スパイクが2009年冬に発売を予定しているニンテンドーDS用ADV
「極限脱出 9時間9人9の扉」の最新情報が公開された。
今回公開されたのは,この脱出ゲームの仕掛け人である謎の男
「0(ゼロ)」について。また彼の仕掛ける“ナノリーゲーム”の詳細と,それをめぐる人間模様にも注目しよう。
さらに本作の登場キャラクター「ニルス」と「八代」の紹介も掲載しているので,
前回,
前々回の情報と併せてチェックしてほしい。
淳平たちに与えられた時間は9時間。時を経るにつれ、一刻を争う脱出劇が展開される!
|
|
幼馴染みの紫。 一体何故淳平と紫は閉じこめられたのか? |
豪華客船を舞台に、9人はノナリーゲームに挑む |
登場人物紹介
本作には、個性溢れる9人のキャラクターが登場します。彼らもそれぞれガスマスクを装着した謎の男にこの場所に連れてこられたと証言しています。ゲーム冒頭、彼らの素性は明らかにはされませんが、犯人と思われる「0(ゼロ)」が仕掛けてきた“ノナリーゲーム”の特性上、彼らと協力することなしにこの場所からの脱出は不可能です。
死と直面した極限状態。敵か味方かわからない、9人の同行者。それぞれの腹の内を探りつつ、変化していく人間関係と、明らかになる事実。極限状態に置かれた人間同士の交わりが生みだすドラマも、本作の魅力の一つです。
※「0(ゼロ)に正体をさらすのを避けるため、9人はお互いをコードネームで呼びあうことになりました。
「0(ゼロ)」とは?
本作で9人を船に連れてきたのは、「0(ゼロ)」と名乗るガスマスクを付けた男。彼は一体何者なのか?何のために9人をこの場所へ連れてきたのか?そもそもなぜこの9人なのか?深まる謎の中、9人の中に「0(ゼロ)」が存在するのではないかという声が出てきます。「0(ゼロ)」の正体とは一体?残された時間の減少と共に、謎は深まります。
一人暮らしをしている主人公の淳平。帰宅し、異変に気づいたときには、既に「0(ゼロ)」が用意した罠が始まっていた。淳平はなぜ、船に連れてこられたのだろうか?
|
|
|
「0(ゼロ)」。その素顔はガスマスクに覆われ、測り知ることはできない。集められた9人の中に「0(ゼロ)」はいるのだろうか?疑心暗鬼に駆られながらも、船からの脱出のために協力せざるを得ない、微妙な心理戦が展開される。 |
「0(ゼロ)」によって用意された機器
本作では、「0(ゼロ)」と名乗る人物によって仕掛けられた“ノナリーゲーム”に勝ち抜き、船から脱出しなければなりません。今報では、ノナリーゲームに使われる各種機器について公開。極限状態の脱出劇を彩るアイテムの数々は、「0(ゼロ)」によって周到に用意されたものばかりです。
バングル
集められた9人は皆、催眠ガスにより眠らされた状態で船に連れてこられた。そして、目が覚めたときには、「0(ゼロ)」によってナンバーが表示された鋼鉄のバングルが嵌められていた。
バングルには時限起爆送信機が搭載されており、ノナリーゲームのルールに違反すると、ゼロによって呑まされた体内のカプセル型の小型爆弾が炸裂する仕組みになっている。
ちなみに9人にはそれぞれ9つの異なる数字が割り当てられている。そして、9人は「0(ゼロ)」に監視されている可能性があるため、互いをコードネームで呼び合うことになった。このバングルは「2」の数字を割り当てられたニルスのもの。
ナンバリング・ドア
9人が連れてこられた船内には、1〜9までの数字が書かれたドアが存在する。これが「ナンバリング・ドア」である。
9時間後に沈む船から脱出するには、「9」と書かれた扉を、ノナリーゲームのルールに従いくぐり抜けなければならない。ナンバリングドアを開けるため、敵か味方か判別つかないンバー達との心理戦が繰り広げられるのである。
REDとDEAD
RED |
DEAD |
ナンバリングドアには、必ずRED<Recognition Device>という認証装置が取り付けられている。扉を開くには、ノナリーゲームのルールに従い、数字根が扉に書かれた数字と同じになるメンバーがREDで認証を行う必要がある。
一方、DEADとは、<Deactivation Device>解除装置のこと。DEADはナンバリングドアの向こう側に設置されていて、バングルに仕込まれた時限起爆装置を停止させるときに使用する。
この時限装置は、ナンバリングドアを通過すると無条件で作動する。停止させるには、REDで認証を受けた者全員が、DEADで認証を行わなければならない。REDでの認証後何もしなければ、81秒後に爆発する。
REDで認証を受けていない者は、DEADで認証を行うことはできない。その人物がナンバリングドアを通過すれば、81秒後に間違いなく爆死することになる。
ナンバリングドアを前に繰り広げられる心理戦
扉を前にして、誰とその扉を通るのかという選択に迫られる。
|
ナンバリングドアを通ることができるのは、それぞれのバングルナンバーで作成できる数字根が扉の数字と同じになるメンバーとなります。それ以外の者が通ることはできません。主人公の淳平(バングルナンバー5)は、幼馴染みである紫(バングルナンバー6)と共に行動することを強く希望しますが、ナンバリング・ドアに書かれた数字によっては、絶対に彼女と一緒に行動できないという局面にも遭遇します。また、数字の組み合わせに複数の選択肢がある場合には、どの扉を通るのか、扉を通るメンバーに誰を選ぶのかについて、プレイヤーが決定するシチュエーションも出てきます。主人公の選択によって入る扉、人間関係そしてストーリーに至るまで、多彩に多様に変化していきます。
|
|
|
淳平が所持しているバングルナンバー表と、メニュー画面から使用できる計算機。バングルナンバー表には数字根の組み合わせが膨大に記載されているほか、計算機では数字の組み合わせにより即座に数字根を割り出すことができる。ゲーム中では、ユーザーが暗算によって都度数字根の計算をすることはなく、このような便利なアイテムによって、複数の組み合わせを即座に認識することができる。 |
|
淳平(5)と紫(6)は幼馴染み同士、ニルス(2)と四葉(4)は兄妹なので、行動を共にしたい気持ちが強い。ただ、扉の数字によっては必ずしも行動を共にできないこともある。そのとき、淳平の取る行動とは? 様々な局面で現れる選択肢により、物語や人間関係に変化が現れる。 |
密室設定画 最新画像を公開!
新たに密室の設定画を公開。今回公開する密室は、それ自体に複数の部屋を有しています。鍵を手に入れてもそれで終わりではありません。その鍵で開けることができる扉の向こうにある謎に更に挑戦し、最終的に密室から脱出するための謎に挑戦することになります。
“ノナリーゲーム”とは?
■ノナリーゲームとは
物語冒頭、姿なき犯人によって示される、生死をかけたゲーム。
■ノナリーゲームの前提
- この場所には、9人の人間が閉じこめられている
- 9人の手首には鋼鉄製の「バングル」が嵌められている
- バングルにはそれぞれ、以下の数字が示されている
- 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】
淳平たち9人の手首に嵌められた鋼鉄製の「バングル」。 |
数字が書かれた扉「ナンバリングドア」。既定条件をクリアしなければ通ることができない。 |
■ノナリーゲームのルール
※ルールに違反すると、バングルの起爆装置が作動し、爆死する。
- ゲームをクリアするためには、船内各所に存在する【数字が書かれた扉(ナンバリングドア)】を開け、その先へと進んでいかなければならない。
- 数字扉を開くには、各バングルナンバーを足した数の【数字根】が、扉に書かれた数字と同じである必要がある。
- 数字扉を開いた者のみが、その先へと進んでいけるが、【3人〜5人まで】という人数制限がある。
- 扉の先には脱出パートとなる部屋が存在している。思考パズルを駆使することで、その部屋を脱出し、先へ進む。
- 最後の数字扉に書かれているのは【9】である。そこがゴールだ。その扉を開けば、船から完全脱出することができる。
つまり、勝利条件は、3人〜5人で数字根が9となるパーティを組み、他のパーティよりも早くゴール【9の扉】にたどりつくことである。
■数字根とは?
9人のキャラクターのバングルに刻まれた数字を合計した数の、十の位と一の位を足した数。
(例)
- 12345の数字根は……1+2+3+4+5=15 → 1+5=【6】
- 56789の数字根は……5+6+7+8+9=35 → 3+5=【8】