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サイバーフロント,古代の地中海世界を舞台にした「EUローマ」の拡張パック,「EUローマ:ヴァイア ヴィクティス」を9月4日に発売
サイバーフロントは本日(8月4日),スウェーデンのParadox Interactiveが開発した「ヨーロッパユニバーサリス ローマ:ヴァイア ヴィクティス【完全日本語版】」(以下,ヴァイア ヴィクティス)を2009年9月4日に発売すると発表した。予定販売価格は,3129円(税込)。
本作は,2008年8月に発売された「ヨーロッパユニバーサリス ローマ【完全日本語版】」(以下,EUローマ)の拡張パックだが,サイバーフロントはヴァイア ヴィクティスの発売に合わせてEUローマの価格を6090円(税込)に変更し,またEUローマとヴァイア ヴィクティスを同梱したパックの同時発売も行う予定としている。
「ヨーロッパユニバーサリス ローマ:ヴァイア ヴィクティス」公式サイト
EUローマは,紀元前280年から紀元前27年の古代ローマ,および地中海世界を舞台にしたストラテジーで,歴史ゲーム好きにはおなじみのParadoxが誇るEuropa Universalisシリーズの最新作だ。プレイヤーはローマのほか,エトルリア,カルタゴなど,実際に存在した古代国家を率い,地域に覇を唱えるのである。もっとも,必ずしも覇を唱える必要はなく,個人資産を貯め込んだり,国が滅びない程度に生きてもいいという自由さは,シリーズの特徴。
ヴァイア ヴィクティスでは,全体的なインタフェースの見直しが行われ,ゲームの進行がさらに理解しやすくなったほか,軍事AIの修正,「ミッション」の追加などが行われている。ミッションとは,「カルタゴ,滅ぶべし!」といった元老院の命令や神託の形で与えられ,このミッションに従ってゲームを進めても構わない。とかく自由度の高いゲームだけに,次に何をしていいか分からないというビギナーもこれで大丈夫だ。さらに,登場人物が私的な「目標」(例えば,結婚など)を持つようになり,より多彩な駆け引きが楽しめたり,元老院に「派閥」ができたり,「法」の種類が増えたりと,さまざまな要素が追加されている。派手さにはいささか欠けるものの,これはこれでなかなか有効な拡張パックになっているのではないだろうか。
ちなみに,EUローマについては2008年9月20日に掲載したレビューに詳しい。簡単なゲームではないのでいささか長めだが,暗記するまで読めばいいことがあるかもしれない。さあ,EUローマ+ヴァイア ヴィクティスで地中海世界を征服したりされたりしよう!
※掲載した画像はすべて開発中のものです
- 関連タイトル:
ヨーロッパユニバーサリス ローマ:ヴァイア ヴィクティス【完全日本語版】
- 関連タイトル:
ヨーロッパユニバーサリス ローマ【完全日本語版】
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