Take-Two Interactive Japanは,同社が本日(11月11日)発売したクライムアクション
「Mafia II」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)について,ゲーム中のストーリー
第7章および第8章のあらすじを公開した。
本日めでたく発売となった,クライムアクション
「Mafia: The City of Lost Heaven」の続編「Mafia II」。発売前にも,
「こちら」(3・4章)と
「こちら」(5・6章)でストーリーの情報をお届けしているが,本日も新たに7・8章のあらすじが公開されている。
本作の7・8章では,まず本作の主人公ヴィト・スカレッタが刑務所からシャバへ復帰し,親友のジョーによってファルコーネファミリーへと誘われるシーンが描かれる。そしてその後プレイヤーは,“死体の処理”といったマフィアならではの泥臭い“仕事”を行いつつ,その間に降りかかってくる火の粉を払う,といったストーリーとアクションを楽しめるようだ。
クライムアクションとはいえ,本作はその重厚なストーリーが肝。下記に,大量のスクリーンショットと共にあらすじを引用しておくので,気になる人はぜひチェックしておいてほしい。
#####以下,リリースより#####
第7章 愛おしい思い出のF・ポテンツァに(エンパイアベイ、1951年4月10日)
レオの根回しでヴィドの刑期は4年近くが縮まり、1951年4月10日の今日、晴れて出所することができた。6年ぶりに見るシャバは、ヴィドにとってまったく新しい世界に着いたみたいな光景だった。
早速、親友であるジョーのアパートへ向かったヴィドは、ジョーの歓迎を受ける。現金と銃を受け取ったヴィドは、ジョーとともに新居となるアパートへ向かう。これはヴィドが予めジョーに頼んでおいたものだ。道中、ジョーはヴィドが刑務所にいる間にファルコーネファミリーの仕事をするようになった事を明かした。どうやら今夜、ヴィドをファミリーに紹介するつもりのようだ。
アパートに着いたヴィドは不動産屋からの説明もそこそこに内覧を済ませる。
ジョーから、今夜シャレた店へ行くので、スーツを買っておけと言われたヴィドは近所の服飾店でおあつらえ向きのスーツを調達する。
スーツを着込み、再びジョーのアパートを訪れたヴィドは、刑期中にジョーが知り合ったという友人「エディー・スカルパ」を紹介される。3人はエディーの車に乗り込み、オイスター・ベイにある「街一番の高級娼館」を目指す。道中エディーは、後で仕事があるから自分が飲み過ぎないように見張っていろと言っていたが・・・。
高級娼館で、エディーはヴィドにジョーとともにファミリーに入らないかと誘う。ヴィドは「ああ、もちろん興味あるさ!」と二つ返事で承諾するのだった。
娼婦とのお楽しみもそこそこに切り上げて、一向は店を後にするが、エディーの「仕事」が残っていた。それは車のトランクに積んである死体を始末することだった!酔っ払って使い物にならない二人の代わりに、腐敗が進んで異臭を放つ死体を天文台の森に埋めるヴィド。帰りはエディーの音痴な歌声を散々聴かされるわで、とんだ出所祝いになってしまった。二人をジョーのアパートまで送り届け、ヴィドは新居のアパートへと戻るのであった。
第8章 乱暴者 (アップタウン、1951年4月11日)
出所から一夜明けて次の日。ジョーは、マーティーとともにヴィドのアパートを訪れる。出所したばかりのヴィドとともに早速仕事をするためだ。一緒にいるマーティーはジョーの近所に住んでいるガキで、ジョーが小間使いとして使っている。マーティーの甲高い声で起こされたヴィドは、昨晩のことを愚痴りながらも仕事の話に乗る。トラックに積まれた大量のタバコを、いくつかの場所で売りさばくというものだ。ジョーとヴィドの二人は、トラックで最初の目的地リバーサイドへと向かう。
リバーサイドに到着した二人は、次々と現れるお客(警官まで!)に手際よくタバコを売り捌き、次の目的地ミルビルへ移動する。
移動中の車内でジョーから、マーティーが18才にもならないガキで、映画の見すぎでギャングに憧れていて、身近なジョーを手本にしていることを聞かされた。理由は違えど彼もまた危険な世界へ足を踏み入れようとしている。
ミルビルについた二人は、再び客にタバコを売り捌く作業に入る。しかし今度は、3台の車が現場に突入してきて不穏な空気が流れ始める。どうやらグリーサーどもが自分のシマで商売していることを怒っているみたいだ。グリーサーたちが火炎瓶でヴィド達のトラックを燃やすと、ジョーはお返しとばかりに相手のうちの一人を射殺する。二人はすぐさま、逃げるグリーサーたちを車で追いかけるが、追いつくことが出来なかった。一旦近くの公衆電話を探してエディーに電話する。エディーは、スティーブと合流してグリーサーたちを始末すること、そしてトラックに投資した$2,000を今すぐ返せと指示してきた。
グリーサーたちに思い知らせるため、二人はクレイジーホースへと向かう。現地ではスティーブと、そして手伝いとして呼ばれていたマーティーと合流する。ジョーはマーティーに危ない仕事はさせてこなかったが、スティーブはいつかは教えてやらないといけないだろと言って、マーティーも戦列に加えるつもりのようだ。
手始めにバーを破壊し、次に鋳造所に立てこもるグリーサーを始末した後、エディに返す$2,000を調達するため、鋳造所にあった車「スミス34ホットロッド」をデレクに売却することにした。
$2,000を調達することに成功したヴィドは、ジョーとエディが待つバー「ファルコン」へと向かう。エディに金を渡し難を逃れた二人は今日の仕事を終えて、家に帰ったのだった。