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印刷2016/02/23 16:01

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Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円

 2016年2月23日,Mad Catz Interactiveの日本法人であるマッドキャッツは,ゲーマー向けマウスR.A.T. PRO X Precision Gaming Mouse」(以下,R.A.T. PRO X)と,その下位モデルとなる「R.A.T. PRO S Precision Gaming Mouse」(以下,R.A.T. PRO S)の2種4製品を国内発表した。2月19日の時点で販売自体は始まっており,メーカー想定売価は順に2万7000円,8910円(税込)となっている。税込2万7000円というのは,国内に登場した通常版のゲーマー向けマウスだと,史上最も高価な設定だ。

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R.A.T. PRO X
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R.A.T. PRO S

 いずれも,メカメカしい外観をした,これぞR.A.T.シリーズという雰囲気のマウスだが,いったい何が特徴なのか。要点をお伝えしたい。


R.A.T. PRO X


 R.A.T. PRO Xは,いかにもR.A.T.シリーズらしい,メカメカしい外観を採用するマウスだ。ただ,従来製品と決定的に異なるのは,14種ものカスタムパーツが標準で付属し,ユーザーが自由にカスタマイズできる点だ。

R.A.T. PRO X
画像集 No.004のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円

 具体的なカスタムパーツは以下のとおりとなる。

付属パーツの一部
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  • センサーユニット 1種類
  • 本体右側面カバー 3種類
  • 左サイドボタンを含む本体左側面カバー 2種類
  • スクロールホイールを囲むリング 3種類
  • パームレスト 3種類
  • 底面のマウスソール 2種類

 右側面のカバーは,ストレートに伸びるものと,底面側が膨らんだもの,マウスを持ち上げるときに指をかけるフックが付いたものといった具合。スクロールホイールのリングは,形状を3パターンから選べるだけでなく,付属のネジの締め方を変えることで,ホイール回転時におけるクリック感の有無を調整するための機構や,3種類あるパームレストのそれぞれに対して3段階で角度を調整できる機構まで用意してある。
 ユーザーをこれらを組み合わせたり調整したりすることで,好みの持ち方に合わせたマウスを組み上げられるわけだ。

スクロールホイール部分は跳ね上げられるようになっており,ホイールを囲むリング状のパーツを交換できる。また,ホイール側にある赤いネジ孔に,付属の棒型調整具を差し込んで調整すると,ホイールの固さを調整できる仕組みだ
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 付属のカスタムパーツは,どれを選んでもボタンの数や配置は変わらない。ボタン構成は左右メインとセンタークリックおよび左右チルト機能付きスクロールホイールのほか,左サイド×3,ホイール手前側で前後に切り替えるスイッチ×1の計10という仕様になっている。

 同梱のセンサーユニットはモデルによって異なり,今回販売されるのは,PixArt Imaging(以下,PixArt)製のレーザーセンサー「ADNS-9800」,Philips Photonics製レーザーセンサー「PLN2037」,PixArt製光学センサー「PMW3310」を搭載する3モデルだ。同梱品以外のセンサーユニットが欲しい場合は,Amazon.co.jpのMad Catzショップから購入できるという。
 なお,センサーユニット部分には,マクロ保存用のフラッシュメモリを内蔵し,最大で9種類のプロファイルをマウス本体に保存しておくことも可能だ。

センサーユニット部分が取り外せる構造になっており(左),別売りのセンサーユニット(右)と交換できる
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 そのほか製品の細かい特徴は,2015年1月にR.A.T. PRO Xが世界市場で発表されたときの記事を参照してほしい。

[CES 2015]Mad Catzのハイエンドは変形が特徴? 新型マウス「R.A.T. PRO X」とワイヤレスゲームパッド「L.Y.N.X. 9」のことをいろいろ聞いてみた


 価格がとても高いうえ,「センサーの違いを理解しているユーザーに向けた製品」とMad Catzも認めているくらいなので,相当に人を選ぶ製品となるだろうが,ゲームに合わせてセンサーも変えたいというこだわり派なら,惹かれるところのある製品かもしれない。

●R.A.T. PRO Xの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤード対応タイプ
  • ボタン:10ボタン(左右メイン,チルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール隣接スイッチ)
  • トラッキング速度:150IPS(ADNS-9800),236IPS(PLN2037),130IPS(PMW3310)
  • 最大加速度:最大30G(ADNS-9800,PMW3310),または50G(PLN2037)
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:最大8200DPI(ADNS-9800,PLN2037),最大5000DPI(PMW3310)
  • レポートレート(ポーリングレート):125,250,500,1000MHz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • 本体サイズ:88(W)×108(D)×42(H)mm
  • 重量:110g(ケーブル含まず)
  • マウスソール:PTFE,セラミック
  • ケーブル長:180cm
  • 対応OS:Windows 10,8.x,7


R.A.T. PRO S


 一方のR.A.T. PRO Sは,ボディのデザインやボタン類の配置こそR.A.T. PRO Xとよく似ているものの,パーツ類の交換には対応していない製品だ。調整できる部分といえば,パームレストの位置を前後方向に調節できる程度である。
 搭載センサーは,PixArt製の光学式センサー「PMW3310DH」のみで,こちらも交換には対応していない。

R.A.T. PRO S(左)。見た目はR.A.T. PRO Xとそっくりだが,調整できるのはパームレストの位置程度だ(右)
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 ボタン構成は,左右メインとセンタークリックおよび左右チルト機能付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左サイド×3の計9ボタン。R.A.T. PRO Xと同様に,マクロ設定を内蔵のフラッシュメモリに保存する機能も備えている。

 R.A.T. PRO Xは気になるものの,価格の高さで手が出ないという人向けの製品といったところだろうか。

●R.A.T. PRO Sの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤード対応タイプ
  • ボタン:9ボタン(左右メイン,チルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール隣接スイッチ)
  • トラッキング速度:130IPS
  • 最大加速度:30G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:50〜5000 DPI
  • レポートレート(ポーリングレート):125,250,500,1000MHz
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • 本体サイズ:88(W)×108(D)×38(H)mm
  • 重量:77g(ケーブル含まず)
  • マウスソール:PTFE
  • ケーブル長:180cm
  • 対応OS:Windows 10,8.x,7

 そのほかにもMad Catzは,レーザーセンサー搭載マウス「R.A.T. 5 Gaming Mouse」と,光学センサー搭載マウス「R.A.T. 3 Gaming Mouse」の製品ボックスをリフレッシュした製品も発売している。マッドキャッツによると,外箱から中身が見えるようになっただけで,マウスそのものに変更はないとのことだ。
 税込のメーカー想定売価は順に9180円,7830円となっている。

R.A.T. 5 Gaming Mouse。パームレストの位置を前後に調整する機能を備えている。カラーバリエーションは,レッドとホワイトの2色
画像集 No.010のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円 画像集 No.011のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円

R.A.T.シリーズのエントリーモデルとなるR.A.T. 3 Gaming Mouse。カラーバリエーションは,ブラックとレッドの2色だ
画像集 No.012のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円 画像集 No.013のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円

Mad Catz 日本語公式Webサイト


#### 以下,リリースより ####

マッドキャッツ、1944通りの形状変更が可能なゲーミングマウス
「R.A.T. PRO X アルティメット ゲーミング マウス」および
普及版の「R.A.T. PRO S ゲーミング マウス」 を発売

両機種とも、オンボードメモリを搭載して、お気に入りのプロファイルを登録可能

ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、センサーモジュールや多彩なパーツの交換・カスタマイズが可能なPCゲーム用マウス「R.A.T. PRO X Ultimate Gaming Mouse」(ラット プロ X アルティメット ゲーミング マウス、以下、R.A.T. PRO X) 税抜希望小売価格 25,000円(税込価格: 27,000円)および R.A.T. PRO Xのデザインを踏襲しながらコストダウンを実現した 「R.A.T. PRO S Gaming Mouse」(ラット プロ S ゲーミング マウス、以下、R.A.T. PRO S) 税抜希望小売価格 8,250円(税込価格: 8,910円) を2016年2月19日(金)に発売しました。両製品ともWindows 7/8/8.1/10(32、64ビット共)に対応します。

R.A.T. PRO Xは、センサーモジュールが交換可能なフルカスタマイズ ゲーミング マウスです。センサーモジュール(後日発売)を別途購入頂き、交換することで、全く別のポインター性能を持つマウスに生まれ変わることができます。それぞれのセンサーモジュールには、最大9パターンの設定+オート設定が保存できます。オート設定は、アプリケーション毎にお気に入りの設定を選択可能です。保存済みの設定を使用する際にドライバー不要なので、別のPCでも同じ設定で使用できます。

R.A.T. PRO Xは、パーツの調節やオプションパーツの選択によって、1944通りの形状変更が可能なゲーミングマウスです。1944通りの内容は、以下の通りです。スクロールホイールテンションのクリック感有無を2通りとして計算(※) x パームレスト長さ調節3通り x パームレスト傾き調節3通り x マウスフィート2種類 x スクロールホイールリング3種類 x パームレスト3種類 x ピンキーグリップ3種類 x サムレスト2種類。

※スクロールホイールテンションの調節に関しては、クリック感の有無だけではなく、テンションを無段階で調節可能な新設計のアナログオプティカルスクロールホイールを採用しています。付属の六角ツールを使えば、お好みのテンションに調節できます。

R.A.T. PRO Sは、R.A.T. PRO Xのデザインを踏襲しながら、お求めやすい価格を実現した普及版マウスとなります。3パターンのプロファイルを記憶できるオンボードメモリを搭載している他、パームレストの長さや傾きを調節することもできます。センサー部は、PixArt社 PMW 3310 オプティカルセンサーを搭載しています。

R.A.T. PRO Xは、型番: MC-RPX-PA9800(PixArt社 ADNS 9800 レーザー センサー搭載モデル)をメイン機種としてPC専門店や量販店で販売するほか、型番: MC-RPX-PH2037(Philips社 PLN2037 ツインアイ レーザー センサー搭載モデル)および 型番: MC-RPX-PA3310( PixArt社 PMW3310 オプティカルセンサー搭載モデル)の2機種はMad Catz ショップ(amazon.co.jp内)で販売します。R.A.T. PRO S(型番: MC-RPS-MB)も、PC専門店や量販店での販売となります。

<製品概要>
画像集 No.014のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円


マッドキャッツ、多機能ゲーミングマウスのR.A.T. シリーズ
透明パッケージにリフレッシュ
第一弾は、マウスの長さを調節できる「R.A.T. 5 マウス ホワイト・レッド」と
Avago社高性能オプティカルセンサー搭載「R.A.T. 3 マウス ブラック・レッド」

ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、同社多機能ゲーミングマウス製品のR.A.T. シリーズを透明パッケージにリフレッシュします。

その第一弾として、5600dpi 高性能ツインアイ レーザーセンサーおよびパームアジャストメカを採用したマウス新製品「R.A.T.5 Mouse」(ラット5 マウス、以下 R5)を税抜希望小売価格 8,500円(税込価格: 9,180円)で、3500dpi 高性能オプティカルセンサーを採用して超軽量90gを実現した「R.A.T.3 Mouse」(ラット3 マウス、以下 R3)を税抜希望小売価格7,250円(税込価格: 7,830円)で、2016年2月19日に発売しました。同製品は、Windows 7/8/8.1/10(32、64ビット共)に対応します。

R5は、ポインター感度を手元で素早く調節しながら、合計18個の機能を即座に実行できる5600dpi 高性能ツインアイ レーザーセンサー マウスで、アルミニウムシャーシを採用して、軽量かつ高性能のフレームで高次元のポインター操作とクリック感を実現します。精密ターゲットボタンを装備して、赤いボタンを押している間、ポインターの速度を任意の低速にすることで、精密なマウス操作を実現します。

定評のパームレストの長さが調節できるパームアジャストメカとウェッジシェイプデザインを装備して、手の大きさや持ち方のスタイルに応じてマウス操作を行って頂けるだけでなく、マウスの重さを調節できる調節用ウエイト(6g x 5個)を付属しているので、よりお好みの操作感を実現することができます。PCゲームユーザーだけでなく、一般のパソコンユーザーから、グラフィックスやCADなどプロ(業務)ユーザーにまで、幅広くお使い頂けます。

R3は、ポインター感度を手元で素早く調節しながら、合計9個の機能を即座に実行できる3500dpi 高性能オプティカルセンサー マウスで、高解像度ディスプレイやマルチモニター環境でもリフトオフディスタンスの問題なくお使い頂けます。

超軽量90gの本体重量を実現しており、長時間使用しても疲れにくいだけでなく、手にフィットするエッジの効いたウェッジシェイプデザインを採用して、つまみ持ちユーザーにも使いやすいマウスです。

両製品とも、専用のドライバとソフトウェアをダウンロードおよびインストールすることにより、強力なマクロ機能や自由度の高いボタン割当機能を利用して、ボタン機能をフルカスタマイズできます。
下記のURLより無償でダウンロードできます。
http://madcatz.com/downloads/index-jp.hl

<製品概要>
画像集 No.015のサムネイル画像 / Mad Catz,センサーや外装パーツを交換できる超ハイエンドなゲーマー向けマウス「R.A.T. PRO X」を国内発売。税込約2万7000円

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