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[CJ 09]BigWorldエンジン採用のMMORPG「創世Online」がようやくOBT開始。プレイ要素は149種類?
実は,本作は2007年のChinaJoy 2007において,BigWorldエンジン採用ゲームとして一度,軽く紹介していたタイトルだ。そのときには2か月以内にクローズドβテストを行う予定との話だったのだが……2年後となる今回,あらためてたずねたところ,近日中にオープンβテストがようやく開始されるという状況らしい。
では,本作はいったいどんなゲームなのか? については,いまだ不明だったので,光宇遊戯のマーケティングマネージャ 李 灼氏に話を聞いてみた。
さっそく,本作の特徴を聞いてみたところ,149種類のプレイ要素を持つことが特徴だと話してくれた。もちろんこの数字は大小合わせてのものになると思うが,やけに詳細な数字がパッと出てきたところを見ると,遊び方のバリエーションについては,かなり自信があるようだ。
では,どんな要素があるのだろうか。そんな,149の要素の一つが,24人の神にプレイヤーが一人で立ち向かうという対戦モードだ。見事にすべての神を倒すことができれば,素晴らしい装備やアイテムが入手できるとのことだが,なにせ相手は神である。容易にクリアできるものではないだろう。
そのほか,都市の所有権を巡るギルド同士の戦いがメインとなる,PvPシステムやPKシステムといった対人戦要素,装備品の作成や改造といった定番の生産要素はもちろん,成長させるとさまざまな技能を身に付ける“ペット”の育成要素もあり,ペットの種類は100種類以上になるという。さらに,ペットにはオスとメスの性別があり,交配させることで,能力の異なる子供が誕生するといった要素もある。さらにペットとは別に騎乗用の動物も用意されているそうだ。
また,家の所有,いわゆるハウジングシステムもあり,自分の部屋の内装が可能とのこと。家のなかでは特別な装備が生産できるという。
全部についてを逐一聞いたわけではないが,なるほど,間髪入れずに「149」と答えられるくらいには要素が揃っているようだ。
なおプレイヤーは,戦士/法師/射手/侠客の4種類から職業を選択し,キャラクターを育てていくことになる。いまのところ上位職といったものは存在せず,プレイ要素が多い変わりに,キャラクター自身の要素はわりと簡素だったりするのかもしれない。
そんな本作だが,中国では,7月28日よりオープンβテストが開始される予定で,その後,問題がなければ,2009年末の正式サービスを予定しているという。海外への展開については,日本を含めて計画はあるものの,まずは中国で結果を出すことだと話していた。
また,日本の方にもプレイしてみてほしいと話していたのだが……,うーん,中国語でプレイするというのはちょっと,英語以上に敷居が高い気もする。漢字だからなんとかなるか? と思えど,思ったほどには分からないものである。
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