最新拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」，いよいよ本日ローンチ。超人気MMORPGのアップデートに，沸き上がる各国

　Blizzard Entertainmentが開発，運営を行う超人気MMORPGの最新拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」（PC版 / Mac版）が，（日本を除く）世界各地の12月7日0：0１より，いよいよ正式ローンチされた。この記事が掲載される頃には，すでに台湾はもとより，ヨーロッパ各地，アメリカ全土でもゲームが楽しまれているはずで，世界を熱狂の渦に巻き込んでいきそうだ。

「World of Warcraft: Cataclysm」公式サイト（英語）

　Blizzard Entertainmentが公表しているところによれば，同社のお膝元である南カリフォルニア，ファウンテンバレー市のFry’s Electronicsでは，現地時間の12月6日21：00より，“Formerly Known as Level 80 Elite Tauren Chieftain”という，WoWファンのアーティストによるコンサートを大々的に開催。同イベントでは開発者のサイン会やコスプレ大会なども行われた模様だ。またスウェーデン，ドイツ，フランス，イギリス，スペイン，そして台湾などといった国々でも，何かしらのローンチパーティが開催されたという。


　世界に6600店舗を展開しているというゲーム販売チェーンGameStopでは，そのうちの3500店舗でミッドナイトセールスを行ったほか，Best BuyやWalmartでも0：01からのセールスを開始。もちろん，一刻でも早くプレイしたい人であれば，デジタルダウンロード版を既にプレインストールし，サーバーのオープン時刻と共にAzerothの世界に飛び込んでいったことだろう。


　拡張パックとして第3作となる「World of Warcraft: Cataclysm」は，Azerothの世界に地殻変動が起こり，KalimdorとEastern Kingdomのゾーンの風景がこれまでとはまったく異なるものになるというのが一番のウリ。新たにGoblinとWorgenの2つのプレイアブルキャラクターが登場するほか，TaurenパラディンやUndeadハンターなど新たなクラス/職業コンビネーションが可能になる。
　新しく用意されるクエストは3500もあり，レベルキャップは80から85にまで引き上げられて，レベル80以上向けのゾーンもいくつか用意されている。