤーキャップを軸に回転させるとすっぽりはまる
画像集 No.012のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に 画像集 No.013のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

 PCやゲーム機との接続はアナログ接続のみで,標準のインタフェースは4極タイプの3.5mmミニピンだ(※3極×2の分岐ケーブルも付属している)。バーチャルサラウンド再生機能などは持たない,シンプルな製品である。
 独特のフックが耳にフィットするかどうかは,試してみないとなんともいえないのが正直なところだが,インイヤー型ヘッドセットに興味がある人は,試してみるのもよさそうだ。

表 ヘッドセット新製品の主なスペック
F.R.E.Q. 9 F.R.E.Q. TE 7.1 E.S. PRO 1
基本仕様 ワイヤレス,ワイヤード両対応タイプ USB,またはアナログ接続両対応タイプ アナログ接続タイプ
重量(ケーブル除く) 365g 315g 29g
ケーブル長 100cm,20cm 250cm,100cm 200cm
接続インタフェース Bluetooth 4.0,光デジタル,USB,4極3.5mmミニピン USB,3極3.5mmミニピン×2,4極3.5mmミニピン×1 3極3.5mmミニピン×2,4極3.5mmミニピン×1
搭載ボタン/スイッチ メディアコントロールボタン,音量調節ボタン,マイクミュートボタン,着信ボタンなど 音量調節ボタン,マイクミュートボタン,着信ボタンなど 音量調節ボタン,マイクミュートボタンなど
付属品 Adapter Box,角型光デジタル接続ケーブル,USBケーブル,充電用USB Micro-Bケーブル,Xbox 360チャットケーブル,Xbox 360デジタルオーディオアダプタなど 着脱式マイク,USBアダプター,USB Mini-B―4極3.5mmミニピンケーブルUSB Mini-B―3極3.5mmミニピン×2 ケーブルなど 着脱式マイク,3極3.5mmミニピン変換アダプタ,交換用イヤーキャップ,キャリングケース
価格(税込) 3万2670円 1万3230円 7290円
《ヘッドフォン部》
周波数特性 20Hz〜20kHz
インピーダンス 未公表 32Ω 16Ω±15%
感度 未公表 110dB@1kHz 90dB±5dB@1kHz
スピーカードライバー 50mm径ネオジム磁石 13.5mm径ネオジム磁石
アクティブノイズキャンセリング機能 あり なし
《マイク部》
周波数特性 未公表 200Hz〜3.5kHz
感度 未公表 42dB±3dB@1kHz
指向性 無指向性 単一指向性 無指向性
ノイズキャンセリング機能 あり なし

Mad Catz 日本語公式Webサイト



#### 以下,リリースより ####

マッドキャッツ、周りのノイズ音を打ち消して、ゲームや音楽の音だけをクリアに聞くことができるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスサラウンドヘッドセット
「F.R.E.Q. 9 ワイヤレス サラウンド ヘッドセット」を発売
後ろから歩み寄る敵の足音や微かな音も正確に聞き取れるeスポーツゲーマー向けチューニングのPC用7.1chサラウンドヘッドセット
「F.R.E.Q. TE 7.1トーナメントエディション サラウンドヘッドセット マットブラック 」も同時発売

ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地:東京都世田谷区、代表取締役社長:松浦 武敏)は、AM3D ZIRENE 3Dサラウンドによる高い臨場感を実現すると共に、音質劣化や遅延を解決するCSR社のaptXコーデックおよびアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスサラウンドヘッドセット「F.R.E.Q. 9 ワイヤレス サラウンド ヘッドセット マットブラック」(以下、FREQ9)を2016年4月1日(金)に税抜希望小売価格は30,250円税込:32,670円)で発売します。

Bluetooth 3.0または3.5mm&USB(付属レシーバー接続)接続のWindows/Mac AM3Dバーチャルサラウンド出力、光出力端子 & USB(付属レシーバー接続)、3.5mm(4極、ボイスチャット用)接続のPlayStation 4/Xbox 360 AM3Dバーチャルサラウンド出力、3.5mm(4極)接続のWindows/Mac/PlayStation 4/Wii U ステレオ出力、Bluetooth(A2DP)を搭載したスマートフォン(iPhone 4以降/Android 4.0以降)またはタブレット(iPad 2以降、iPad mini/Android
4.0以降)に対応しています。

また、オーディオアダプターとカスタマイズ可能な7.1chサラウンドソフトウェアエンジンを搭載して、ゲーム・映画・音楽などをまるでその場にいるかのように体感することができるeスポーツゲーマー向けチューニングのPC用7.1chサラウンドヘッドセット「F.R.E.Q. TE 7.1トーナメントエディション サラウンドヘッドセット マットブラック」(以下、FREQTE7.1)も2016年4月1日(金)に税抜希望小売価格は12,250円税込:13,230円)で発売します。

USB接続のWindows 7,8/8.1/10 7.1ch出力、3.5mm(4極)接続のMac/PlayStation 4/PlayStation Vita/Wii U/Nintendo 3DS/スマートフォン/タブレット ステレオ出力に対応しています。

<製品概要>
画像集 No.014のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

<製品概要>
画像集 No.015のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に


マッドキャッツ、インナーイヤーサポートにより高いホールド性を得たゲーミングイヤホン
「E.S. Pro 1 ゲーミング イヤホンマイク ブラック」を発売

イヤホンの装着を安定させる取り外し可能なラバーサポート付き
用途によって選べる2つのマイク
音声調節とマイクの消音ができるリモコン(マイク内蔵)
13.5mm 大型ドライバーによるクリアでレスポンスの良い高音と低音域を実現

ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、インナーイヤーサポートにより高いホールド性を得たゲーミングイヤホン「E.S. Pro1 ゲーミング イヤホンマイクブラック」(以下、ESPro1)を2016年4月1日(金)に発売します。
3.5mm 音声入出力(4極またはピンク&グリーン)を備えたパソコン、ゲーム機、またはモバイル機器に対応し、税抜希望小売価格は6,750円税込:7,290円)です。

ESPro1は、外で電話にも使えるインラインリモコン内蔵マイクだけでなく、取り外し可能のフレキシブルマイクも付属しているので、ゲーム中クリアなボイスチャットができる口元マイク、野外で電話にも使えるリモコン内蔵マイクと、シーンや用途によって使い分けることができます。ケーブルには、音量調節とマイクの消音ができるリモコンが装備されているので、手元だけで音量調節やマイクの消音が簡単に行えます。

ESPro1は、イヤホンとしては破格サイズの13.5mm 大型ドライバーを搭載して、クリアでレスポンスの良い高音だけでなく、重低音もパワフルに再現します。様々なジャンルの音楽やゲームを、迫力のサウンドでお楽しみ頂けます。また、取り外し可能なラバーサポートを付属しているので、スポーツやダンスなど動きがある環境でも安心してお使い頂けます。

ESPro1には、大小2種類の取り替え用イヤーチップが付属しているので、お好みのサイズのイヤーチップを装着すれば、フィット感がアップします。デスクトップPC用の3.5mm分岐ケーブル(ピンク&グリーン)も付属しており、幅広い機器でお使い頂くことができます。

ホールド性の高いイヤホンをお探しの方、スタイリッシュなイヤホンをお求めの方、家の中だけでなく、外でもゲームを迫力ある音声で楽しみたい方などにオススメです。

<製品概要>
画像集 No.016のサムネイル画像 / アクティブノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスタイプや耳から外れにくいインイヤー型など,Mad Catzからヘッドセット計3製品が発売に

  • 関連タイトル:

    Mad Catz

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月21日〜11月22日