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[TGS 2013]Xbox One用のステアリングコントローラに「ドライブシート由来のゲーマー向け椅子」。クルマ関係(?)で注目の大型周辺機器2題
先に述べておくと,クルマ関係とは言いつつ,片方はドライブシム用ではなく汎用品なので。クルマ系ゲームはゲームパッドで十分という人も,チェックしてもらえれば幸いだ。
「Forza 5」向け。Mad CatzのXbox One用
ステアリングコントローラ
昨年比6倍という巨大なブースを構えるMad Catzは,ブースの半分程度を占めるステージを使った対戦イベントなど,2013年も格闘ゲーム推しなのが目を引くが,そんなブースのけっこう目立つ場所に,北米市場で8月に発表されたばかりのステアリングコントローラ「Force Feedback Racing Wheel for Xbox One」が置かれている。
製品名からも分かるとおり,本製品はXbox One向けのステアリングコントローラで,「Forza Motorsport 5」に最適というアピールがなされていた。
今回の展示は静態なので,操作性などは分からないが,300mmほどの径があるステアリングにはウレタン風の柔らかい素材が巻かれており,少なくともホールド感は悪くない気配。旋回角度は900度と270度の選択式で,これはホイール部の背面スイッチボタンから変更できる。
配置はやや変則的ながら,ステアリングの中央部分にはハットスイッチ(≒D-Pad)と[A/B/X/Y]ボタン,[Xboxガイド]ボタンなど,アナログ入力以外の操作系がひととおり用意されているのも特徴といえるだろう。
ステアリング台座の背面に,旋回角度の切り替えスイッチボタンが用意される |
ステアリング中央部にデジタル操作系のボタン各種が並ぶレイアウトだ |
国内では,Xbox Oneの発売自体が「2014年」としか決まっていないため,もちろんForce Feedback Racing Wheel for Xbox Oneの発売は未定。価格も未定だが,Forza最新作用のステアリングコントローラとして気になる人は多そうだ。
Mad Catz日本語公式Webサイト
米国のレーシングシートメーカーによる
ゲーマー向けチェアがけっこうよい件
DXRacerはもともと自動車競技用のシートを展開していたメーカーだが,数年前に,その技術を基に,ゲーマー向けチェアの市場へ参入したのだそうだ。ドライブゲーム用のシートではなく,汎用チェアなのがキモで,実際,その外観は,「自動車用のシートが,キャスター付きスタンドの上に乗る」という,たいへんユニークな外観になっている。
具体的に見てみると,DXZとDXRの上位2モデルは,高さを調整可能で,着脱も可能なヘッドレストとランバーサポート(腰当て)を装備。さらに最上位モデルのDXZでは表面に合皮を採用するといった具合。いずれも,座ってみるとしっかりしたホールド感があり,確かに自動車のシート風だ。
World Cyber GamesやIntel Extreme Mastersといったゲーム大会で公式採用されていたりと,海外ではゲーマー向けチェアとして実績があるというDXRacer製チェア。気になったら,一度Hall 2のルームワークスブースに寄ってみてはどうだろうか。
ルームワークス公式Webサイト
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