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ヨドバシカメラ マルチメディア横浜にスペランカーが来店!? 開発者による裏話も飛び出したPS3「3Dドットゲームヒーローズ」記念式典をレポート
3Dドットゲームヒーローズは,ドット絵がそのまま3Dになった独特なグラフィックスや,「世界を救うために主人公が旅立つ」という,RPGの王道をいくストーリーなど,80年代を思わせるレトロなゲームデザインが特徴的なアクションRPGだ(関連記事は「こちら」)。
式典では,当日である10月10日を「ドット記念日」として,開発者によるトークセッションや,本作の先行体験会などが催された。
なお,竹内氏によると本作の開発は,去年末くらいからスタートしたらしく「PS3の開発期間としては短い」としつつも,だからといって妥協したわけではなく,かなりのクオリティに仕上げたと,本作に対する自信を覗かせた。また本作は,いろいろな8ビット作品を参考にした部分があり,8ビットゲームに対する多大なリスペクトのもと,開発が進められたとも述べた。
しかし盛り上がっていたのは,そのキャラに馴染みのある一定以上の年代のスタッフだけで,若いスタッフは「これ何のキャラですか?」と若干冷ややかな反応だったとのこと。そのことについては「ジェネレーションギャップを感じました(笑)」と,苦笑していた。
また本作の特徴として,剣そのものが成長するシステム(とてつもなく長くなったり,太くなったりする)があるのだが,竹内氏はこのシステムについて,とあるFlashゲームが元ネタであることを明かした。さらに竹内氏によると,3Dドットゲームヒーローズの開発時には,そのFlashゲームの開発スタッフとの話し合いの中で,「こういうアイディアもありますよ」といった風な具合にディスカッションしながら,システムを構築していったらしい。
ちなみに同社のPSP用ソフト「己の信ずる道を征け」も,そのFlashゲームが元ネタとのことなので,興味のある方は探してみるといいだろう。
竹内氏は「僕らみたいな,30代くらいのゲームファンにとって,スペランカーは非常に思い入れの深いキャラ」とし,スペランカーの登場は,かなりのインパクトがあるとコメント。
さらに竹内氏によると,スペランカーの参戦を提案したのは3Dドットゲームヒーローズが完成するわずか1か月前らしく,開発スタッフも「無理でしょ!」と驚きを隠せなかった,という当時のエピソードを披露した。
一方,松尾氏によると「大阪に出張中に,スペランカー参戦の打診を受けたんです。翌日にはフロム・ソフトウェアさんにお邪魔してました(笑)」と,あまりの展開の早さに驚きを隠せない様子であったことを明らかにしたが,スペランカーが選ばれたことについては「非常に光栄です」と,率直な気持ちを述べていた。
さらにここで,3Dドットゲームヒーローズの主人公とスペランカーを立体化した,巨大オブジェが公開された。MCの説明によると,この二つのオブジェが,ソフト発売までの一か月間,全国をPRして回るそうなので,興味のある人は,PR期間中にゲーム店舗を回ってみるといいだろう。
松尾氏は,「かなり忠実に再現されてますね。スペランカーは昔のゲームなので,グラフィックスの色数が少なくて,肌の色と帽子のライトの色が同じなんです。それも再現されていますね(笑)」とオブジェの完成度を絶賛していた。
本作発売までの1か月間,待ちきれない人は店舗に行って巨大オブジェを眺めるもよし,スペランカーをプレイして本作への期待度を高めるもよし(ゲーム性は全然違うが)。個人個人に合った過ごし方で,3Dドットゲームヒーローズの発売日を楽しみに待っていてほしい。
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3Dドットゲームヒーローズ
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