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日本一ソフトウェアが放つPS3用“王道的”RPG「ラストリベリオン」,2009年に発売
本作は,重厚なストーリー,オーソドックスながら戦略要素の高い戦闘システム,個性的なキャラクター達などをウリとする王道RPGだ。
対をなす2神の力が渦巻く世界――
『Junovarud ジュノヴァルド』
ゲームの舞台となるのはファンタジー世界“ジュノヴァルド”この世界には、破壊をつかさどる神・ミークテリアと、生命をつかさどる神・フォーミバルの力が複雑に渦巻いています。
そんな世界の中、多くの魔道師が集う国“ルオーヴィン”があります。
この国を治め、本人も卓抜した魔道の腕を持つ国王“アーゼルライド”が、義理の息子“アルフレッド”によって殺害されたことを発端に、物語は動き始めます。
主人公は、神々の力のバランスが崩れ、不死となったモンスターたちが彷徨う世界を単身で駆け、狂気に身を投じた“アルフレッド”の暴走に終止符を打たねばなりません!
アルフレッドの凶行をきっかけに、ひとつの命を共有することとなった、凄腕の無頼漢“ナイン”と美しき魔法の紡ぎ手”アイシャ“
2人の状態は、乱暴な言い方をすれば存在的・物理的な2重人格とでも言えるでしょうか。どちらかが表に出ている際には、もう片方が精神世界に篭り、様子を見守ることになります。
彼・彼女は、互いに特化した能力を持っています。『冒険のフィールドの上』で、『戦闘の局面にあわせて』、“ナイン”と“アイシャ”を切り替えることで、困難な旅路を歩み、立ちふさがる敵に対峙していくことになります。
ゲームの流れは,デモシーンなどで冒険の目的が提示され,フィールドを冒険しながら目的地へ向かい,道中で遭遇するモンスターやボスなどを倒しながら,シナリオを進めていく……というオーソドックスなもの。
デモシーンでは,通常の3DキャラクターだけでなくイベントCGが挿入されることもあり,ストーリー展開を大いに盛り上げてくれる。
そういった冒険/戦闘の中で,大きな意味が付与されているのが,ナインとアイシャの切り替えだ。二人にはそれぞれ得手不得手が設定されているほか,独自の特技なども習得している。設定的には,“表”に出ていないキャラクターは,“ヴァミノーゼルの部屋”という空間で待機し,もう一人のキャラクターを見守ることになっているのだが,キャラの切り替えそのものは瞬時に行われるので,戦闘中でも好きなタイミングで(ターン数を消費することなく)バトンタッチができる。
ちなみに,魂を共有するナインとアイシャは,HPやMPなども共有している。戦い方や基本ステータスは当然異なっているため,このあたりの仕組みをしっかり理解しないと,思わぬ苦戦を強いられることもありそう。
加えて,二人の敵である不死のモンスター“バルノゼルド”達は,ナインの物理攻撃で撃破しても,時間が経つとよみがえってしまう。バルノゼルドに止めを刺すには,アイシャの魔法攻撃を駆使しなければならないというわけだ。
この戦闘システムが,実際にどのようなプレイ体験をもたらすのかは現時点で不明だが,基本的にはオーソドックスなRPGと呼べる本作における,大きなアクセントとして機能することは間違いないないだろう。日本一ソフトウェアが今年放つ,PS3用本格RPGの続報に期待してほしい。
「ラストリベリオン」ティザーサイト
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ラストリベリオン
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(c)2009 NIPPON ICHI SOFTWARE INC./HITMAKER,INC.
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